月別アーカイブ: 2013年2月

請求画面を削除する一方法

前回は「困ったときのアンインストール」で不必要なソフトの削除について述べました。今回は「システムの保護」と「システムの復元」について語ります。コンピュータの立ち上げ時にユーザーが指定したことを実行し、シャットダウンの前に決めておいた処理をしてくれればありがたいことです。この設定は専門知識があれば誰にでも可能です。この機能を悪用して、請求画面を消そうとシャットダウンしても、再起動した時に再び請求画面が表示されるように設定することが可能です。 不正な画面表示を消すには「スタートアップフォルダ」から該当プログラムを削除することで可能ですが、複雑な仕掛けが施されていれば不完全です。請求期限まであと何時間と表示される画面に長くパソコンを使っていれば誰もが一度は遭遇したことでしょう。この画面表示は「システムの復元」で取り消せます。「システムの復元」は本来、新しいアプリケーションをインストールした際に、アプリに重大な瑕疵がありクラッシュが起きた場合、システムの修復に利用されますがコンピュータ状態を変更前に戻す機能を持っているので、直前の正常状態の復元に応用できます。請求画面 システムの保護 クラッシュが起きる場合はセーフモードで立ち上げるなど、話が複雑になるので省きます。いつまでも消えない請求画面を削除するには、スタートメニュー-すべてのプログラム-アクセサリー-システムツール-システムの復元と指定し、直前のシステムを選んで再起動します。これで請求画面は削除されますが、直前にインストールしたアプリケーションも削除されます。最後にインストールしたアプリケーションを再インストールすれば元の状態に戻ります。自動復元怪しいサイトを閲覧したり、オペレーティングシステムの根幹に触れるソフト開発には、短い間隔で「システムの保護」を行わなければなりません。 「システムの保護」はWindowsアップデートやインストール作業では変更を加える直前状態を保存すべく自動で実行されるが、悪意のあるアプリケーションの実行ではバックアップされません。「システムの保護」と「システムの復元」」は専門知識を持った管理者に相談することが望ましいです。

困ったときのアンインストール

使いやすさを求めてパソコンを少しずつチューニングすると段々と、動作が重たくなります。レジストリをクリーンにするというソフトに付きまとわれ、レボアンインストーラを使ってそれを削除した顛末を以下に示します。 アンチウィルスソフトを起動し、スキャンを開始して「問題ありません」のメッセージを表示直後なのに、レジストリクリーナーが「コンピュータに感染ファイルが見つかりました」と表示するので削除することにしました。最近、簡単にアンインストールできないソフトが増えています。すべて実名を記述したいところですが、十分な検証時間がありませんので基本姿勢を示します。 プログラムを削除するにはコントロールパネル-プログラムと機能-アンインストールを使いますが、それだけではレジストリに残骸が残り不十分なものもあります。dangeraousレボアンインストーラ(revouninstaller.exe)を起動するとインストール済みプログラムが下図のように表示されます。 UnInstaller インストールされているプログラム名、コンポーネント名が表示されるので、機能を調査します。多数の情報を整理・評価して怪しいと判断したら、アイコンをクリックして削除します。この操作をすべてのプログラムに適用します。この方法でうざったいメッセージを駆除しました。無料だからといって無闇にダウンロードしてインストールするのは要注意と言えましょう。ダウンロードする前に検索して信頼度を確認することも大事です。

DVD・CDラベル印刷

コンピュータを購入し、インターネット検索やメールのやり取りをマスターされた方はユーチューブへの投稿など高度な利用へと進むことができます。動画や静止画像をスライドショーに仕上げてDVD・CDに焼き、誕生日や結婚の記念に贈り喜んでもらうことができます。そのサイズが700MB以下ならばCDに、それを超える場合はDVDに焼くことになります。書き込み用CDやDVDは4~5年前とくらべ格段に安くなっています。DVDドライブも今では書き込みサポートが当たり前です。CDラベル 書き込んだらラベルをパソコンショップや100円均一店で購入し印刷して貼ります。編集用ソフトが無料でダウンロードできるものを選びましょう。気をつけないとアップデード版がダウンロードできても、原本をダウンロードできないものがあります。このあたりはショップの係員も詳細は不明のようです。ダウンロードできないメーカーならば、Word,Excel,Visioで編集しましょう。文字位置は細かい調整ができませんので、テキストボックスの中に文字を書き込めば微調整できます。台紙のサイズはメーカーまちまちです。統一が望まれます。サポートの悪いメーカーにこだわらず消費者を大切にするメーカーを選びましょう。 蛇足ですが、わが国ではROM,CD,DVDに書く(Write)と言いますが英語圏では焼く(Burn)と言うようです。

Windows7にプログラム追加

Windows7にもともと備わっているプログラムを追加する方法はXPとは異なっています。コントロールパネルを起動してWindows Media Playerを追加する例を示します。 プログラム追加 スタート-コントロールパネル-プログラムと機能-Windowsの機能の有効化または無効化-メディア機能-+をクリックして下層を表示-Windows Media Playerにチェックマークを入れてOKをクリックして終了です。

庚申塔

最近、都内で庚申塔(こうしんとう)を見かけました。庚申塔は、庚申塚(こうしんづか)ともいい、中国より伝来した道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔のことであり、手が何本もあって一度に沢山のものを作れるから「福の神様」といわれて、道の辻や、寺社や墓地の入り口などによく置かれ、延命長寿にご利益あるといわれています。庚申塔  

街路樹の乱れ

散歩コースに桜樹の並木があります。桜は苗木で植樹されたと思われます。時がたち、苗木はやがて成長し根が張ってきてアスファルトを押し上げ、歩道を乱しています。散歩のみならずジョギングを妨げています。わが国の技術は細かいところまで気を配るところに特徴があります。街路樹の成長を制約せずに道路をも傷つけない最先端技術はないものだろうか。 桜

古きを訪ねる

更に服を重ね着する如月(きさらぎ)の初頭に、太陽を神格化した神を祀る皇大神宮と、衣食住の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮を訪ねました。伝統、格式を1300年もの間、連綿と継続するには並大抵の努力があったことでしょう。

江戸時代に約60年ごとに繰り返された「おかげ参り」について、鬱積した不満のはけ口として権力者側がけしかけたとする説がありましたが、現地のガイドさんもそのような説明をされていました。100%は信じがたいが概ね当たっていると思います。

伊勢3景

クレーンなどがまだない時代に巨木や巨石をどのようにして運んだのかと感心します。昔は人生50年と言われ、女性は20歳くらいで結婚したので1世代は20年と考えていたのでしょう。よって20年ごとに古くなった建物を建て替えるやり方は、的を射た方法と言えます。

地元に還元する、弱者を蹂躙しない、一人勝ちしないなどその施策は今に通じます。経済優先で木材よりは長持ちするプラスチックやコンクリートになり味気なくなりました。時流には逆らえませんが、手作り・ものづくりで精神面を受け継いでいきたい。