月別アーカイブ: 2014年4月

Windows7クリーンインストールその後

一般にOSのクリーンインストールを体験することは少ないでしょう。前回の投稿で述べましたが丸々3日間かかりました。USBデバイスのドライバをインストール中にブルースクリーンに陥るという思いがけないトラブルに見舞われたからです。 ブルースクリーン デバイスドライバ問題なく動作していたドライバがリセットされたので以前にインストールしたドライバのZIPファイルが見つからず、メーカーのサイトから最新版ドライバをインストールしたところ問題が起きました。ネットを検索すると同様な体験をしておられる方がいて、2か月前にリリースされたものが安定しているとの情報を発信されていました。 2か月前のドライバはメーカーのサイトから消えていて困っていると、先の発信者のサイトに入手先があり、事なきを得ました。 車を取り巻く様々な制度今回の重篤な体験で「ダウンロードしてインストールしたZIPファイルは必ず保管しておく」という教訓を得ました。一般論として、車などに較べてコンピューターは未成熟な製品であるということをつくづく思い知らされました。 クリーンインストールを完了させるには多くのハードルが待ち構えていましたが、肥満児がスリムになった感じでサクサク動作しています。

Windowsカスタムインストール

WindowsインストールWindows7を使い始めてすでに5年近くなってガタガタになりつつあり、WindowsXPのサポート終了を機にWindowsをクリーン(カスタム)インストールを試みました。ソフトを立ち上げるときの動作が重たく感じ、また画面が切り替わったのに直前のイメージが一部残るという障害が発生しているので思い切りました。このインストールはアップグレードでもないWindows7→Windows7で、ディスクをフォーマットしてから行う完全クリーンインストールの次に難解な部類のインストールです。通常ファイルは引き継がれますが、設定やProgram Files内のファイルや追加されたデバイスドライバは引き継がれません。 Windowsセットアップ再インストールのためのOS、ドライバ、アプリケーションのDVD、ライセンス認証のプロダクトキーがきちんと管理されていて、インストールのための専門知識が必須です。よってだいなしになることもままあり、十分な注意が必要です。車も2~3年ごとに車検があることを思えば清水の舞台から飛び降りた気分で決行しました。 詳細な手続きは<ぼくんちのTV別館>氏のWindows7のクリーンインストール手順まとめ(我流・覚書)に解説されています。この切り替えには3日間を充てていましたが、見積りどおり3日間を要しました。 クリーンインストールでは独自に追加したソフトは再インストールしなければなりません。インストール用DVDがあれば問題は小ですがオンライン購入したソフトは本体や認証番号が残ってない場合があります。くれぐれもご注意をお願いします。 やぶへびWindows 7のシステム管理者が知っておくべき10のコマンドなどを参考にしてなるべくならば、クリーンインストールを避ける算段をした方が望ましいと思われます。 最後に、Cドライブに以前のOSであるWindowsフォルダはWindows.oldにリネームされて残されます。管理ツール-ディスククリーンアップ-Ok-システムファイルのクリーンアップ-以前のWindowsのインストール-Ok-ファイルの削除でフォルダを削除できますが、このフォルダには更新前のProgram FilesとUsersフォルダがバックアップされて、住所録などが保存されているのでこのまま保持してください。 「藪をつついて蛇を出す」、「角を矯めて牛を殺す」ことのないようにバックアップをしっかりした後に自己責任の上、実行しましょう。

オンラインショッピングのサイトを構築する2

ローカルなテスト環境でオンラインショッピングを立ち上げた体験を記録します。小さなショッピングサイトを作るためXAMPP環境にEC-CUBEをインストールする手順を以下に示します。ECサイトを無料で立ち上げるツールは数多くあります。このたび採用したEC-CUBEは無料版から有料機能まで幅広く対応しています。 XAMPP環境はすでに立ち上がっているものとして進めます。以下の手順はXAMPPにEC-CUBEをインストールする手順を参考にしてまとめられています。  この記事はたいへん参考になりました。力不足で誤解したことなどを中心に説明します。 手順 EC-CUBEインストール1.XAMPP ControlPanelを管理者権限で起動し、ApacheとMySqlを起動しておきます。 つぎに 2.コントロールパネル-MySql-Adminと進み、データベース名ec-cubeを新規に作成します。照合順序の部分も上記の記事の通りにしました。名前は任意のもので良いのですが最初は案内書のままが無難です。 新規データベース SHOP3.XAMPPにEC-CUBEをインストールするためにC:\XSAMPP\htdocs下にサイト管理用フォルダ(今回はshop)を作成します。 4.作成したshopフォルダにEC-CUBEサイトからダウンロードしたdata、htmlの2フォルダをコピーします。 5.ブラウザのアドレス欄にhttp://localhost/shop/html/installを設定してEC-CUBEをインストールします。画面の案内メッセージに従ってインストールを進めます。ログインIDとパスワードをメモに残します。ログインIDは任意の名前、パスワードは4~50文字を設定します。パスワードは10文字を越すと管理画面にログインできなくなるなどさまざまな情報がとびかっていてずいぶん苦労しましたので、テスト版としてとりあえず数字の4桁にしてあります。ec-cube完了 DB名、DBユーザ、DBパスワードはphpMyAdminによるデータベースで設定した値を入力します。今回、管理画面のディレクトリ名はadminにしてあります。上記画面が現れたらインストール成功です。管理画面にログインするアドレスはhtdocs/shop/html/install/index.phpのはずですが、念のためメモに残しておきます。 管理者ログイン画面6.上記画面の管理画面にログインできますをクリックして、管理画面にログインします。右の画面に前項で設定した管理者用のログインIDとパスワードを入力してLOGINします。SITE  CHECKから消費者画面に移行します。 ユーザ画面 7.新規会員登録してテストします。実態に近い条件とするため複数の会員を登録するとログアウト、ログインを繰り返すことになります。上記画面の丸印内には会員メールアドレスパスワードを入力します。サイト管理者のものと勘違いにご注意ください。 8.サイトを管理します。サイト画面にログインするには「http://localhost/shop/html/admin/」を指定します。このログインができなくてアンインストールを2度、実行し3度目にサイトへのログインが叶いました。1、2度目はログイン方法に誤りがあり、フォルダー名をAdminでなくMonitorにしたり、パスワードも長いものを使っていました。これらがログイン失敗の原因と軽々しく決めつけられませんが、セキュリティなどは二の次にして3度目はすんなり管理者画面へのログインに漕ぎ着けることができました。 まとめ 今回はインストール後、管理者画面へのログインに何度もつまずいてこの解決に全力を傾注しました。成功の原因は怪しいと思われることはすべて避け、XAMPPにEC-CUBEをインストールする手順に示されたことを忠実に守ったことでしょうか。不確かなこともありますがとりあえずサイトの構築ができましたのでこれからは効果的な運営方法を模索します。

オンラインショッピングのサイトを構築する1

Eコマース(Electronic Commerce)とはコンピュータネットワークを用いて電子化された商取引のことを指し、EC電子商取引とも称されています。取引形態により数種に分類できますがそれに触れません。OnlineShopping ECの規模の小さな形としてオンラインショッピングがあり、お店がインターネット上のバーチャルショップ中に用意した商品を消費者は自宅にいながら、カタログに相当するウェブページを見て買い物をすることができます。支払い方法として、クレジットカードやコンビニでの払い込み、銀行振込み、着払いなどを利用します。 ここではインターネット上にお店を簡単に開く方法について語ります。オンラインショップサイトを構築するにはプラグインツールを採用します。究極のECサイトは予算を用意shoppingcartして独自に作り上げる方式が最適ですが、Base、Welcart、WP e-commerceなど有料、無料のツールが多く存在します。 今回、ECサイト専用パッケージ「EC-Cube」を使うことにし、まずはローカル環境でテストをするため、XAMPPにEC-CUBEをインストールする手順を検証します。次回から掲載していきます。

カスタムフィールドテンプレートを使う

このたび本屋さんで買った本や図書館で借りた本のレビュー用投稿ページを作成するために、WordPressプラグインツールカスタムフィールドテンプレートを使ってみました。PHPソースには変更を加えずショートコードを使う方式を採用しました。Custom Field Templateとはあらかじめ決めておいた入力項目を指定された通りに埋めていけば、自動的に編集されて投稿記事が完成されるものです。繰り返して利用する場合に便利です。カスタムフィールドテンプレートによる表示を以下に示します。 実例 [cft format=1] //////////////////////// ************************************ //////////////////// 解説 上記は、カスタムフィールドテンプレートによる表示です。作り方などを検証し 完成までの手順の幹の部分を以下に整理します。詳細な手順は多く方から発信されている情報に譲ります。 手順 1.XAMPPによるWordPressローカル環境を構築する XAMPP(ザンプ)によりWindows7上にWordPressローカル環境を構築します。確立中の技術を模索するためのWordPressテスト環境を作成します。WordPressローカル環境の構築を参考にしてください。 この項目はカスタムフィールドテンプレートを完璧に理解されていれば省略することができます。 2.カスタムフィールドテンプレートのプラグインツールをインストールする ダッシュボード-プラグインツール-新規追加と進み、プラグインツールCustom Field Templateをインストールして有効化します。 3.カスタムフィールドテンプレートを設定する ダッシュボード-設定と進むとカスタムフィールドテンプレートが現れるのでクリックします。すると「カスタムフィールドテンプレートオプション」が開きます。TEMPLATE #0 □ 無効というのはデフォルトです。ここに上書きもできますが残しておいてこれをお手本にしてTEMPLATE #1にテンプレートタイトルに適した名前、たとえば「レビューテンプレート」を入力します。次にテンプレートコンテンツに入力パラメータの仕様を入力します。今回は以下のように入力しました。 [タイトル] type = text size = 35 label = 本名 [画像] type = textarea rows = 6 cols = 90 mediaButton = true label = ← 一番左側のアイコンをクリックすると画像をアップロードできます [著者] type = text size = 35 label = 著者 [出版社] type = textsize = 35 label = 出版社 [本の価格] type = text size = 35 label = 本の価格 [概要] type = text size = 35 label = あらすじ [書評] type = text size = 35 label = ひとくち書評 [おもしろ度] type = text size = 35 label = 星の数 「オプションを更新」するを押下してTEMPLATE #1を作成し次に進みます。 同じ画面を下の方にスクロールしてCft-CftsearchのFORMAT #0を確認し、次のFORMAT #1を選択し、ショートコードフォーマットを設定します。今回は以下のように入力しました。 CftAndCftsearch 4.記事の設定 記事を作成するため、投稿-新規追加と指定し、ショートコードとして次の一行を入力します。cft format=の次にはTEMPLATE#1に定義したので1を指定します。 ショートコード 次にカスタムフィールドテンプレートを作成します。P1 p2所定のボックス内にすべてのデータを埋め込み最後に、保存キーを押して公開に進んで完了します。 検証 1.記事としてはたった一行のショートコードを作成するだけですので、記事作成の実態はカスタムフィールドテンプレートにデータを埋め込みます。 2.書籍画像の右にショートコードの一部(/>)が表示されます。消す方法にチャレンジしましたがまだ未解決です。実害がないのでとりあえずこのままにしておきます。 3.WordPressには多くのプラグインツールがそろっていてありがたいことです。この経験がプラグインツールの自作の一歩に繋がるような気がしてなりません。

松岩寺の春

松岩寺の春松岩寺山門海抜400m近い山あいの禅寺は春が訪れたばかりです。桜は三分咲きでその他多くの花が咲き乱れていました。桜の開花は緩慢で、満開はしばらく先のことでしょうか。高台にある境内から里の風景が一望できました。 ものづくりはものを実際に作ることから、今回のように観賞用作品づくりまで様々です。Windows Movie Makerによる動画をご覧ください。 説明文、解説文は一時停止してご覧ください。

春の妖精・かたくり

春の妖精姫カタクリ愛好会春の妖精とも呼ばれるカタクリの群生を鑑賞してきました。

カタクリはユリ科の多年草でかつて茎から取り出した澱粉を片栗粉として調理に利用していました。

カタクリは早春に咲き、平地なら既に見ごろは過ぎていますが、今回の探勝地は海抜がおよそ450mくらいで、これからが見ごろなのです。

桜は三分咲きといった感じでした。 20枚弱の写真をBGM付きでWindows Movie Makerの切り替え効果を入れながら、動画風にまとめてYouTubeに載せました。BMGは「フリーBMG DOVA-SYNDROME」の『幼い頃の思い出』を使わせていただいています。 YouTube投稿写真のURLアドレス

 

地元の新聞社やNHKが取材に見えてました。よもぎ餅、甘酒、豚汁などをふるまったり、土産品を販売する「緑の郷コミニュテイーセンター」は標高418mにあって、廃校になった小学校の駐車場はすぐ満杯になり、ほとんどが路上駐車です。車の往来は少なく広い道路で問題ないようです。

NHKローカル版ニュース『高萩で姫カタクリが見ごろ』に紹介されました。その内容は路駐車NHK NewsWebの起動ボタンを押して閲覧することができていましたが賞味期限があるようでリンクと画像を外しました。

カタクリはコミュニティーセンターから海抜30mほど高い山の中腹に群生していて、歩いて7~8分かかります。歩きにくい山道が整地されありがたいと思いましたが、途中で軽トラックとすれ違って物の運搬用に手を加えたようでした。

雨の日・曇りの日はカタクリの花は開かないそうです。4月いっぱいは咲いているのではないでしょうか。歩きやい靴でご来園をお待ちするとのことです。

WordPressローカル環境の構築

WordPressをローカル環境(自分のパソコン)にインストールすれば、記事を公開する前にさまざまな動作確認を行うことができます。これを実現するXAMPP環境の構築法は多くの資料がネット上にそろっています。 具体的に参照した資料は、「ソシム社発行、藤本壱著、『PHPによるWordPressカスタマイズブック3.x対応』のXAMPP for WindowsでWordPressを動かす」ですが、すんなり進まず問題点は以下のような点でした。 ・ポート80はすでに使用済みで使えない ・MySQLのパスワード不一致 ・WordPressはすでにインストールされている ・wp-config.phpファイルが見つかりません など多くのハードルが立ちはだかっていましたが、先人の解決策を参考にしてテスト環境の構築に成功しました。 DeveloperLife2 上記は最初の記事です。XAMPP ControlPanelを起動しApache、MySQLモジュールをスタートさせておけば、レンタルサーバー上にインターネットを介して動作しているかのような振る舞いを実感することができました。WordPressを最新バージョンにアップデート、プラグインツールを有効化した後、LANケーブルを抜いて動作することも確認しました。すでにレンタルサーバー上でWordPressが運用中であるので、ローカル環境のサイトタイトル、ユーザー名、パスワードは別のものにしました。この環境でプラグインソフトを開発する予定です。WordpressFile インストールしたWordPressのバージョンは3.8.2で上記のフォルダに格納されており、ローカル環境のワードプレスは次のアドレスで起動します。 http://localhost/wordpress/ メニュー、ウィジェット、固定ページを追加し、記事を新たに投稿したサイトマップ画面を以下に示します。一段とブログらしくなってきました。 先駆者のブログ

礼儀・常識は変化します

かつては通信手段として、手紙ハガキが主流でした。ハガキが5円で手紙は10円という時期が長く続いていました。手紙の場合、便箋1枚で用お作法が足りても空白の用紙を1枚加えて最低でも2ページにして送るというのが礼儀とされていましたが、最近、この礼儀は廃れたように感じます。資源の無駄使いに厳しくなっているのでしょうか。

ハガキABC

返信用のハガキにあらかじめ、こちらの住所を書き込んで先方に渡す場合、敬称はC案の「様」でなくA案の「行」にするのがマナーです。この論拠は自分に敬称をつけるのはおかしいという発想ですがそろそろ、普通に「様」にする時期のように考えます。

受け取った側に取り消し線を引かせて「様」と追記させることの方が失礼にあたるのではないでしょうか。 江戸しぐさ相手に煩わしさを与えたくないと思いつつも、評価の定まっていない常識を先頭切って実行できない場合はB案を推奨します。B案なら相手の手間も省け、礼儀知らずと評価されることもありません。

旧聞に属する話ですが「秋山ちえ子の談話室」で同じ意見を聞き、我が意を得たりと膝をたたきました。奥深い江戸しぐさについていつか語るつもりです。

将棋電王戦5番勝負

角行人間とコンピュータが対戦する将棋電王戦5番勝負は1試合を残し、今年もプロ側の負け越しになりました。コンピュータの処理能力が年々、向上するのに加えてソフトウェアの技術が進歩したからでしょう。 この戦いは同じ将棋とは言いながら、レスリングとボクシングの対戦のような気がして、多少の違和感を醸し出しています。将振り駒棋というゲームは助言無用です。これからはトイレに行くふりをしてコンピュータに相談する輩が増えるのではないだろうか。将棋大会の会場に入る前に荷物検内藤のカンタン詰将棋査、身体検査が厳重化することになるでしょう。 いっそのこと、何でもありの大会出現を望みます。笑い話ですが、始まったばかりなのに「100手先を読んで負けと気づいたので投了します」などの出来事が発生するかも知れません。スポンサーが現れるかどうかは分かりませんが、コンピュータとプロ棋士のトップ同士が名人戦・名コン戦として雌雄を決すれば最高に盛り上がることでしょう。