月別アーカイブ: 2014年4月

失うものと得るもの

人間、得るものがあれば、大抵、失うものがあります。それらを勘案して、人々の高度の合意形成ともいうべきコンセンサスが得られれば政策が実行されます。開発と自然保護の両立は難しいです。ガードレール付き通学路の確保には森を失うことになります。改善・改革道路拡幅から目を背け、従来からのやり方を単に踏襲していれば波風が立ちませんが、時代から取り残されて臍を噛むことになります。自然崩壊は残念ですが、「持続可能(サステナブル)社会」の実現は簡単ではありません。少子化を反映して『学童の安全のため』のように学童という言葉には誰もが勝てないのではないでしょうか。確保された空間

隣の街から春の便り

katakuriflower隣の街から『姫カタクリの郷』開園のお知らせという春の便りが届きました。表は見たような筆跡片栗の句で実は一年前に書いた自分のものでした。観光地の自治体が地域おこしの一環としてハガキを提供し住所・氏名を明記すれば翌年、片栗の花の見頃にお便りをお届けするというご案内でした。

カタクリは春の妖精春の女王とも呼ばれよく歌に詠まれる花です。俳句や和歌の題材にはうってつけです。万葉集にも登場し、花言葉は嫉妬・初恋・情熱です。