月別アーカイブ: 2017年2月

栄枯盛衰

不老長寿

比類なき権力を手に入れると、次はそれを未来永劫に継続したいと権力者は考えます。そのため、莫大な資金を投入して不老長寿の薬を追い求めるとされています。ここまでくれば無いものねだりも極まった感じで、人間社会はよくできています。権力の頂点に立った太閤殿下もかなわなかった願いです。

世の流れ

時の移ろいを眺めると千変万化です。インターネットが隆盛を極め、ネットショップを運営していた会社が、プロ野球球団を持つまで急成長しています。かつてプロ野球球団を持つ会社を挙げるならば、映画会社、鉄道会社、新聞社、不動産会社、食品会社などでしたが、今ではゲーム会社、IT企業、食品などが多いです。

一言でいえば、勢いのある会社です。50年ほど前には、流通企業経営者が新興勢力として日本経済を引っ張り始めたころ、老舗の鉄鋼関連企業のお偉いさんに冷やかされていたことを記憶しています。

ラグビーでならした会社も往年の勢いを無くし、スーパーの王者は代変わりに難があったのか会社名も変ったようです。栄枯盛衰とは言いますが無常を感じます。

巨象の行く末

駅前シャッター通りなどと言われ始めてから、数十年がたちました。衰退は緩やかに到来するものであり、切り替えのチャンスはあるのですが、それを断行することは至難です。誰もが一時の不振と考えます。うすうす気づいても、気付かなかったことにして、次の責任者に引き継がせようとします。粉飾決算の誘惑を払いのけるのは難しいのでしょう。

掛け声倒れ

勇ましい掛け声は怪しいです。コンプライアンスも形無しでしょう。第三者委員会、公認会計士、監査機関などへの経費は誰が払うのだろうか。大抵は依頼した側が払い、多くの場合、依頼された側は依頼者の意を斟酌して汲み上げます。

制度の見直し

少し前までは、公益と私益の境があいまいで大概のことは許されていて、グレーゾーンは力を持つ勢力に傾きがちでしたが、成熟した社会では順法精神が尊ばれます。人口の漸減、製品寿命などを考えてそろそろ、制度の見直しが迫られているのでしょうか。

 

風が吹くと桶屋が儲かる

濃密な因果関係

春先は強い風が吹きます。古典的な風にまつわる小咄を一つ。

風が吹くと砂塵を巻き上げます。砂が目に入って眼病になり、今までの仕事がしにくくなります。生計を立てるため、音曲の道に進みます。

三味線を習うことにします。三味線の需要が増え、三味線の皮になる猫を捕まえます。天敵の猫が少なくなってネズミが増えます。

するとネズミがやたら桶をかじって桶が飛ぶように売れて品薄になって桶屋が儲かります。濃密な因果関係と言えましょう。

テレワーク時代

テレワークとは

テレワークとは、定まったオフィスなどに通うことなく、情報通信技術を活用して、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を指します。

インターネットが自在にサービス・サポートされる時代に、在宅で子育てをしながらあるいは親の介護をしながら、遠隔地にて様々な業務を遂行できる時代になったことを喜んでいます。

仕事には、相手と対面し折衝しながら応対する業務と、開発・考案などの業務はいっときの打ち合わせを経過すれば、長期間にわたって人との折衝を要しないものも存在します。

多様な働き方

明治維新を経過して、すでに150年近くになっても260年を超える江戸時代の幕藩体制がいまだに色濃く残っていると言えるでしょう。江戸時代の雇用は藩主と家臣間の永続的な契約であり、世襲制が基本でした。

現代における「コネ」採用は世襲制に似ています。コネは安定した仕組みであり、現状維持を金科玉条にする当局者には都合の良い制度ですがトップを目指すには軟弱です。

組織内の若人もいずれ老齢化するので、本能的に納得しているものと思われます。国際情勢が複雑化する今日、閉塞感の蔓延が心配です。

高度な技能・技術・知識

長時間労働は問題が多過ぎます。利益を上げるために時間を長くしなければならないときもあります。この場合でも、単純な下請けからの脱出を考えて将来を見据えることが大切です。

師範学校で学び、教育は大切と子供に言い聞かせていた母親が、実は若くして奉公に出て、広大な屋敷の便所掃除に明け暮れる日々を過ごしていたというファミリーヒストリー番組を見ました。

その母親の実態は、手に職を付けるべく奉公先の女将さんからもらったおやつなどを食べずに貯めておいて、先輩へのみやげにして、着物の仕立てを学び自立への道を拓いたそうです。長時間労働から脱するには、高いスキルを身に付けることが肝要と思われます。

テレワークと投資

テレワークのスタイルで働く人々をテレワーカーと呼びますが、働き方が現代風とマスコミに取り上げられる割りに、高い収入を得ている人は非常に少ないと言われています。通勤時間がないとはいえ、結果的に時給96円で主たる実績を上げられないことは気の毒です。

そこには、誰でもができるような仕事しか残っていない現実があるのです。

諸説ありますが、江戸時代の大工職人の平均年収は今の800万円ほどと言われています。傘張り浪人の内職に較べればかなり高額です。

一生研鑽を要する業務に対して、わずかな研修で身に付く仕事は競争上、弱いです。

高い能力を身に付けるのは、簡単ではありません。至言のひとつ、先代若乃花の『人間、辛抱だ!』、『土俵には銭が落ちている』を挙げます。

今は初心者でも好きな事、長続きすることを見つけて熟練者になられることをお祈りします。

マラソン競争たけなわ

厳寒

厳寒期には、駅伝競走やマラソン競争が毎日曜ごとに開催されます。国際マラソン大会で日本人の優勝は久しくなかったようですが、最近、ポツリポツリと出てきて喜ばしいことです。

昨年は、ストリートビューでマラソンコースをコマ落としでたどるハイパーラプスの開発に情熱を注いでいましたが、今年は一休みしています。

末尾にサンプルコードを挙げました。処理の終了はシンプルな方法を採用していますが、音楽のendedイベントを用いればもっとスマートになるでしょう。

冬景色と著作権満了の童謡

厳寒!《庭の千草》原曲はアイルランド民謡、歌詞は著作権保護期間が満了 ©2017,TacM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プログラムコード

<head>
<script type="text/javascript" charset="Shift_JIS">
var w=128;
var shout = new Audio();                        // AUDIOオブジェクト,音声をロード
shout.src = "https://aidesign.lolipop.jp/wp-content/uploads/2014/09/niwanochigusa.mp3";
shout.play();                                   // BGMスタート

function start(){
	document.gazo.width = ++w;
	document.gazo.height = 3 * w / 4;
	if(w<680)	setTimeout("start()", 90);      // 横幅で終了
}
</script>
<body onLoad="start()"><span style="font-size:14px;color:magenta">
厳寒!《庭の千草》原曲はアイルランド民謡、歌詞は著作権保護期間が満了 &copy;2017,TacM</span>
</body>
<div id="post_title" width: 1024px; height: 768px; style="position:absolute;left:4; border:1px solid blue;">
<img src="https://aidesign.lolipop.jp/wp-content/uploads/2017/02/Namikimichi.jpg" width="128" height="96" name="gazo">
</div>
</html>

 

はいチーズ

新しいことへ挑戦

新しいことに挑戦することは楽しいです。モノは経年変化、消耗などいつかは終わりが来ます。そのぶん、新しいことに挑戦する人がいないとこの世は終わります。

むかし、「開けゴマ」という寓話がありました。恐らく、幻灯で見た「アリババと40人の盗賊」に現れたように記憶しています。

今は博物館にいかないと見られないものですが、幻灯機が60年前にはありました。視聴覚教育という言葉がない頃、夏休み、公民館で紙芝居を映像化したような幻灯機で童話をみる習慣がありました。

図は骨董商の買い取り案内です。今は製造販売が中止されていることから、お値打ちものと言えるでしょう。

はいチーズ

著名な景勝地は外国人観光客で埋め尽くされています。そこには自撮り棒でスマホにより写真を撮る姿を多く見ることができます。かつては三脚にカメラをセットして自動シャッターで撮ったものです。

スマホでは、「はいチーズ」、「撮ります」、「よそ行きの顔」などの発声に反応し、自動的に写真を撮影するアプリケーションがすでに発売されています。ここでは発声を動作に代えた《身振りシャッター》なるアプリを作成するアイデアについて述べることにします。

身振りシャッター

身振りシャッターはJavaScriptで作ることができます。三脚に設置されたスマホが「並んで!」というしぐさをした人物をとらえると「早く並んでください」と呼びかけます。

「皆さん、よろしいでしょうか!」、「撮るよー」、「撮影準備」、「よういできましたか」などの案内メッセージを流し続けているとき、『よういドン!』のような身振りを認識すると「ワンツースリー」、「3秒後にシャッターが押されます」などのメッセージが流れた後、撮影終了になるアプリケーションです。

作り方

アイデアが固まって開発に入るところです。

主な処理
発声
画像認識
動画中継
撮影
保存

 

わかりやすい表現

ポンチ絵

書類は自分のメモとして記録する以外に、他人に訴えるために作成します。若かりし頃、見やすく正確であれば十分と考え、先輩からポンチ絵を織り交ぜて表現するとなお、引き立つと言われたが、そんなの関係ないと思ったものです。

プログラミング

先人のプログラムコードに触れることがありますが、コードを見ればその人の力量が分かると言われています。力のある人は解りやすさを考慮し、メンテナンスまでを頭に置きながらプログラミングします。ただ動作すればよいと考えて作られたプログラムコードは味気ないです。

自戒を込めて認めますが、今、考えていることが将来というより次の日に、その理由が分からなくなることがあります。ほとんどの人はそのとき、わずかな投資をして将来に備えることをサボりたがります。

DIV要素を使ってみる

htmlのDIV要素でひとつの画面を分割して多彩に表現できます。横並びにしたり、ブロックを入れ子にして関連性を明確にすることができます。それにはDIV要素を使います。要素(タグ)のほとんどは始まりと終わりで囲まれています。div~/divで挟まれたdivブロックがその役割を担います。

div要素は閉じるための/divを必要とするので、対応する始まりと終わりが明確になると理解しやすいコードになります。

大文字と小文字を利用する

div要素にはid属性やname属性を使って、後でデータを更新する以外に、名づけに意味を持たせて内容を説明することができます。要素名に用いるアルファベットは大文字、小文字を区別しません。DIVにおいて、大文字と小文字を混在させると8種の異なる表現ができます。

番号 表示文字 コメント
DIV  /DIV 準標準
DIv  /DIv 使用可
DiV  /DiV 使用可
Div  /Div 使用可
dIV  /dIV 使用可
dIv  /dIv 使用可
diV  /diV 使用可
div  /div 標準

この特徴を活かして、ブロックが明確になるような使い方を以下に掲げます。ブロック内では同一スペルにします。

使用例


<div id="area-D" style="float:left; width:330px; height:160px; border:1px solid pink;">領域-D
<DIV id="area-A" style="position:absolute; top:30; width:320px; height:90px; border:1px solid orange;">領域-A</DIV>
<DiV id="area-C" style="position:absolute; top:130; width:320px; height:20px; border:1px solid red;">左側の領域-C</DiV>
</div>
<DIv id="area-B" style="float:left; width:320px; height:160px; border:2px solid green;">右側の領域-B</DIv>

さいごに

今回、まとめた内容は私見です。自分でも時が経って考えが変わるかも知れません。複雑な画面構成の定義には、しばらく使うことにしています。

 

プログラミングの楽しさ

プログラミングの楽しさを列挙

prg 自分の新しいアイデアを形にできる
ちょっとでも動作すると自信になる
世の人のために役立っていると感じる
ものづくりの達成感が得られる
ノウハウが蓄積される充実を体感
自分の素質や能力が実現する喜び
世界に向けて情報発信力が強化される

HTMLのコード

<html>
<div  align="center" style="width:890; height:480; border:0px solid blue;">
<img src="https://aidesign.lolipop.jp/wp-content/uploads/2017/02/ProgTanoshisa.png" width="890" height="270" alt="prg">
<span style="font-size:20px; color:darkmagenta;">
自分の新しいアイデアを形にできる<BR>
ちょっとでも動作すると自信になる<BR>
世の人のために役立っていると感じる<BR>
ものづくりの達成感が得られる<BR>
ノウハウが蓄積される充実を体感<BR>
自分の素質や能力が実現する喜び<BR>
世界に向けて情報発信力が強化される<BR>
</span>
</div>
</html>