月別アーカイブ: 2017年12月

酉年のおわりに

十年一日

世の中が激変しているのに十年一日のごとく、変わりのないものがたくさんあります。行政改革は手あかのついた古びた言葉になり、身を切る覚悟も掛け声だけで元の木阿弥です。2018年度当初予算が閣議決定されましたが、総額で約98兆円もの巨額ながら1/3を超える借金で賄われます。

緊急避難策

誰にでも手元不如意(てもとふきょい)《家計が苦しく金がないこと》の経験はあり、親元などから援助を受けたりした経験があることでしょう。これが常態化して暮らしぶりを顧みないと世間を狭くします。短期間とは言わず、ほどほどの期間で回復の見込みがある場合に借金してでも従来の生活レベルを維持するのが一般です。1/3以上を借金に頼るのは緊急避難策とは言えません。

奢侈禁止令(しゃしきんしれい)

贅沢はならんというお触れが出て、庶民は絹などの贅沢品を身にまとうことを禁じる法令が出された時代がありました。これはなぜかよくわかりません。今の政府のやり方は当面、借金で国を動かし次の世代がその借金を穴埋めしていくこととは違うような気がします。贅沢する余裕があるのなら、そのお金を国のために寄付しなさいというのならば、納得はできないが理解できます。

難しいかじ取りが迫られている

報道機関の常套句ではありませんが、「難しいかじ取りが迫られている」時期ではないでしょうか。独裁国家がなくなれば、誰もが住みやすい国が実現すると思いきや、群雄割拠の状態になり戦国時代に逆戻りになっている地方があります。国の内外を問わず、他人、他国のことを思いやる余裕がなくなってきつつあります。

選挙のとき、全世代の幸福を目指すとのセールスポイントは実現不可能です。どこかを削ってその予算を別のところに振り向けるしかないと思われます。戌年はそこそこに活気ある年でありますようにお祈りします。

 

誰にでも開かれた門をくぐる

好きな職業で飯を食う

他人の足を引っ張るのは好みではありません。情に掉させば流されるは草枕の一節ですが、時の流れに掉さしても止めようがありません。読み書きそろばんは江戸時代の寺子屋のキャッチコピーでした。

今ではプロ野球選手・ユーチューバー・将棋棋士でしょうか。

「兄貴たちはそのほどの頭ではないので東大に入ったが、私は超難関競争を突破して棋士になった」と豪語した後に将棋連盟会長まで登りつめた米長邦雄氏がおりました。好きなことを職業にして成功を収めることは最高の人生でしょう。

選択肢を広げるために

文部科学省は小学校において2020年度から、プログラミング教育の必修化を決定しました。背景にはWebエンジニアをはじめとするIT技術者の育成が迫られています。

将来、就職に有利になりそうだから鉢巻を締めてプログラミングを習得するというよりも、少しでも選択肢を広げるために若いうちから様々な物事に興味を示すことは良いことではないでしょうか。

近隣諸国の追い上げで日本のIT技術は先頭を走っているとはとてもいいがたいです。日本も欧米の技術をひたすら真似て最先端を走ることを経験してきました。

社会の成熟や賃金の高騰もあって、ものづくりにおいてはおしなべて苦戦しています。ここに至り、考える能力を養うことの大切さを身に染みているのではないでしょうか。

キンドル本の出版

このような世相に一石を投じることができるかどうかわかりませんがAmazonDirectからJavaScriptのプログラミング解説書(キンドル本)《動作させながらゼロから学べるJavaScript》を出版しました。キンドル、スマホ、Kindle for PC(Windows, MAC、無料でダウンロード)で読むことができます。

サンプルコードを動作させながらJavaScriptプログラミングを少しずつマスターし、小変更を繰り返しながら自分のプログラム財産を膨らませて楽しむことを目指すことがねらいです。

言語の文法の説明は一切、ありません。ただ、ひたすらサンプルコードを動作させてその結果からプログラミングを習得します。

動作させる→マスターする→オリジナル作品に進むという目論見です。

裏付けのない単なる理想は掛け声倒れになります。そこに楽しさがないと長続きはしません。プログラミングの習得には『楽しさ』があってこそ長続きするものです。

あみだくじ、今日の運勢、動物絵合わせゲーム、お楽しみ福引きなどの例題を採用してふんだんに遊び心を入れています。

アルキメデスの螺旋 打ち上げ©TacM,2018 Ver0.04

 

上の図は掲載したサンプルコードの一つで、打ち上げをクリックするとアルキメデスらせん形の蚊取り線香が燃え尽き火が導火線に燃え移り、やがて大音響とともに花火が打ち上がります。JavaScriptコード74行で実現しています。

以前にも申し上げましたが、これからは自宅やスモールオフィスにおける働き方(SOHO、フリーランスなど)が一段と増える傾向にありますが、高いスキルを身に付けないと結局は長時間労働になります。本書の後方、少し高度な技や発展途上の作品までお読みいただくと、高度化プログラミングへの道が開かれるように配慮されています。

本ブログでソースコードの公開を一部、制限したのはまとめて本として刊行するのが理由でした。ソースコードの入手を考えたことがある方々には「アマゾンストア」を閲覧してください。

紙の出版から電子出版へ

新聞、テレビ、出版社などはひところに較べて売上高はいかがなものでしょうか。今でも新聞の折り込み広告で3連休直前などは大量のチラシが入りますがそれ以外は少ないです。

商業出版として何冊かの本は町の書店に並んだことがあります。「主婦の友社」がTSUTAYAグループに買収されたり、紙の出版は右肩下がりでしょうか。「捨てる神あれば拾う神あり」で電子出版は誰でも出版することができます。

ブレイクして書店に並ぶまで進むかどうかは保証の限りではありませんが、誰にでも門戸が開かれているのは確たる事実です。意欲のある方はぜひ挑戦されてはいかがでしょう。

QRコードの方向性

QRコードの探求

バーコードやQRコードは傾いていても読み取れることが一大特長です。読み取るためのアルゴリズムやプログラミングコードなどは恐らく公開されているのではないでしょうか。

QRコードは右図のように3個の升があるのでそれが方向を検知する目安になっているようです。4個でないのがみそです。4個では90度回転させたら元に戻って意味をなさないでしょう。

チェックサムとは

チェックサムとは読み取りの信頼性を確保するための冗長なデータのことです。例えば、バーコードに8桁の数字が印刷されている場合、最後の8桁目はチェックディジットと呼ばれる誤り検出用の数字になります。

多くは7桁の数字を加算し、あふれを無視して一の位の数字を当てます。読み取り側も同様の計算を行い最後の桁の数値に一致するかどうかを確認して読み取りに誤りがあるかどうかを判断しています。

両者が一致すれは誤りはなかったとみなされます。一致していても100%正しいとは言い切れません。複数個所で検出ミスが起き、相殺されてチェックサム値が正常値に等しくなることがないわけではありません。一致しながら読み込みエラーになる確率は極めて低いです。検索すれば論文や詳細な解説記事を発見することができるでしょう。

 移動させる意味

スーパーのレジでキャッシャーが商品をスキャナーにかざして移動させます。そこには大きな意味がありそうです。

QRコードを回転させ、いつも同じ検出位置で読み取ると回転角によって読み取れないという現象に突き当たりました。

貴船神社のQRコード付きITおみくじ

右上図のように検出位置を一方向にずらすと読み込めるようになりました。レジで支払いを済ませているとき、読み取り完了を知らせる音が鳴るまで何度も挑戦している様に出会います。理論的なことはわかりませんが、ひとつの検出方向にたいして検出可能範囲が必ず存在しているようです。

検証

読み取るための関数は公開されています。回転させたり、検出位置を変えるにもプログラミングして確実な再現性のもとに検出結果を整理したいものです。

 

QRコード事始め

QRコードへの深入り

今更、QRコードでもないのですが、最近、QRコードを追いかけています。QRコードは日本の(株)デンソーウェーブが考案し特許権を所有しています。

各国に普及し業界をリードしています。規格化された技術に対し、使用者にはロイヤリティーを払うことなく自由な利用を許可しています。

バーコードリーダーが一次元であるのに対して、QRコードは横方向に加えて縦方向への広がりをもつ二次元データを扱うのでより多くの情報を扱うことができます。

右上の画像をクリックすると「QRコードをパソコンで読み取る」サイトにジャンプします。

QR画像が必要になるのであらかじめ、図上を右クリックしメニューから「名前を付けて画像を保存」を指定して画像ファイルを確保しておきます。

研究の動機

blogos.comより

何度も語り継いできましたが、世界的には野球よりもサッカーが盛んな理由は初期投資が少ないからと言われています。QRコードを取り扱うにも同様のことが言えます。

するどいアイデアであっと驚く利用法が生まれるかも知れません。研究のための資金は小さいです。今どきのスマホでQRコードの読み取りは一般化しています。

allabout.co.jpより引用

文字列をQRコードに変換(エンコード)したり、逆にQRコード画像から文字列に変換(デコード)するサービスサイトがたくさん、存在します。

それを後追いするのはちょいと時代遅れと言えましょう。当サイトでは翩翩(へんぺん)な活用法を模索したいと考えています。

秘かな楽しみ

今は世事の雑事に追われ、思うような成果を上げることができません。彼方立てれば此方が立たぬです

QRコードをめぐる開発環境は整っています。使用が許可されているうえに、QRコードを処理するAPIソフトがふんだんにGITHUBから公開されています。

この辺りは、世の人々が温泉旅行、海外旅行と大判振舞いをしているときの秘かな楽しみとして残しておきます。

時の流れに身を置く

有為転変

時の流れは留まることがありません。昨日までもてはやされたことが意味を持たなくなることもあります。世界第4位に誇るスーパーコンピューターを開発しても助成金詐取の手口はオーソドックスのようです。

SNSで安易に他人を信用し、家族を悲しませた事件の報道も相撲界の事件にかすんで話題から遠ざかりました。最先端技術や文化は光と影が付きまとうもので、有意性と危険がいつも同居しています。

つい最近、匿名をよいことに、個人的なトラブルをツイッターで知人を誹謗中傷し、飲食店を閉店に追い込み30万円の罰金刑を言い渡された市会議員がいました。SNSの利用法を誤った身近な例でした。

適切な対応

携帯電話やスマートフォンが使われ始めてそれほどの時間が経っていません。

かつては、家族に知られずに特定の人から電話連絡を受けることは難しく、そのため家族から孤立することは少ない状況にありました。

年端もいかない若者は、年長者からのアドバイスや押さえつけで事なきを得ていました。

今は急激な社会変化ですべてにわたって適切な対応は困難です。目先の対応で精いっぱいです。ではどうすればよいのだろうか。

根本を抑える

延暦寺根本中堂

大学入試において、脱暗記が図られ考える能力が試されるように変わりつつあるようです。今までこうやりなさいという風潮が強かったものが、それを自ら判断できる力を養う政策に変わります。

複雑多岐な世の中で、この場合はこうするといちいちマニュアル化することは無理です。基本を理解して適切な行動を自ら実行してくださいという方針に変わっていくのでしょうか。

ものづくりの一端

10年後になくなる職業などの評論があります。いつの世もこの繰り返しであったことでしょう。

昔ながらの古いものに愛着を感じて市中やネットを探しても扱われなくなって久しいものがわんさかと存在します。

多くの人々がもたれあって生きているので、ないものはあきらめるほかないでしょう。それでも帽子や収納かごなどは手づくりすることができるので、ある程度の主張を貫くことが可能です。当ブログはその思いから継続されています。

自分で作る喜び

短歌や俳句に親しんだり、うたを歌い楽器演奏に興じる人は多いです。独唱・独奏もいいですが多くの人のハーモニーからなる合唱・合奏には大きな感動があります。しかし、足が不自由だったり、時間が取れない人には個人的な趣味がふさわしいです。

自分で作る喜びは格別です。同好の士に評価してもらい研鑽を重ねたいものです。