日別アーカイブ: 2018-01-30

新しい暮らし方

新しい言葉の多用

生産性革命人づくり革命働き方改革の言葉が躍っています。かつては革命などという言葉は革新勢力が使うのが一般的でしたが、このごろは保守の本家本元の旗振りにより高らかに響き渡っています。

これらの積極的な行動が若い世代から評価され、世論調査では高い支持率に表れているようです。

古典的な革新勢力に元気がない、魅力的な人材が集まらない、仲間割れで足の引っ張り合い、守旧派には知恵者がそろっている、分け合えるパイを持っている、勉強熱心な人材がいるということが言えるかも知れません。

働き方が見直されて、古い大勢から脱却して改革に着手された業界、会社では長時間労働から解放され自由に振舞える時間が増えています。

多様な価値観

昔、大昔は『一つのことに秀(ひい)でていれば万事に通ず』、『一芸は百芸に通ず』などと喧伝されました。

一つのことが名人クラスになれば、他のことは大目に見てもらえるという余裕があったように思います。

民主化以前に、剣の達人ならば身なり服装に関わらず尊敬されたことでしょう。

ところが今では巨匠、千両役者、大家(たいか)といえども不潔・粗野・慮外な人は評価されにくいです。

一方、イケメンで主役を張っている俳優が料理もうまく話し上手だったり、雄弁なアナウンサーが気象予報士の資格を持っていたり、一芸だけではアピール度がイマイチの時代が到来しているのだろうか。

時間に余裕が出てくると多様な価値観が認められやすくなります。

新しい生き方

ひたすら、ひたむきに、脇目も振らずなどそのことだけ一心には、もう評価されないのだろうか。評価されないことはないでしょうがなにか時流に乗ってない気がします。それだけ、世の中が複雑多岐になってきてもっと総合的な、より最適解に近いものが求められているのでしょう。

長時間労働は短期間の緊急避難策であるべきです。店じまいセールを長期間にわたって営業したら笑いものです。いつまでも、「赤信号みんなで渡れば怖くない!」は通用しません。

時間に余裕ができたら、専門外の分野に心を砕くのもいいのではないでしょうか。自分にないものを持っている人との交流は得るものが多いと言われています。Javascriptの世界もなかなかのものですよ!

お山の大将は所詮、狭い領域の事柄です。『たかが井の中の蛙、されど空の高さを知り、やがて大海を知る』になりたいものです。