日別アーカイブ: 2019-12-12

連綿と受け継ぐべき技術

手抜き工事

マンション施工で手抜き工事が発覚して建て直しのニュースが流れたことがあります。マンションの壁の中までは専門家でなければ評価が難しいです。

しかしながら長年暮らしていくうちに瑕疵が浮き彫りになります。発覚した時には経営者が変わっていることが多くその責任はうやむやになることがありました。この辺りはこれから整備されていくものと思われます。

散歩コースに雨上がりに滑りやすい箇所があり写真に納めました。ここは近年、簡易舗装から本格舗装に変わった所ですが片側にU字溝があるのに高低差に施工ミスがあり雨の日には水溜りができました。雨降り直後は流れ着いた粘り気のある土を踏むと転ぶことがあります。

駅にまだ自動改札が未導入の頃、高架駅舎に昇る階段の手前が年配の男女二人の業者によって舗装されましたが、雨がふると水溜りができ不評ビンビンでした。

切符切りの駅員に苦情がしきりに浴びせられたと思われ、施工のやり直しを見たことがありました。最近は水準器なるものがあり、手作りマニアも所有しています。水はけの技術は有史以来、いち早く確立したことでしょう。

道路工事は大きな事業でもなく地元優先で中小企業の業者に委託されるのがほとんどと推測されます。業者の技能・技術はピンからキリまでで完成度にかなりの差が出てしまいます。小さな手抜き工事でしょうが出来具合が長きに渡って評価され続くでしょう。