月別アーカイブ: 2021年5月

ワクチン接種その後

拍子抜けするほどスムース

昨日、市が主催するワクチン接種に参加し、新型コロナウィルスの予防注射を受けました。インターネットで申し込んだときに、最短で受けられる日を申し込んだのですが、それが偶々、日曜日だったのでしょうか。10時からずっと空いていたが午後、一番に予約しました。1日前には「予約前日のお知らせ」というメールが届き、注意事項などのお知らせはたいへん役立ちました。

その中に接種会場からのご連絡の項目で予約時間通りの来館にご協力くださいとあり、接種者が早めに押し寄せて混乱しているような雰囲気が読み取れました。10:00~10:30の予約者は10:00~10:30にお越しくださいと注記されていました。

また、駐車場に限りがあり、なるべく公共交通機関のご利用に協力願いますともありました。日曜日に市役所に出かける人は少なく、休日ダイヤであり最終バスは11時台でした。予約時間よりかなり早く到着し、恐る恐る接種会場に行ったところ、行列は見つからず2回目は連絡通りに来てくださいとの注文を受けましたが、早めの受付が完了し、接種ブースに並びました。

椅子は10列ほど用意されてありましたが、中央の3列に4人ほど並んでいて、両端の列には誰も並んでおりませんでした。係員が中央以外の列でも接種できるので他の列に移動してくださいとの指示で、待つことなくワクチンを打っていただきました。

午前中の接種は混雑があったでしょうが、午後の接種は極めてスムースにことが運びました。

余談

今回、同居人も同一時刻にワクチン接種を受けることができました。2台のパソコンで申し込んだのが功を奏したのでしょう。15分の待機時間に多少のずれがあり、初めて訪れた体育館を眺めていたら、使われなくなった昭和の死語(W・C)に遭遇しました。接種後の注意事項と合わせ以下に載せて接種の体験記事は終わりになります。

さいごに

副反応を心配しましたが、思ったほどではありません。

寝る時間あたりから肩にちょっとした痛みを感じ始め、深夜には寝返りが難しいほどでやっぱり来たかとの思いでしたが、目が覚めたときは痛みは和らいでいました。

接種後、24時間が経過した今は通常の生活ができています。

計画を立ててことを進めても予定通りに推移するとは限りません。臨機応変な対応をしていただき予定した時間よりもかなり早い帰宅でした。2度目もつつがなく進むように願っています。

ラジコを聞く時の小技

情報端末でラジコを聞く

ことを進めるにあたり、並行して異なることをしながら仕事をすることが可能なことがあります。

注意力が分散して集中力が低下することがありますが、長時間にわたり単調な作業から解放されるため、かえって信頼性が向上することもあります。

情報端末でラジコを聞くとき、専用のアプリを使いますが一般的なブラウザで十分です。ラジオを聞くにはブラウザでhttps://radiko.jpなどにアクセスします。

ラジオを聞く時の注意事項をたびたびの失敗を繰り返さないように記録しました。

ブラウザを2つ使う

パソコンやスマホは検索を使うことが多いです。その時、使い慣れたブラウザを起動します。検索とラジコを同じブラウザで使うといつも同じような失敗に遭遇します。検索を終了するつもりでブラウザを終わらせるとラジコまでクローズされてやり過ぎたことを後悔するはめになります。

この失敗を避けるために、検索用、ラジオを聴取するブラウザを別々にすると何かと好都合です。「私は失敗をしません」よりも「失敗に至らない方法を採用します」というやり方が実態に合っています。

そんなわけで、当方は検索に使うブラウザはchrome、ラジコのリンク用ブラウザはvivaldiを使っています。

失敗率0%はありえない

失敗率を0に抑えることは現実的ではありません。

それよりも失敗に導入されにくく失敗しても、再挑戦を許容する社会・制度が勝っています。

ラジコでラジオを聞くにあたり、快適な聴取法を提案して終わりにします。

 

 

 

花橘2021

IEサポート本格終了

魁(さきがけ)

ネットを閲覧するにはブラウザというソフトを利用します。その魁となったソフトがインターネット・エクスプローラー(IE)でした。

最近、インターネット・エクスプローラーはIEと短縮形で呼ばれ、後発のクローム、サファリ、エッジ、オペラ、FireFoxなど呼称が短かめのモダーンブラウザに押されて失地回復を試みたIE11が勢力を発揮していましたが時代の波に押されて登場から27年で本格的に撤退するようです。

シェアトップを極める

当初、ブラウジングするには当然、マイクロソフト製のIE以外は考えられないといった論調で、2004年頃にはブラウザの利用占拠率は他を大きく離し頂点を極めました。

その後、次々に新しい機能が追加されたブラウザが他社からリリースされ、海外では早い時期にシェアは逆転しました。当方もいち早くGoogle Chromeに切り替えました。

日本は好意的な表現をすると伝統社会、保守的・安全志向であり、忌憚ない辛口表現を用いれば他人の意見に耳を貸さない権威主義に陥っています。

権威主義者は一度下した評価は余程のない限り変更しないのが通例です。Jリーグの監督が成績不振で馘になりながらも、別のチームの監督に簡単に復帰したりするのとは大きな差があります。外国では違法行為でも犯さない限り、決定的な烙印を押すことはしません。相性が悪かった程度の様です。

わが国では価値判断に『世間体を考える』ことはかなり重要視されますが、他国ではそれほどでもないようです。

ブログは多くの閲覧者に読んでいただきたく思っています。だから、多くのブラウザで投稿者の考え通りに動作することを目標にしています。

Edge、Chrome、FireFox、Opera、Safariで動作してもIE11で動作しない投稿記事にしばしば遭遇し、苦々しい思いをしたものです。最近ではIEでのサポートを許容するブログは皆無といっても誤りでない状況です。

抱き合わせ販売

ブラウザの開発メーカーはOS(Windows10など)の製造会社が担っていましたが、ブラウザ専業メーカーから優れた商品が入手可能になると、OSとブラウザを抱き合わせで販売することは時代にそぐわなくなってきました。

外国では独占禁止法に問われ、やがて和解に至りましたが往年の勢いを取り戻すことなく撤退に至ります。権威主義を標榜してやまない方におかれましては、IEが同社からの継続ソフトEdgeに切り替わるのですから、インターネット・エクスプローラーは使わないでいただきたいです。

変化には大胆な対応

IT関連の業務は日進月歩です。このような状況において過度な忖度、追従、斟酌がはびこっていては凋落の一途をたどることでしょう。

リモートワーク感想

コロナ禍

コロナ禍が収束するどころか拡大傾向にあり、一層の緊張感を強いられています。テレワーク・リモートワークで40年ほど前から経験してきました。完全な組織内のテレワークではありませんが何らかの参考になればと考え体験をまとめました。

私が従事した業務は研究開発的であったので時間に比例して成果が上がる分野ではなく、信頼関係が重要視されます。納期は一年程のものが多く、中間で成果を出したり、報告書を出す契約でないために、逆のプレッシャーに緊張したことを覚えています。

2週間に一度の割合で世間話をすることが中途の任務のひとつでした。電話がかかってくる時間は不定ですが固定電話を受けたときは業務中ということになり依頼先には安心感を与えたことでしょう。

リモートワーク

今、リモートワークは国家を挙げて推奨されており、業務を推進する側と担当する側でそれぞれに悩みがつきまといます。

一日一日の積み重ねが肝心とはいえ、平均的に仕事が進みにくいことを理解する必要があります。

 

パソコンの動作履歴による間接監視

近隣において幼子や老人が行方不明になった、ボヤ騒ぎ、市役所から詐欺電話を注意する防犯放送があって緊急外出で不在になることもあります。

管理されることによって力を発揮するタイプと自ら難関を突破するタイプの人がいてリモート方式が適するかどうかはそれぞれでしょう。

パソコンの動作履歴を監視するのも一つの方法ですが、ストレスを残さないように注意を払うことが大切です。

カメラによる直接監視

カメラで働きぶりを管理・監視するのはいかがなものでしょうか。

報告者が長きにわたり上層部を欺くことは難しいです。だから部下を信頼した方が気が楽になります。

具体的な成果を上げることはもちろん、日頃の評価、一つ一つの評価がものをいいます。

ポイントカードシステム

家族仕様ポイントカードシステム

世の中、ポイントカードが賑わっています。ポイントカードは利用者にお得感、ワクワク感を想起させ、やる気や購買意欲を刺激します。ポイントカードは多くの会社から企画・発売され企業・商店の売り上げ増進に貢献しています。

スマホが普及する前は、右の図のように丈夫な紙にハンコを押すスタンプカードが主流でしたが、今ではポイントカードに変わりつつあり、実際のところカードも発行されずにスマホによる電子決済に変貌途上のようです。

今回、専門のポイントカードシステムは専業メーカーにお任せすることにして、当ブログでは家族や学習塾などで本人にヤル気を起こさせ、プログラミングの理解につながるポイントカードシステムを開発しましたので公開します。

早いうちから情報端末やプログラミングに親しむことは新しい時代の魁・先駆けになることでしょう。

ポイントカードシステムの概要

前述しましたがすでにポイントカードは数社から優れたシステムが発売されています。ここでは母親が子女に学業や部活動で自発的なヤル気が起きるように励まし、努力達成のあかつきには具体的な褒賞を付与することを目的にしています。

幼少期から義務教育終盤ころまでの子息を対象にしています。ポイントを付与する行為は次のような行動が考えられます。

玄関の靴整理、食器洗い、犬の散歩、おつかい、洗濯物を干す・たたむ、草花の世話、習字教室修業、空手道場卒業、けん玉・もしかめ20回、サッカーリフティング300回などです。

このほか、珠算検定1級合格、ピアノ発表会、少年野球地区大会優勝、英語弁論県大会出場、水泳県大会優勝などがあるでしょう。

一般にポイントの付与やポイントの使用にはセキュリティーを厳格に適用することが要求されますが、ここでは原理のみを採用し簡易仕様で進めていきます。

ポイントカードシステムの効能

母親へのお手伝いのほか、スポーツ、お稽古事への自発的ながんばりへの褒美としての家族仕様カードシステムで得られる利点を挙げてみましょう。

  1. 家事を手伝うことにより家族の一員であることを自覚させる
  2. 親子の会話にはずみがつく
  3. 他人に協力すると喜んでもらえることを知る
  4. できることをすることにより自信がつく
  5. 役に立ちたい気持ちが具現化する
  6. 世の中の仕組みの原点を解説なしで教えることができる
  7. 努力すればいつかは実を結ぶことを理解する
  8. 蓄えると小が大に変身することを体験させる
  9. セキュリティーについて理解できる
  10. 口約束を改め契約社会の入り口を知る
  11. 徐々に達成する様子をポイントで確認できる
  12. 従来の賞状やトロフィーのように自慢できる
  13. 料理、おつかいなどの経験から生活スキルが身に付く
  14. 計算能力、立案する力がつく
  15. IT社会の最先端を体験できる
  16. 情報端末の扱いに精通できる

 

 

 

 

ポイントカードシステムの使い方

必要なもの

パソコン、スマホ、タブレットのうち、どれか1台、理想的にはカード所有者、ポイント付与者1台ずつあれば快適です。1台で運用するにはパスワードを設定して情報端末を共用します。

運用目的を決める

目的により細かなルールが決定します。簡潔なルールが望ましいです。この例では親子間で運用するポイントカードシステムをサンプルとして取り上げました。

運用の概要

ポイント付与者は母親、ポイント取得者は子女とし、母親がおつかいを子女に頼み、子女が依頼を実行完遂した時にポイントを子女に付与します。

付与する点数はおつかいの貢献度や頑張り度合いにより付与者が自由に設定可能です。ポイントカードの有効期限は利用開始時から180日間です。

今回、パスワードは公開されているので実際の運用時にはプログラミングの修正を要します。当初から最良を望むのはよくありません。まずは運用の仕組みを理解したうえで少しずつバージョンアップするとよいでしょう。

メニューには1)ポイント進呈2)ポイント利用3)案内と広告があります。メニューを使うには案内と広告を除きポイント付与者権限を所有していなければなりません。ポイント付与者権限はパスワードを入力しあらかじめ設定した値に合致したとき有効と判断されます。

ポイントカードシステムの描画画面

 

 

操作方法

    数件のポイント対象でポイントを貯え一旦、ジョブを終了し再度、起動してポイントを蓄えた後、ポイントを利用する例を示します。

  1. クッキーを使用可能にする
  2. ポイントカードシステムを起動する
  3. ポイント進呈メニューを選択し、メニューが半透明から変化したことを確認してをクリック
  4. ポイント進呈が下部に描画され、開始画面にパスワードを入力するキーパッドが現れる
  5. 慣れるまではお助けメモを参考にしながら、4桁のパスワードを設定する
  6. 入力値を表示するには👁マークをクリックする
  7. 不一致が表示された場合は再度、慎重に入力する
  8. 確認できましたが表示されれば、ポイント進呈画面に認証中から認証済が表示され、中央のキートップが濃紺に変化したことを確認
  9. この状態で連続してポイントの加算をすることができる
  10. 次にポイント加算点を設定してポイント進呈ボタンをクリックする
  11. 複数の事案や⑮点など一度で入力できない場合は分けて入力する
  12. 現在のポイント数を知るには、ポイント進呈あるいはポイント利用メニューを選択して、パスワードを入力すれば獲得ポイントが表示される
  13. パソコンやスマホの電源を落としても累積点は180日間はクッキーに記憶される
  14. ポイントが貯まって褒賞が得られたら、累積点をリセットする
  15. ポイント進呈処理中ならばをクリックして開始画面に戻る
  16. ポイント利用メニューを選択し、メニューが半透明から変化したことを確認してをクリック
  17. 新画面に認証中が表示された場合は⑤~⑦の処理を行う
  18. 確認済が表示され、ポイント利用のキートップが濃紺に表示されているのを確認
  19. 中央のポイント利用ボタンをクリックして累積点をクリアする、累積点が0になったことを確認

 

ポイントカードシステム動作例

まずは、💳-次を選択してください。ポイント進呈メニューが現れます。その次にはパスワード入力画面へと進むでしょう。お助けメモを参照しながら4桁のパスワードを入力すれば、ポイント進呈ボタンの表示が濃くなって活性化を明示します。そして、ポイント付与者・ゴッドマザーの登場の番です。

さいごに

本記事がご子息の向上心を刺激して、学業・スポーツ・芸術に励み、ひとかどの成果を得られたり、システムの物足りなさを改良してかゆいところに手が届くようなポイントカードシステムの開発に挑戦する際の参考になれば幸いです。つねづね、本ブログの取り組み方を力説していますが、本サンプルは完成品とは言い難く基本方式を述べているに過ぎません。閲覧者のご意見をお待ち申し上げます。

おまけ

  1. 2021-01-29:15:50:12   5  おつかい:買い物
  2. 2021-02-08:16:10:45   1  犬の散歩
  3. 2021-03-15:15:32:28  10  学業評価・優8個
  4. 2021-03-25:10:20:30  20  市の合唱コンクール参加
  5. 2021-05-02:14:35:55   5  そろばん教室入会

自己管理できる人は、会員とポイント付与者を兼ねれば当サンプルは完成品に近いでしょう。オリンピックで2度のメダリストになった有森裕子さんは「自分で自分を褒めたい」と発言しました。

自分への褒美としてポイントカードを管理してはいかがでしょう。

また、凝り性の方にはすべての行動を情報端末に履歴として記録する機能を設け、後に分析・研究するのも面白いのではないでしょうか。

ワクチン接種予約によせて

予約申し込み集中

新型コロナワクチン接種の予約が日本国中の自治体で本格開始になりました。当方のインターネットによる予約経験も含めて判ったことを記録に残します。

市の広報を熟読して不明点は問い合わせて確認すべきでしょうが、この電話すらなかなか通じないことがあります。まずは提供された印刷物から情報を入手しました。

接種場所は一ヶ所の集団接種と五ヶ所の個別接種があり、個別接種を選択すれば近くの病院で接種が受けられるものと考えていましたがそれは甘い幻想でした。

申し込み開始時間前にインターネット接続し、好条件にヒットするように入力しましたがそれでははるか先の日程になると判断し、いつでもどこでも接種可能と入力したところ、接種場所、接種時間を決めることができました。

これらも常日頃から通販やイベントの申し込みをインターネットで経験し、システムの不親切な扱いに慣れていないと難しいと思いました。

技術的な問題

ニュースによると申し込みの電話が集中して、システムダウンが起きて受付を一時中止しているとの報道がありました。用意する設備において、最大規模に準備すれば問題は起きませんが予算上、得策ではありません。折り合った規模にて実施されますが目論見が外れることはよくあることです。

予約申し込みは電話とインターネットの2方式がありますが、電話は古い技術、インターネットは新技術との差が現れたのでしょう。二つの技術を水の取り入れにたとえると、電話は直接、一本の川から、インターネットはダムやため池などからの取水を考えることができます。

もっとやさしい扱い

行政サービスを利用する市民が全員、インターネットを利用すれば問題が一気に解決します。小中学生のリモート教育でも同じ問題が起きていますが、現段階では全員がインターネット環境を利用できるとは限りません。これを強行すると弱者切り捨てとの批判が噴出します。

高級外車を乗り回しながらインターネット設備を設置することなど考えられないと主張する市民もいます。多様な生き方が認められる時代です。

これらは大きな課題です。第2、第3のケネディ上杉鷹山が現れるのを待ちましょう。

それにしても大枚の予算をかけなくてももっとやさしい扱いをして欲しいものです。

図書館や駅の資料検索であいまい検索や促音(小さな)で入力すべきを大きなでは不一致になったり、拗音(ー)がないために検索できなかったり、公的機関の設備が個人所有のスマホやパソコンシステムに劣る機能では示しがつかないのではないだろうか。

おまけ

ワクチン接種の予約で申し込み時のトラブルは大挙して押し寄せる情報の波の処理によりけりです。早くからこの関連のニュースに関心を寄せていました。電話予約を止めてインテ―ネット予約に切り替えて安堵しています。

市のワクチン接種予約サイトにアクセスし、申し込み時間になってすぐ、上図の〇印個所にフォーカスが当たり有効になって点滅した時は緊張しました。『芸は身を助ける』とはよく言ったものです。道楽が役に立てて誇らしく感じています。

ぼやき

アパート経営を成功に導く『三種の神器』という広告に、①給湯器②エアコン③インターネット無料(WiFi)とありました。WiFiは水道や電気のインフラのように必須の生命線・命綱といえます。

それほどインターネットの利用なくしては現代生活が成り立ちにくいことを物語っています。バランスのとれた生活が望まれます。

オリジナルと標準

海洋国家の特長

日本は海洋国家であり、物資や文化が外から入りやすい環境にあったでしょう。一方、海に隔てられていたので努力なしに何かを取り入れるというのは困難であったと類推できます。

国をまとめる賢明なリーダーは、制度や軍事機構が整っていないと他国からの影響で一大事になることへの恐れを抱いていたことでしょう。

江戸時代後期になると近隣の情報が煩雑に入ってきたのでその意を強くして国論を二分する騒動になったことは歴史上の事実です。日本の古来からの文化を尊重しながら、いち早く近代化を成し遂げ西洋の重圧から半ば脱したといえるでしょう。

外国の制度を取り入れる

極端に一方に触れ過ぎるのもどうかと考えます。

太平洋戦争中は鬼畜米英と唱えながら、戦後は気持ち悪いほどに新英親米に宗旨替えして商売に成功した人も少なくありません。

それもその人の才覚でしょうが、器用に世を渡ることはできない人にはたいへんな戦後が待ち受けていたようです。

和洋折衷

律令制度など他国の制度を見習いながら日本の実情に合わせて取捨選択して最適なものを作り上げてきました。

ここにきて、ボーダレス、グローバル化が進み外国との付き合いはさらに密になっています。そのことを踏まえて言葉の使い方などのついて触れていきます。

さらなる共通化

言葉の使い方が定着するには市民権を得る必要があります。パソコンはパーソナルコンピューターを縮めて表現したものですが、パソコンの黎明期に一時、「パーコン」という用語が使われたことを覚えています。

これは市民権に届かなかったようです。レーガン米大統領は長らくリーガン大統領と言っていたのですがある時期からレーガンに変わりました。

また、あの人は「人一倍の努力家だ」などといいますが、明治初期までは2倍、3倍、4倍を1倍、2倍、3倍と一つ少なく表現していたようです。

世界との交流が盛んな現在、世界標準ともいうべき使い方に合わせた方が無難です。5Gをファイブジーと読んでいますが第5世代のことですからフィフスジーと呼ぶべきでしょう。

時計は12進数です。12を使わずに0~11の数字が相応しいでしょう。12になれば繰り上がるので普通ならば12は使われません。

ややこしいことに24時間制ならば12~23が使われます。それに加えてテレビ業界では24時を超えた翌日の午前1時のことを前日の日付のまま25時などと言っています。

そろそろ、きちんと整理した方がいいのではないでしょうか。

 

 

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