月別アーカイブ: 2022年5月

借りた本に加筆は止めよう

マーク入れるなら自分の本に

他人から借りた本に自分の考えと意に沿わないから加筆する人がいます。また、明らかに誤植と判断してわざわざ、Xを付記して訂正しているのを見かけたことがありますが、本の最後まで読まないと分からないものもあると思います。

これは出版側の問題ですが、自分の出身地を悪く書いている場合には?を付けたり週刊誌のクイズ欄に回答を記入する人もいます。

SNSの光と影
この気持ちは理解できますが個人的発言に一々関わっていては身が持ちません。

一部のみを切り取って総意とかけ離れた論旨に導くような世情にも責任があるでしょう。

SNSによる匿名での誹謗中傷が後を絶ちません。江戸時代では実名でお上を批判すると令状もなしに自身番にしょっ引かれる恐れがあったので、皮肉・風刺・あざけりを込めて落首(らくしゅ)として立て札で発表しました。

これは弱い者いじめに対する強者への抗議でいまでいうSNSの巧妙な利用方法でした。後世にまで残っているのは多くの人から共感を得ているからです。

最近のSNSではちょっともたげた杭を打たんがために、強いものが弱いものに当てつけしているように感じます。個人的な妬みやっかみをSNSに持ち込むのはいかがなものでしょう。

あまりに腹がたったら神や仏でもないのに何様のつもりと矛を収めるしかありません。国民的作家の受け売りですが「お釈迦さんですら自分の法は滅びるだろう」と予言されたと語っています。完全なものはめったにないようです。

明るい図書館

今では市立図書館がほとんどの市で運営されています。高度成長以前では公共の施設といえども貧弱なものが多く中身は充実しているとは言い難かったです。

アリバイづくりのようにただあれば他県や他市との比較で顔が立つというほどでした。サービスも低く祝日は休館日でした。今のように祝日の後に代休という制度にはなっていませんでした。

いっとき住んでいた市には県立図書館と市立図書館があって重宝に利用させてもらいました。ただ、図書館への思いは複雑です。

図書館職員になるには図書館司書という資格が必要で、大学や短大で必要な科目の単位を取ることのようです。

図書館司書の資格取得を目指すにはその他の方法もあるようですが大学で単位を取るというエスカレーター式が「急がば回れ」でしょう。

様々な図書館を使わせていただきましたが、図書館の雰囲気は様々です。太陽光を入れると本が傷みやすいのでしょうか。

もっと明るくしてほしいです。それと発展途上国のスローガンのような張り紙が多いです。利用者に箍(たが)をはめるだけの張り紙は簡単には評価できないたたずまい・風情・ムードを悪くします。

飛び切りの帽子を被っておしゃれしたつもりがへんてこな靴を履いて台無しにならないようにお願いします。

http://livedoor.blogimg.jp/nmi0066h/imgs/0/1/01fb66c5.png から

再び加筆のこと

一番多い加筆は熟語に傍線を引く行為で、自分が想定した漢字と違うと感じているようです。

たとえ間違っていてもそれを含めての表現ですし、重箱の隅をほじくる行為に似ています。納得いかないのならば自分で良いものを発表するしかありません。

ほどほどにしないと世間を狭くすることでしょう。

 

五月雨2022

/*□*/ /*五*/ /*月*/ /*雨*/ /*に*/ /*御*/ /*物*/ /*遠*/ /*や*/ /*月*/ /*の*/ /*顔*/ /*さ*/ /*み*/ /*だ*/ /*れ*/ /*お*/ /*ん*/ /*も*/ /*の*/ /*ど*/ /*お*/ /*つ*/ /*き*/ /*か*/ /*お*/ /*松*/ /*尾*/ /*芭*/ /*蕉*/
御物遠(おんものどお)とは、ご無沙汰の意味であり、「権藤、権藤、雨、権藤。雨、雨、権藤、雨、権藤」と毎日雨ばかり降ってお月様の顔もしばらく見ていないという句らしいです。

沖縄地方は早くから梅雨入りですが九州以東もまもなく入梅でしょう。じめじめした雨季が続きますが作物の成長に必要な水分を運んできます。八大龍王様、雨降りはそこそこにお願いします。

硬直した組織の改善

過ちては則ち改むるに憚ること勿れ

組織が大きいほど柔軟性に乏しいといえます。一歩間違うとマニュアル頼み、指示待ちに陥ります。それでも規範となるべきマニュアルが整っている場合は救いがありますが、なぁなぁで昔からの習慣で基準も曖昧のまま、ときのリーダーの一声でことが進んでいるのは問題です。

4630万円誤送金でフロッピーディスクを使った送金方法が一概に悪いということではありませんが、古いやり方を改めるという風通しの面で問題があったのではないだろうか。

似たような組織で働いたことがありますが、管理サーバーのシステム時刻が1時間も狂っているのに直そうとする風潮が無いことにびっくりしたことがあります。

自分の身に振り返ればこのようなことはいくらでもあります。

いつも身に付けている電池式腕時計で曜日は実態と合っているのにうるう年のせいで日付が違っていたり、血圧計の日付が一日前になっていたりします。

これは本人や家族間だけの問題ですが何千人、何万人という市民には通用しません。小さなことをないがしろにしておくと積り積もって大事になるのです。

最近ではパソコンなどのシステム時刻はグリニッチ天文台の基準時計や電波時計から取得するので狂うことはないのですが、古いシステムでは内蔵しているクォーツ式時計から時刻を取り込んでいます。

長い年月で大きく狂ってきます。やはり昔からの事務処理ができるだけのパソコンでは問題が起きやすいでしょう。やたら新しいものが正しいという新しがり屋は問題ですが、取りあえず「目先のことができればいい」は危険です。

硬直した組織はいつかは問題が起きます。『過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』は紀元前の大昔から言い尽くされています。

とにかく、昔からある組織は考え直すことも一案です。また、洋の東西を問わず大企業、とりわけGAFAMの製品を鵜呑みにして信じるのはいかがなものでしょうか。

ものごとを自分で考え、より良い社会が作れるような将来が到来するように願っています。

画数の多い漢字

憂鬱な薔薇から晴れやかな薔薇へ /*□*/ /*憂*/ /*鬱*/ /*な*/ /*薔*/ /*薇*/ ©2022 TacM, Ver0.03

ソフトウェア構築例

オーソドックスに

何かを成し遂げるに王道なしとはよく言われます。ソフトウェアにおいても何ら変わりはありません。ソフトウェアも多くのパーツから成り立っています。

歴史のある工業製品のように経年劣化で摩滅するようなことはありませんが、時代の流れによる価値の変遷は避けようがありません。

そのため、改訂やメンテナウンスは必須です。よって、一時的な動作に満足することなく管理しやすいように設計・製造されなければなりません。

今般、今までにない大きなシステムを手掛けています。基本的な機能を有するタイニー版から完全版まで網羅するとなればかつてない大きさになると想定します。

そこでソフトウェア作成の原点に立ち返り、ものづくり作成テクノロジーのビルディングブロック方式に思いを馳せました。

ビルディングブロック方式

物を作る時、ビルディングブロック方式を採用すると機能の交換や新規追加がしやすくなります。

ロジックや機能をコンパクトにまとめたブロックの集合体を作ろうと考えています。

プログラミングをする上で関数化を図ったりテーブルを利用してシンプル化する方法があります。

機能が強化された場合でもプログラムコードを修正せず、テーブルを変更することによって対応する方法があります。ナンバープレイス自動解法システムに基礎中の基礎を応用しています。参考になればありがたいです。

応用例の始まり

プログラミングの説明

<textarea id="msg" style="width:540px; height:160px; font-size:16px; border:1px solid;"></textarea>
<script type="text/javascript">			<!--  -->
const SPC=" ";				//"&emsp;"; &emsp;&emsp;
const METHOD =	[/** 0					1					2 **/
	/* 0 */		["Singles",			"シングル",				81],
	/* 1 */		["HiddenSingles",	"隠れたシングル",		27],
	/* 2 */		["NakedPairs",		"二国同盟",				27],
	/* 3 */		["HiddenPairs",		"隠れ二国同盟",			27],
	/* 4 */		["PointingPairs1",	"ポインティングペア1",	18],
	/* 5 */		["PointingPairs2",	"ポインティングペア2",	18]
				];
	examine1();									//定義した数だけ実行する
function examine1(){							//再実行でないとき、start1から呼び出される
	for(var i=0; i<METHOD.length; ++i){			//テーブル項目数を参照
		var name=window[METHOD[i][0]]();		//定義した関数を呼び出す
		message(letter2(i)+SPC+METHOD[i][0]+SPC+name+SPC+METHOD[i][1]+SPC+METHOD[i][2]+"\n");
		console.log(i, METHOD[i][0], name, METHOD[i][1], METHOD[i][2]);
	}
	return true;
}

//関数の定義例
function Singles(){return "Singles-10";}
function HiddenSingles(){return "HiddenSingles-11";}
function NakedPairs(){return "NakedPairs-12";}
function HiddenPairs(){return "HiddenPairs-13";}
function PointingPairs1(){return "PointingPairs1-14";}	
function PointingPairs2(){return "PointingPairs2-15";}	
function message(word){			//display message
	document.getElementById('msg').innerHTML += word;
}
function letter2(n) {return (" "+n).slice(-2);}		<!-- send ' 1' -->
</script>

 

本プログラムコードを説明します。

  • ➊HTMLのtextarea要素:1行
  • ❷script要素:2行~33行
  • ❸定数定義:3行~11行
  • ❹主文:12行
  • ➎主文を構成する関数:13行~20行
  • ❻部品となる個の関数:22行~28行
  • ❼共通サービス関数:29行~32行

このプログラムはナンプレ自動解法プログラムを作る時の骨格を示しています。

ナンプレ解法は重要なもので10個以下ですが、複雑で難解な課題を解くにはかなりの解法を用意しなければなりません。このタイニー版に一つずつ解法を追加できるように配慮されています。

将来、処理が増大した時プログラムコードにおいて、METHODデータ要素に関数名、関数名称、制御データを追加します。加えて関数本体を28行の次に追加します。このようにすることによってプログラム構造が複雑化することが避けられます。

1ドル360円時代を思う

半世紀前の様相

ここ最近、沖縄本土復帰50周年という言葉が踊っています。1ドル360円の時代は長く続きました。最近、沖縄を題材とする連続テレビ小説を見ました。

その当時、海外旅行も自由ではありませんでした。これは庶民の行動を縛っているのではなく、外貨準備が整わなかったからと推測します。

今でいう固定電話を近所から借りて東京にいる親族へ電話するドラマシーンはとても懐かしく感じました。

当時、テレビは白黒ながら町内会でも1台か2台あるかないかだったでしょう。電話も同じです。一人1台の今とは様相が異なり50人に1台といった割合だったでしょう。

他人に電話を取り次ぐ・取り次いでもらうことに違和感はありませんでした。テレビや電話はステータスそのものであり、所有者は旦那衆(だんなしゅう)として周りから一目置かれる存在だったからです。

豊かになればなるほど民間による相互扶助は薄らぎ隣近所からの援助より行政に頼らざるを得ないのが現実です。経済の先細りや少子化など様々な問題があります。

昔は封建的な面が多かったのですが、経済発展の陰に隠れてあまりにも急激な社会生活の変化がありました。

当方は守旧派と言われるほどの頑迷さは持ち合わせていないつもりですが、かつての良い面を評価して少しとどまって考える時期なのではないだろうか。

母の日プレゼント2022

母の日のプレゼント
🌹🌹お母さんいつもありがとう🌹🌹
家族思いのおかあさんへ
百万本のばら母の日のプレゼントです
©2022 TacM,V0.05

画像のスクロール描写法

静止画像から動画風へ

 

静止画像をスクロールするにはjQueryを使う方法があります。ネオンサインのように限られた横幅を有効に利用する方法です。1枚または数珠つなぎにした複数の静止画像を繰り返しスクロールする場合、余白が生じます。

余白なしにスクロールするには同じ画像をもう1枚用意して時間差表示する方法があります。詳しくは大きな古時計で画像を使って説明しています。

動作コード

<div id="d0" data-direction="left" data-duration="12000" style="width:1000px; height:344px; z-index:30; overflow:hidden;">
  <img src="https://aidesign.lolipop.jp/wp-content/uploads/2022/05/koinobori5A.png" width="1000" height="344">
</div>
<div id="d1" data-direction="left" data-duration="12000" style="width:1000px; height:344px; margin-top:-344px; z-index:30; overflow:hidden;">
  <img src="https://aidesign.lolipop.jp/wp-content/uploads/2022/05/koinobori5A.png" width="1000" height="344">
</div>
<div id="d2" data-direction="right" data-duration="48000" style="width:1000px; height:120px; z-index:30; overflow:hidden;">
  <img src="https://aidesign.lolipop.jp/wp-content/uploads/2022/05/picture30C.png" width="1000" height="120">
</div>
<div id="d3" data-direction="right" data-duration="48000" style="width:1000px; height:120px; margin-top:-120px; z-index:30; overflow:hidden;">
  <img src="https://aidesign.lolipop.jp/wp-content/uploads/2022/05/picture30C.png" width="1000" height="120">
</div>
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.4.1/jquery.min.js"></script>
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/jQuery.Marquee/1.6.0/jquery.marquee.js" type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript" charset="utf-8">
$('#d0').marquee({delayBeforeStart: -12000});			//鯉のぼり
$('#d1').marquee({delayBeforeStart: 0});
$('#d2').marquee({delayBeforeStart: -48000});			//ビルディング
$('#d3').marquee({delayBeforeStart: 0});
</script>

おまけ

画像の背景色や部分個所の色を変更するのにフリーソフトのペイントを使っています。このソフトは境界部分にどちらともとれない白い箇所残るのが難点です。この処理は別のフリーソフトのpaint.netが得意です。操作はpaint.net-編集画像をロード-ツール-魔法の杖-許容範囲10%-カーソルで透過箇所選択-DELETE と指定して透明色にして画像を保存します。その後、ペイントで画像ロード-色選択-塗りつぶし箇所選択-塗りつぶし 以上で境界部分であやふやさのない色変更が可能です。