日別アーカイブ: 2023-01-29

ラジオ文化

ラジオと共に

お気に入りのラジオが壊れてしまいました。S社製のラジオは教科書にも載った優れものでした。トランジスタラジオという言葉の響きに郷愁を感じる人は私だけではないでしょう。

壊れたといっても致命的ではなくボリュームボタンが効かなくなっただけです。

音量が小さくならず夜には厚手の布を被せています。今では一般化したリモートでの仕事を長年しておりました。

以前は社会性が保てないのではなどとお節介を焼かれましたが、江戸時代ならば出職(でしょく)に対して居職(いじょく)と呼ばれた職業もコロナの影響で日の目を浴びるようになってきました。

テレビは核心に触れる部分をぼかしがちになりますがラジオは踏み込んだところまで報道してくれます。

情報を得る手段はインターネットが多くなっていますが、かつては井戸端会議、電車内、会社、居酒屋、新聞、テレビ、諸団体活動など様々でした。

最近はプロパガンダと称して一方的な主張も見られますので一ヶ所からだけの情報入手には気を付けなければなりません。

ラジオは小型で消費電力が微弱ながら長時間電池稼働が可能で災害対策には有利で、娯楽・情報源として欠かせない必需品です。

ラジオパーソナリティの代替わり

多くのラジオ局において、ラジオパーソナリティは高齢になって名物パーソナリティの退場が目立ちます。名声を馳せた司会者は一時代を築きラジオ局の隆盛に貢献して静かに去ったと言えるでしょう。マッカーサーの引退の弁を思い起こします。

 マッカーサー退任の弁
老兵は死なず、消え去るのみ
Old soldiers never die, they just fade away.


上の図で右下のボタンをクリックするとマッカーサー元帥が5秒後に退任します。

市民ラジオ局はAMからFMへ、ラジコ利用など多様化が進みましたが専門局の誕生などまだまだ進化できるのではないでしょうか。