クラウドの利便と危うさ

今やクラウドが全盛でクラウドなしでは夜も開けない風潮です。クラウドとは、cloud(雲)の意味で画像や資料を雲の上にある貯蔵所(サーバー)に置いておき、必要に応じて参照する仕組みです。今回は身近な写真や動画に限定して『クラウドの利便と危うさ』について語ります。cloudimage

デジカメが普及し始めたとき、家族や友人との旅行を添付ファイルとして電子メールで送っていました。画素数が極端に大きくなった昨今、容量オーバーで送信エラーになることがしばしばです。そこでクラウドの登場になりました。当ブログでもクラウドの利用クラウドの利用2で解説しています。

クラウドの利便性

(1)容量制限が無いに等しいは言いすぎですが写真コンテストに出品する場合を除けば動画・写真は縦横10%、容量で1%程度に縮小します。

(2)家族や会員にクラウドを閲覧するアドレスをメールにて一斉送信できます。

(3)その上、添付ファイルを送ることがないので送信サイズが極端に小さくなります。

(4)閲覧した回数・場所・年齢世代などの閲覧者情報を解析できます。せっかくDVDに焼いて郵送したのに見てもらえたかどうかを知るのが容易でない場合が多かったのですが、ユーチューブなどに公開した場合は、解析結果が容易に得られます。

再生回数

(5)テレビ、新聞広告費が減少する中、インターネット広告費は右肩上がりです。小企業ではマスメディアへの広告費負担は重たいですが、販売促進動画を自作してユーチューブに投稿すれば、超小予算で全世界に情報発信できます。

(6)動画や写真はDVDに収録して関係者に渡していましたが、スマホではDVD再生ができません。PCの減少、スマホ利用者の増大に合わせたクラウド閲覧方式は時代の自然な流れです。

クラウドの危険性

(1)家族や会員用に作成した作品が、誤って全世界に公開になるミスをおかすことがあります。つい最近、ハリウッド女優のヌード写真流出事件が報道されました。

データ消失(2)管理者の不手際やシステムダウンにより思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。限定公開でもプライバシー情報は避けた方が無難です。

(3)クラウドを自ら構築すると巨額の資金が必要なので、利用料無料の商用サービスを利用条項に同意して使うことになりますが、主催側の一方的な都合でサービス停止や終了になることがあります。手元に残したい写真・動画は、早めにダウンロードして対応します。

(4)データ消失の恐れがあります。国際紛争や地震あるいは妨害者から攻撃を受け管理サーバーがダメージを受けることがあります。そのため、有償クラウドシステムならばそれぞれが遠く離れた複数の秘密基地にバックアップされていることでしょう。

総括

新しいことが次から次へと起り、つい最近まで最先端だったことがカビが生えた状態になることはままあります。新しがり屋は常にアンテナを張り巡らし陳腐化に対応する必要があります。それが新しいことを守旧派に西洋式砲術自慢したことへの責務なのです。

アナログTV放送からデジタル方式に変わったといえども、デジタルがアナログより優れているという言い方は正解から遠いです。〇〇の一つ覚えのように新しいことを習得するとやたら他人に喧伝したがる御仁がいます。

新しいものを毛嫌いしたり、逆に古いものを排斥しがちですが、『多様な価値観』を尊重し、方式の特長を見定めて採用し、時節の移り変わりに敏感に対応することが大切です。

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