アーカイビングサイト

多彩な活動を評価

最近、自分の日頃の行動は棚上げし、学生のツイッター発言を切り取って論評し、話題を提供した政治家がおりました。

人の評価は、全般、長期間、あらゆる局面などを勘案して評価されるべきで、表現の片隅をことさらに取り上げて評価するとしっぺ返しを受けることがあります。

そのひとの多彩な活動を総合的に評価してこそ民主国家と言えましょう。

多彩な活動

会社運営、コンプライアンス、情報開示などに関心がなく、注目を浴びる株主総会のときだけ声高に発言しても多くの人から共感を得るのは難しいです。

発展途上国現象

テレビ中継されているとき、大勢の人が集まっているとき、マスコミ取材者が来ているとき、冠婚葬祭のときなど人格が変わったように豹変する表現者がいます。

発展途上国現象

花輪現在、経済発展が著しい国での30~40年前、西側の報道員が取材に入ると電化製品を国内中から集めて体裁を整えたというニュースを聞いたことがあり、上記のような粉飾現象を発展途上国現象と呼べると思います。

著名人の告別式で香典をあげずに奉納者名が大書される花輪のみを奉納するという豪のものもいるようです。

多様な価値観

多様な価値観発言の場が多くあるのに特定の媒体や機会のときだけ情報発信するのも成熟した活動と言えません。

内弁慶になぞらえた用語があります。

多様な価値観を認め合うことが文化国家の原点です。

アーカイビングサイト

最近、アーカイブという言葉を見受けられるようになりました。アーカイブ(archive)とは、保存記録、書庫、公文書、記録保管所などを表す言葉であり、役に立つ情報を後世に残し伝達することをいいます。

これまで『22世紀まで残したい歌謡曲』などと重要なデータ保存のみにスポットライトが当てられていましたが、情報技術の発達で発信された情報のすべてを記録することが可能になっています。

こうなると悪い情報、忘れられて欲しい情報も残ってしまい、水に流す、時効、相手を許す、受け流す、記憶のかなた、薄れかけた記憶などに相反する現象が起きることでしょう。

アーカイビングサイト

望むことではありませんが、個人情報もアーカイブされるようになります。発信された全情報を保存するアーカイビングサイト(archivingsite)が現れ、「悪い経歴」も残ってしまいます。ここに情報社会の影を落とすことになります。

卒業文集小学校卒業文集の比ではありません。ツイッターやフェースブックで発言し、今では削除している古い版の情報が残っているとはやっかいです。

長い生涯に、きわめて詳細な情報が追いかけてくるとヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』や松本清張の『砂の器』のようなドラマは生まれないし、汚名挽回、悔い改める、名誉回復、面目を一新する、人生を仕切り直すなどがありえない単純で波乱万丈からはほど遠い無味乾燥な社会になることでしょう。

30年後の総理大臣を目指す方へ

発信情報は版を重ね改訂されるので、どこまで正確に保存や管理ができるかは疑問です。

成長過程における考え方の変化に全面的な責任はないのですが、政敵が若い時の発言などをチェックしネガティブキャンペーンに使うことも可能になるでしょう。

武勇伝若い時は書生、青二才と言われながら情、恩、義理、しがらみ、因縁から一線を画し未熟ながら純粋です。

だから小さな失敗をあげつらうのはいかがなものでしょう。それでもなんでもありは許されません。

若気の至りなどと学生時代の武勇伝が美化されることもありましたが、写真や発言内容が残ってマイナスイメージに働くことがあります。気をつけましょう。

おおらかな時代が過ぎ去り許容度が低くなったのならば、時代に寄り添うことが必要です。また、忘れられる権利の整備も喫緊の課題です。

コメントを残す

下記項目は必須ですがメールアドレスは公開されません。名前はニックネームをお使いください。

CAPTCHA