ぶらり文学散策

暑さが柔らみ少ししのぎやすくなった先日、栃木県大田原にある大雄寺(だいおうじ)を訪ねました。大田原市の黒羽地区は松尾芭蕉が弟子の曾良を伴い訪ねた景勝地として有名で芭蕉の郷などと称されています。

大雄寺は坐禅の修業の場として広く知られています。近くには芭蕉の館があり、加えて車ならばそう遠くないところに二層楼門で入母屋造りの雲巌寺山門もあり、文学探索にはこの上ないところです。

大雄寺

大雄寺(黒羽山久遠院大雄寺)を訪ねてわかったことですが、禅宗寺院において便所は守護神を意味する「東司(とうす)」と呼んでいます。また寺の呼称の多くは寺号(じごう)、山号(さんごう)院号(いんごう)で呼ばれます。節分の豆まきで有名な成田山のフルネームは「成田山 明王院 神護新勝寺」、高尾山は「高尾山 薬王院 有喜寺」、多くは「高尾山 薬王院」、川崎大師は「金剛山 金乗院 平間寺」、普通は「川崎大師 平間寺」と呼ばれ寺号や院号が省略されることもあります。

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幽玄にひたって忙しさにかまけておろそかになっている日々を省みるのも必要なことではないでしょうか。

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