環境への慣れ

裏道人生

古い町の往来は歩行者や馬車などがかつて通っていたことでしょう。それが今では車が通っています。古い道はたいてい曲がっています。戦国の世、敵に攻められたときにはくねくね曲がった道の方が守るには好都合だからです。

そして、人力車や自動車が通るようになると道が広がったり、直線的な道が出来上がります。拡幅が無理な場合は、田畑をつぶして新しい道を作りました。

古い道は裏道などと呼ばれますが、歩行者優先で車はゆっくり小さくなって進みます。まっすぐで広い道は車が高速で走り抜けます。

車社会への慣れ

新しい町や地方の集落では、古い道を拡幅するのは都市部ほど難しくなく、道を広げ歩行者を保護するため、縁石で区切られた歩道が一般的です。縁石は片側だけだったり、ないものもあります。行政の力がはっきり表れます。

都市は公共交通機関が四通八達の状態にあり、車を使うことは少ないです。多くは電車やバスを利用し、降りた先で目的地まで歩きます。歩く道はたいてい裏道なのです。歩いているときに高速で走る車を感じることがありません。

都市に住む多くの人は駅やバス停から歩いて自宅に帰ります。家人が駅に迎えに来るのは歩くと一時間もかかる場合だけです。この辺は地方と大きな差が感じられます。あるところで、歩行者は低所得者、車利用者は高額所得者という雰囲気に遭遇したことがあります。

車への恐怖

裏道のないところで生活したとき、どうしてあんなに高速で車を走るのかと恐怖を感じました。いろいろ生活を観察すると、それほど高速で走っているのでもなく、車と共存している本格的な道を歩いた経験が少なかったからのようです。しかしながら、あまりにも車優先はいかがなものかと存じます。

上の図で、裏道は赤で示し、表通りを青で示しています。銀行、市役所、駅、図書館、警察、法務局、生涯学習センター、歯医者さん、郵便局、スーパーに出かけるには歩いていました。

都市部では選挙の投票に行くにも歩きが普通で車利用はなんと場違いなと敬遠されます。私の人生の大半は歩きでした。裏道での車のスピードは15~25km/hほどで音は静かでした。シュッとした音を感じませんでした。

女子高校の期末試験時には、登校時間が同じになるので女子高校生が道いっぱいになって我が物顔で通り、車は5km/hほどになることもありました。

安全運転

地方ではセンターラインのある農道も珍しくなく、整備された公道が多いが、注意を喚起する道路表記は少なく安全運転が望まれます。

 

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