雉も鳴かずば撃たれまい

この時期、河川や野原を散策すると、雉(キジ)の子育てに遭遇します。キジはケンケーンと鳴くと言われていますがもっと濁ってギャーギャーに近い音に感じます。近づくと大声で鳴くのがオスで、仲間や子供に危険を知らせているのでしょう。

カッコーやウグイスの鳴き声に較べると耳障りがよいとは言えません。キジは日本の国鳥に指定され、その生息地は全国的です。

キジは赤い色に反応し、郵便局員のバイクや配達箱を攻撃する動画をニュースで見たことがあります。

早朝、まだ、静寂が周りを支配しているころ、川辺を散策中に例の鳴き声とともに数羽のキジが飛び立った時は、ちょっとびっくりしました。子供を護るために鳴いたのに居所を知られて撃たれたのなら気の毒です。

言わずもがなの発言で集中砲火はありがたくありません。それを過去にさかのぼって幼児期や小学校低学年の時の失敗などを真顔で知らしめるのはいかがなものでしょう。

お漏らしした、女の子の持ち物に蛙を入れたなどの悪さは大抵、ないとはいいがたいです。婆やに育てられたある坊ちゃんは蚊帳のなかにバッタを入れられた話は有名です。

行動力があって今、指導的な立場にあるものほどそのような経験があると思われます。

過去の振舞いがどのように評価されるかは明確な基準がありません。キジは鳴かずにひっそりしていれば万事、平穏に済むとは言い切れません。

自分のお金でノーパン喫茶に行ったのならば、その人の全人格をその行動に当てはめて評価するのは早計かも知れません。かつて、取り上げたことがありますが、他国ですが公開された個人の発言をすべて記録するアーカイブ機関がありそうと述べたことがあります。

政敵の過去の行動や発言をお金で提供するビジネスが本格化したら、政治家を目指す人はいなくなるでしょう。

小学校の卒業文集にも将来を見越して手加減を加えたり、粉飾しなければならない時代は住みにくいです。

キジが鳴かずにただ、黙りこくって追従するのは難行です。キジの産卵は2~10月ころで、4~7月が主たる繁殖期のようです。国鳥のキジから雑感をしたためました。

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