喫緊の安全対策

実施の優先順位

科学の発展が無条件に人間を幸福にしているわけではありません。利用の仕方が間違っていたり、応用することを躊躇していれば宝の持ち腐れです。車の追突やアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が後を絶ちません。

最近、農薬散布のヘリコプターが高圧電線に引っ掛かり墜落した事故が報道されています。高圧電線は急に設置されるわけでなく、設置場所の位置や高さは安定した情報です。

この情報をヘリコプターの運転者が共有していれば事故は防げるはずです。GPS技術が導入されてかなりの時間が経過した今、電線は運転者には見えにくくてもそれをサポートするシステムの構築が難しいとは思えません。

地下に埋設されている電線、通信ケーブル、ガス管、上下水道管が映し出される画像システムが稼働しています。

雪国における右図のようなスノーポールも運転席の画像に映るようになれば実際のポールは必要なくなるかもしれません。

車載カメラが大衆価格で設置できる時代です。

車に較べて高額なヘリコプターに危険物感知あるいは危険物に接近した情報を発信する装置を搭載するのは容易に実現可能と推測します。

車の自動運転だけがクローズアップされています。船舶なども含めた交通安全対策が実現されるように期待します。

経営者、国のリーダーは目先の利益だけを追求せずに高所大所からの判断を迫られているようです。

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