松の内雑感

地球は回る

いつものように新しい年(丁酉・ひのととり)が訪れ、3ヶ日が過ぎました。今年は十干(じっかん)では丁(ひのと)で、十二支(じゅうにし)では酉(とり)です。

十干十二支を縮めて干支(えと)と言いますが、干支は十二支をいうことが多くなっています。

干支の種類は10と12の最小公倍数たる60種あり、60年で一巡する暦を還暦と呼んでいます。

干支については干支の不思議も参考にしてください。

このたびの年末年始は天候に恵まれてあったかい日々でした。歳時、ものづくり、ITなどについて雑感をまとめました。

技術の進歩

正月2~3日は、箱根駅伝を中心にテレビを観ました。はるか昔はテレビ放送もなく、車の普及はわずかで自転車で伴走をしていたようです。バイクによるテレビ放映もまだ短い歴史です。

駅伝テレビ中継局のホームページを見ていると、速報マップページが新設されていました。ここでは、時々刻々、変化する選手の走行位置をグーグルマップ上に表示していました。駅伝選手の詳しい情報を得るには、該当バルーンをクリックすると選手のプロフィールが表示されます。

オンライン表示のしくみ

上図のような表示はどのような仕組みになっているか興味があり、調べてみました。原理は車載ナビゲーターのようなものでしょう。車載NAVIが車の走行位置をGPS衛星から受信した場所で確認するのに対して、駅伝選手の走行位置は第三者に送信して再利用される点にあります。

目標物の現在地を的確に把握する商品はすでに多くあります。携帯・スマホのGPS情報や高齢者管理の徘徊センサーから始まり、探偵や警察が使用するGPS検知器などです。

徘徊センサーやスマホのGPS情報はバッテリーがある間、遠隔地に即時的に現在地を送信可能ですが、安価なGPS検知器は位置情報を内部メモリに蓄積して後で取り出せるようになっています。

現在地のオンライン表示法

テレビ中継局のホームページによると、選手の後方に付けている大会バイクが受信した位置情報をテレビ中継車に送信しており、その位置は概略であると記載されています。

バイクは選手の側に1台ずつ付いているわけでなく、送信タイミングも短時間かどうかは不明です。たとえば、7~10位グループに付けたバイクから代表の位置情報を得て、順位は見た目で決められているように見受けられます。

正確な位置情報を表示するには

正確な位置情報を表示するには、一人一人の情報を即時に管理機器に送れば改善されます。それにはGPS信号を受信して確定した各人の位置情報を即刻、管理機器に送るようにします。

自分の位置を正確に表示するだけならば、GPS機能付き腕時計が出回っています。

最新のデジタルカメラは無線LANやBlueToothを利用して遠隔地や10mほど離れたパソコンに写真や動画を送ることができます。

GPS機能付き腕時計にも送信機能が付加された商品がすでに存在すると思われます。ただ、各大学のすべてのランナーがそのような腕時計を装着してくれるかどうかです。

スポンサー名が入っているゼッケンをすべての選手が着けることを義務付けられているように、ルール化すれば解決に向かうでしょう。運動靴の底にチップ化した受信送信器を埋め込むことも可能と思われます。

今では渡り鳥の生態を研究するために足環、体力のあるヒグマやクジラには送信器が取り付けられています。

腕時計装着の促進策

国民がマイナンバーで管理される時代です。運用面を監視していないと個人生活が筒抜けになりそうです。駅伝に話を戻すと、すべてといっても過言ではないと思われますが、多くのランナーは時間計測用に腕時計をしています。

各人の識別コードを腕時計の中に持ち、それに加えて選手が通過する情報を中央管理部に送信して1㎞ごとのラップを運用システムが表示することも可能です。

上の図のようにモニタ画面に、表示ポイントを通過するチームのラップタイムを表示することができます。選手が通過するまではテレビの中継画像や地域から募集したコマーシャルなどを放映するのも一つの方法でしょう。

さいごに

駅伝の放映についての感想に終始しました。人工知能についての感想などは次の機会になります。

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