新しいことを進めるにあたって

規格、仕様、規約を統一することは技術を普及させる際には非常に重要です。しかし、原始状態、黎明期では成り行きに任せ、実勢を勝ち得た規格が事実上の標準(デファクトスタンダード)になることがあります。

この点、インテルのマイクロプロセッサの開発はひとつの指針になるでしょう。8ビットMPUを開発し多くのシステムが出回った頃、16ビットMPUを世に出しましたが8ビットシステムが動作するモードを残しました。32ビットMPUがリリースされた時も同様です。

古いソフトウェア資産が一気に残滓になることを避け、端境期には2方式の同居を容認するやり方です。

スコープ1 最近、スマートフォン用の地図アプリをGoogle Maps Android API v1で開発しましたが、技術提供先(Google)の方針変更によりこれからはv2を使用することを余儀なくされました。

v1とv2は互換性がなく作り直しになる部分が多くなります。互換性を保持すると足かせになり、改訂の邪魔になるという判断がなされたと思われます。

v1はまだ始めたばかりなので色濃く染まっていないうちでよかったと考えるほかありません。新しいことを進めるにあたっては、やわらかい頭を持ち続けることに徹することでしょうか。あれこれ恨み言を並べずに開拓者の心意気を示したいところです。

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