激動から安定成長に

激動期を経て

ネット社会が根付き、いたるところでその恩恵を享受しています。生活の指針に、すでに去った話題、不明なことがらが生じたときに、インターネット検索は大きな手助けになります。頑迷な人々はインターネットの功罪の罪を強調して毛嫌いする人も存在します。新しいものへの過小評価というより、古いものからの切り替えができない人の最後のあがきともいえましょう。

物事の移行期には、良いこと悪いことが交錯しながら、やがて良貨が悪貨を駆逐して落ち着くべきところに落ち着くのが世の習いでした。安定期前の激動期には敢えて取締りなどをせずに自然淘汰に任せるのが良策とも言われてきました。

機能低下ネット社会は安定期に入ったと感じます。この辺りでこれまでのことを整理してみるのも良い時期でしょう。パソコンを使っているとやたら脅しまがいのアドバイスが横から入り、自社のソフトウェアを売りつけようとします。初心者の不安を煽って売り上げを伸ばすのはいかがなものでしょう。

本当に著名な会社とタイアップしているのか疑問を感じるものもあります。また、かなり高い機能が含まれている無料版をダウンロードさせて、シェアを固め後日、バージョンアップを薦めてきてそれに応ずると以前の機能が使えなくなり有料版を購入するように仕向けるものもあります。

無料版なのにバージョンアップサービスを薦められたら、何かあるのかなと疑問を持ってもよいのではないでしょうか。

激動期

4月から『暮しの手帖』を立ち上げた人々をモデルにしたドラマがスタートするようですが、コンピュータ版暮しの手帖のような辛口ご意見番が生まれてもよい頃と感じます。

新しいことを進めるに当たり、炎上商法、誹謗中傷、流言飛語…など様々な障壁が立ちはだかっていますが、広告料の多寡により評価に手心を加えるようなことをしない公平な評価をする国士の出現を待望します。

ビッグデータの利用

交通機関、公共機関、コンピュータOS、強大なアプリケーションなどは、いつもビッグデータに接しています。集めた情報をどこまで自由に利用できるかのコンセンサスが明確に定まっていないと思われます。

知人から『○○の竹林の賢人から』というタイトルでメールがときどき届きます。○○は地名です。すると○○に出かけた際は、ホテル△△にお泊りください旨の広告が入ります。

これはメールソフトがタイトルを検索して広告に利用していると思われます。行動が見張られているようでいい気分はしません。

季節の変わり目の行事をもっと大切にしたいものです。イケイケどんどんも悪くありませんが、整理、見直しが必要です。歳時に想いを馳せるのも一興です。

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