ホームグループ形成の意義
家庭やこじんまりとした会社ではネットワーク設定をWindowsのホームネットワークに設定し、ホームグループを形成してネットワーク資源を共有することが多いと思います。
ホームグループを形成して画像、音楽、ビデオ、ドキュメント、およびプリンターを共有します。
セキュリティの強化
Windows7まではホームグループを形成するにあたり、パスワードの設定をすることなく使っていましたが、Windows8.1ではセキュリティが強化されホームグループパスワードを設定しなければなりません。
今回、共有プリンターがWindows7パソコンにつながっていて、パスワードの設定にとまどいましたので記録に残します。
ネットワーク構成図
ネットワーク構成を上図に示します。デスクトップパソコンは移動しないので、ワイヤードネットワーク接続、ノートパソコンは移動を考慮しワイヤレスネットワーク接続です。
モノクロプリンターはルーター直結ですが、カラープリンターは無線LANをサポートしていないパソコンからも参照できるようにデスクトップパソコンTWO-PCに接続されています。ホームグループを形成するパソコンのOS(オペレーティング・システム)はWindows7と8.1が混在しています。
手順
ホームグループは当初、Windows7がリリースされたときに作成され、次いで、Windows8.1パソコンが後に加入したものです。手順を以下に示します。
1.ホームグループに参加する
下図を参考にしながら、Windows 8で、ホームグループに参加する方法によりホームグループへ参加できます。
2.ホームグループのパスワードを確認する
ホームグループパスワードはホームグループを作成したとき、自動生成されるので表に現れることはありませんでしたが、Windows8.1では重要な値です。
パスワードは変更することも可能ですが、自動生成のままであれば不明の場合もあります。そのときはホームグループに加入しているすべてのパソコンから値を確認することができます。
確認するにはWindows 8.1ホームグループのパスワードを確認する方法を参照してください。
3.ホームグループパスワードを設定する
「コントロールパネル」からホームグループに参加する方法を参照し、パスワードを設定します。
コンピューター-ネットワーク-コンピューター名 でネットワークの構成を確認します。
考察
できあがってしまうと物足りなさを感じるのは世の常です。上記のネットワーク構成ではカラープリンターを利用するには常に、PC1を立ち上げておかなければなりません。PC1をサーバーと考えれば何のことはありませんが、モノクロプリンターはその制約がありませんので、不満が募ります。
カラープリンターが有線LAN、無線LANの双方につながるようにするのが次の課題です。