弥生
寅年がやってきたと思っていたのにもう弥生三月です。今般、スーツを着る機会があり、ネクタイを締め久方ぶりに電車に乗りました。
お気に入りの一張羅(いっちょうら)は長く、箪笥の肥やしでしたのでやっと日の目を見た感じです。ネクタイの結び方も忘れるほどで脳にはよい刺激になりました。
着るものに掛ける予算はなくなり、状況に応じた役割に変えています。スーツ用替えズボンは必要なくなりもったいないですが散歩用に再利用しています。初めは場違いな雰囲気も自然な環境になじんできます。着こなすのもその人のアイデア、勇気、センス、技量でしょう。
人まね文化からの脱却
この頃の電車内では100%、スマホいじりの風景で埋め尽くされていましたが、今回、20代の女性が「コンピュータープログラミング言語『HTML』」という解説書を読んでいるのを見かけました。
スマホやタブレットなどの携帯情報端末で動作するシステム開発というよりも一般教養として読んでいるようでした。
HTMLをこよなく愛して自ら情報を発信され新しい風を吹き込んでもらいたいです。将来を担う若者によって人まね文化からの脱却が進むことを願っています。
「うれしいひな祭り」