身近なところからスタート

世界は地元から始まる

以前、営業用の団扇(うちわ)をもらったら上のタイトル文が印刷されてありました。

創業者とその配偶者の二人から始まったという大企業はかなり存在します。

同じように、大河の激流も源流の一滴からスタートしています。

究極の目標は大きく掲げることが大切ですが、初めからとてつもない高望みは危険です。

先ずは身近な話を語ります。

教育現場の現状はいかに

ある公共施設で仕事をしたとき、IT関連機器は十分に整っているとは言い難いものでした。パソコンにおいては、民間ではWindows7が主流の時期にWindowsXPがほとんどでした。

OSが古くても通常、利用しないソフトを常駐メモリから削除するなどのカスタマイズを十分にすれば、利用に耐えうるものなのに動作が重くイライラが募りました。

予算に限りがあるので、たびたび、新しく更新できないのでしょう。その上、購入時にあまりにも高いものを買ったためにモデルチェンジに対応できないのだろう。

予算を使い切らなければならない仕組みにも問題があります。

専門知識に通じている社員をパソコンマニアのように便利に使っていると人材は逃げてしまいます。

2020年から小学校でプログラミング教育必修化がスケジュールに上がっていても現状は準備万端とはいってないようです。

これまで高いハードルに挑戦し過ぎたきらいがあります。実情を考慮して基礎から再スタートです。

身近なプログラミング

身近な問題として、「今日は何曜日」かを表示させたいときがあります。この問題は実質1行のプログラムコードで解くことができます。以下のコードです。

<!DOCTYPE html>
<html>
<script type="text/javascript" charset="Shift_JIS">
document.write('今日は' + ('日月火水木金土'[new Date().getDay()] + '曜日').fontcolor('magenta') + 'です。');
</script>
</html>

「今日は何曜日」実行例

 

次にこれを拡張して「自分が生まれた日は何曜日だったのだろうか」と思うときがあります。

誕生日は各人まちまちであり、自分が生まれた日を指定した日に変えた方が汎用的です。

それは以下の実質4行コード(9~12行)で求めることができます。

 

<!DOCTYPE html>															<!-- 日付から曜日を得る -->
<html>
<body>
<input type="text" id="hiduke">
<button type="button" id="form-button">調査する日付(YYYY-MM-DD)</button>
<div id="result-text"></div>
<script type="text/javascript" charset="Shift_JIS">
document.getElementById("form-button").onclick = function() {
  var inputYMD = document.getElementById("hiduke").value;				// ユーザの入力日付文字列を得る
  var dObj = new Date( inputYMD );										// 入力された日付オブジェクト
  var wDay = dObj.getDay();												// 指定日付の曜日
  document.write("指定の日(" + inputYMD + ")は、" + '日月火水木金土'[wDay] + "曜日です。");
}
</script>
</body>
</html>

「自分が生まれた日は何曜日」実行例


入力する年月日はスラッシュでなく半角のハイフンで区切ります。10文字を入力後、右欄をクリックします。ここではシステムが日付の正当性をチェックしません。2月30日、3月34日、13月0日などを入力してもエラーとしてはじかれません。4行目のtypeをdateに変更すれば異常値を除外できますがコードサイズが大きくなります。

次回の予定

次回はもう少し歯ごたえのあるものに挑戦する予定です。

 

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