ものづくり筆耕は形あるものだけでなく、構想、方針、仕組みなども取り上げます。
最近、外国からの観光客(インバウンド)が増大し、景気を押し上げています。
遠くからの宿泊者へのサービスに多くのホテルはWiFiサポートに力を入れています。
過剰サービス
外国からの宿泊者は一泊10万円ほどの高級ホテルからインターネットで予約する格安な一軒家に宿泊することもあります。
外国人は総じて日本の行き届いたサービスに感心するようです。一方、過剰包装に代表されるサービスの行き過ぎにも疑問を抱かれます。その分を価格低減につなげて欲しいのです。
高級志向から再びの価格破壊
衣料品やファーストフードを中心に価格破壊という言葉がもてはやされ、安くてもそれなりの価値のある商品が市場を席巻したことがありました。
その後、高級志向に転じてしまいました。消費税が上がり生活防衛上、安くて価値のあるものに再び目が向けられています。
最近、690円のカット専門の床屋さんの広告を見つけましたので以下に掲げます。
水を使わず、髭もそらない頭髪のカットだけの代金は1,000円でした。消費税8%を機に1,100円になり、客足が遠のき思い切り平日の午前中に限り690円としたようです。
近代化の世界的評価
我が国は、国の成り立ちとしては古い国の部類に属すると言われます。体系づけられた文字の利用や確立された法制などを考慮するときはまだまだ新参者とも言えます。
とは言え、鎖国からいち早く脱し、近代化(欧米化)を実現したことは世界的にも評価され、「明治日本の産業革命遺産」がユネスコの世界遺産に登録されました。
参加しやすい料金
高度成長期は歴史の1ページになりつつあり、少子高齢化が喧伝されていますが、ここらあたりで100年前、200年前の生活を見つめなおしてもいい頃です。
朝型勤務が取りざたされています。夏時間の一斉採用はとん挫しましたができる部署はやってください方式は成功します。それにしても江戸時代の知恵者はなぜ今頃と笑っているようです。
昔ならば盆と正月の生活を毎日、繰り広げています。飛び切りの景勝地で参加費4万円ほどのクラス会がありましたが集まりはイマイチでした。高すぎるというのが実感です。
発想の転換
時には豪華デラックスもいいけれど、適正料金でいやそれ以上の超格安料金の山小屋での飯盒炊爨などもいいのではないでしょうか。
高度成長期に自治体が競って作ったリゾート施設の利用率が高くありません。収納人数に難がありますが、知恵を絞ればクラス会にも使えます。
施設の満杯は限りなくゼロのようですので民業圧迫などと言わずにもっと安くして多くの利用者に来てもらえる施策を考えて欲しいものです。
ミニマリストというものを持たない生活をする人が広がっています。豪華、壮麗、ハイクラス、エクセレントを目指すにも疲れました。質素を心掛けます。