ヘッドストラップとは
スキーですべりながら周辺景色を動画に収めたり、長い滑り台から滑り落ちる様を収録するために、デジタルカメラ取り付け具のヘッドストラップが商品化されています。
両手ともカメラを支えるために使うことができない条件で、『ものづくり筆耕』の精神に沿いつつ、DIYの楽しさを引き出せるようなヘッドストラップ相当品を作成中です。
できるならば自転車で走行して街並みを動画に収められたら最高です。
通販で購入する場合、2000円から数万円までの商品がそろっていることが判りましたが、1/4インチネジ、ぐにゃぐにゃ三脚、三脚の雲台などの知識があれば、ありあわせのものでヘッドストラップ相当品ができそうなので自作に挑戦しました。
頭に紐で取り付けるヘッドストラップは難しそうなので帽子のつばにつける方法を模索しました。
取り外し自在な本格的カメラ取付け帽子はさまざまな部品を用意しなければなりません。上図の左端、1/4インチネジを帽子の鍔に小さな穴を明け、鍔のしたから上に通し上からカメラの雌ネジと接合すれば簡単にできそうと見通しをつけました。
いろいろ調査を進めると動作仕様を少し下げれば、すでに持っている備品だけで作成できることが判り作成例を以下に示します。
簡易ヘッドストラップ作成例
❶グニャグニャ三脚
1/4インチの雄ネジが付いているグニャグニャ三脚で自在に曲げることができます。
➋丈夫な紐、1.5mほど
ベルトの代わりにするので断面が丸いものより平べったい紐がよく、グニャグニャ三脚のイボイボに絡めて体に結びつけます。
◆完成図
体の右にベルトの結び目がくるように紐との絡み場所を調整します。
◆装着例
人台(じんだい)に装着して最終チェックします。
◆利用場所
オートスライダーの乗り場所です。
おわりに
当初の目標はずいぶん、高かったのですがすぐに用意できる備品で作ってみました。備品を集めて紐で結びつけるだけです。自転車で街並みを収録することもできそうです。
近くに500円ほどの利用料金で小さな丘をすべり落ちることができる遊園地があります。動画収録が楽しみです。
おまけ
NHK BSプレミアムで『にっぽん縦断こころ旅』を放映しています。俳優の日野正平さんがスタッフのみなさん計5名(他に車隊5名、総勢10名)で自転車をこぎながらにっぽんを縦断しています。
右の写真にあるようにカメラは自転車についているようです。車社会の中でわざわざ人力で移動する番組は見ごたえがあります。