インパクトある囲み表示
テレビニュ-ス報道においてタイトルを四角枠で囲み、一筆書きのようになぞって一周する表示方法があります。NHKやテレビ朝日で見かけました。
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以前、 ラジオ文化 で取り上げましたが、div要素のborderを利用していました。svgでpathデータを利用すれば、一筆書きの動くキャッチコピーに応用できそうです。進化版をお届けします。
複数の短歌、俳句、川柳を表示するとき、切れ目に挿入し表現を強調させるために囲みアニメーションを導入しました。
HTMLによる囲みアニメーション表現3例
HTMLのcssやJavaScriptを使ってダイナマイトの導火線が燃え移るように描写するにはAnimationを使うと便利です。ネット上を検索するとAnimationの使い方には、次の3つの方法があります。
①div要素を90度ずつ回転させた4つ要素のborderを時間遅れで表示させ四角の枠を表示する②同じ要素を4つ用意し、それぞれのborder(border-top, border-right, border-bottom, border-left)を順に時間遅れで表示して囲みアニメーションを実現する
③一つのdiv要素に重ねてsvg要素を定義しpathデータで形成する4角形にanimationを使って囲みアニメーションを実現する
寸評
3つとも同じ機能を実現できます。プログラミングコードサイズは①から順に少なくなります。本格採用は本人の好みで③になりました。①と②と異なり③はLazyLinePainterライブラリを用いてJavaScriptである程度、面倒見てあげなくてはいけませんが、pathデータをcssに用意するだけ済むものもあるようです。
JavaScriptを使うと囲みアニメーションの開始時、終了時にイベント処理を紐づけることが可能で、奥深いアニメーションを実現することができます。
ページの最後に実演とプログラミングコードの閲覧方法を載せました。深みのあるページの表現方法としてお考えいただけたらありがたいです。
実演
ブラウザのロードボタンを押下すれば再実行されます。
囲みアニメーション関数コードの一例
ページのソースコードを表示させるには 右クリック-検証-ページのソースを表示 などをご利用ください。囲みアニメーションを3例挙げていますが、囲みアニメーションを記事に応用するには気に入った方法を1つ組み込むだけで十分です。