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この記事の概要

ここでは雑誌を自動的に読む方法について語っています。後半の動作例で、用意した雑誌を読んでいます。そのため、ウィジェット欄を非表示にしてのびのびと表示しています。

自動ページめくり器

「本は読みたしページめくりはめんどうだ」とものぐさを決め込むことがあります。そこで自動ページめくり器が考案され発売されています。ものぐさというより福祉機器の観点から開発されているのが多いです。

メカニックを駆使したページめくり器は、本のセッティングに2~3分かかり、ページをめくるのに7~8秒かかるそうです。体が不自由ながら積極的な人生をめざす人々を応援する意気込みが感じられます。「自由気ままに読書を楽しむ楽らく読書生活」のサイトが参考になりました。

電子書籍をめくる

紙媒体の書籍を自動ページめくりしながら読むには、かなりの経費が掛かりそうです。ここでは電子書籍を自動ページめくりする方法について語ります。すでに多くの先駆者が開発され、格安料金あるいは無料で配布されています。GitHub等からJavaScriptを使ってページをめくるjQueryライブラリーが公開されています。



その中で実際に本をパラパラめくる効果を出せるjQueryプラグイン「turn.js」に出会いました。サンプルコードはここから入手しました。HTML、CSS、JavaScriptをコピー&ペーストしそのまま実行可能です。

試作版の概要

この基本ソースにsetTimeoutによる自動めくり機能を追加してあります。動作はまだ、納得いかない部分があり落ち着いたら公開する予定です。

設定機能

  1. めくり速度
  2. ページ移動
  3. 1ページ戻る
  4. 1ページ進む
  5. マガジン速読
  6. マガジン速読の停止・再開
  7. ←→キーによるページ移動

 

めくり速度はこの記事の起動時にただ一度、設定することができます。そのため、❷~❻の設定に先立ちパラパラ読みのスピードを500~5000ミリ秒で設定し、その80%をめくり速度にしています。その他の設定は適切なタイミングで複数回、設定することができます。

動作例

パラパラ読みの速度(500~5000)を設定後、マガジン速読をクリックすると指定されたスピードでパラパラ読みが開始します。停止/再開ボタンを使って途中で読み込みを停止し再び開始することができます。キーボードが付いているデバイスで読む場合は、←、→の矢印キーの利用が便利です。

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終わりに

四隅をドラッグ&ドロップしページをめくる本来の操作で読むこともできます。

パラパラ読みで読みたい箇所を見つけマガジン速読の右にある停止ボタンをクリックして、そこからNext→ボタンを利用して精読することができます。速読と矢印ボタンを組み合わせて多様な講読をお楽しみください。

今回は試作版にて、PDFを読むのではなく、あらかじめ用意した画像を読んでいます。次にはPDFを読んで表示する機能を追加する考えです。

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