「ものづくり筆耕ブログ」カテゴリーアーカイブ

ものづくりに関する想い

電子機器今昔

お局様(おつぼねさま)

お局様の話はうざったい!耳を貸す気にはなりにくいが通例です。歴史に学ぶつもりで古い話を聞いてください。今般、古いWindows10パソコンを一掃してWindows11パソコンを導入しました。

朝、シャットダウン状態から立ち上げるのに20分ほどかかりました。限界を超えてる中古(ちゅうこ)品というより中古(ちゅうぶる)をだましだまし使ってきました。

いつ壊れるかと気をもみながら使うのは心臓に悪いと考え一念発起して切り替えました。

白黒テレビを見始めたころ古くなると電源を入れてから見れるようになるまで20分ほどかかるので、お気に入りの番組を見るのに早めに電源を入れていたことを思い出しました。

当初、バイクや四輪車にはセルモーターがついてなくキックしてエンジンをかけたものです。チョークをふかすという用語を知っている人はもう皆無に近いでしょう。

トラックやバスにはクランクというかぎ型の道具を非常用に携行してエンジン不調に対応しました。

古い知識は役立たないか

世の中は猛スピードで進展し古い知識が役立つことは少なくなりました。ChatGPTなるものが出現しなおのこと、古い知識には関心が薄くなったようです。

コロナが突然現れたように考えがちですが人間の歴史が始まったころにすでに存在したでしょうから、ChatGPTの雰囲気はこれまでもあったはずです。

なにも一朝一夕に世の中が変わるものではないでしょう。落ち着いて付き合っていけばいいのではないでしょうか。

今どきの動画や写真送信法

時代に合った手法

諸事において周りが変化したならそれなりに対応せざるを得ません。一昔前のファッションが気に入っているとしても流行遅れとみなされます。市場に出回っていなければ身に着けることはままなりません。電子機器の進歩は日進月歩でありぼやぼやしていると取り残されます。

大型連休では多くの動画や写真を収録したことでしょう。時代に即した動画・写真送信方法を体現してください。

情報伝達の変遷

動画や写真を他人に送るとき、紙に印刷したりテープ、フロッピーディスク、CD-ROMに複製して送っていました。近年になってインターネットが普及するとpngやmp3, mp4の電子媒体を作って関係者に送るようになりました。以下にその手法を挙げます。

①紙やテープなどを郵便で送る
②電子媒体(CD-ROM, DVD)を宅配などを使って送付する
③インターネットを使って電子媒体のイメージを送信する
④電子媒体のアップロード先アドレスをメールやLINEで送る

集合体を作る

①や②による伝達法は時間と経費がかかりますが、現在は③や④の方法を用いてネット社会になじんでいます。写真は1枚で終わることは稀で集合体にすると扱い易くなります。また、次の写真に移るときの切り替え効果を付けると退屈せず中身が引き立ちます。それらを作るツールとしてスライドショーやmovieMakerがあります。まず簡単にまとめる方法から述べていきます。

🔶ZIPに圧縮し一つにする

写真をひとつのフォルダにまとめ、フォルダ全体を圧縮してZIPにします。このZIPを送信先に送り、受信者が解凍(展開)して写真に復元します。

🔶複数の写真からスライドショーを作る

写真を動画風にするには、例えばmovieMakerのようなスライドショー作成アプリを用います。以前はWindowsに付属していましたが最近のOSには付いていません。教材などを大量に扱う学校の教師や塾講師の職業においては購入されてはいかがでしょう。字幕(キャプション)やメッセージを付けたりBGMを流すこともできます。

電子媒体をアップロードするには

写真や動画をYoutubeなどの公開サーバー上にアップロードすると写真・動画本体を相手に送ることなく見てもらうことができます。閲覧条件を設定することにより、家族、会員などに制限することも可能です。公開条件に制限を設定しないとブラウザの検索にヒットすれば誰にでも閲覧されてしまいます。

せっかく、閲覧条件を設定したのにロード先のURLアドレスを誤って公開に及んだら何にもなりません。このような場合はYoutubeから動画を削除すれば大丈夫です。

過去の作品例

以下の作品は動画風写真に手づくりしたものです。▶再生ボタンをクリックしてお楽しみください。

まとめ

動画や写真をそのまま、関係者に送ろうとしたときアップロードする方法を考えてください。ZIPにしてメールに添付したり、DVDを宅配で送るのはもはや時代遅れです。公開サーバー上にアップして限りある通信資源を有効に使いましょう。

送り側はアップするときに公開条件に配慮し、受け取り側は情報がサーバーにいつまで保存されているかに気を配る必要があります。後日、再び見たいと思ったらダウンロードして自分の領域に確保することを忘れてはなりません。

チャンス到来

若者に期待

先日、靴やカバンの修理をしてくれるお店を尋ねました。駅から少しかかりますが散歩気分で徒歩で行くことにしましたが大きな河を渡る橋の入り口がわかりません。近くの人に聞いてようやく辿りつけました。

以前、整備されたバイパスの歩道を散歩していると高速道路の入り口に差し掛かり歩道がなくなっていました。

車と歩行者の共生にまで考えが回らなかったのでしょう。この街に来てようやく慣れてきましたが心の奥底にたまった違和感をまとめてみます。

車優先社会

今住んでいる町はところどころにクレーン車が立ち並びいまだに発展途上という珍しい町ですが60年以上も前に策定されたであろう車社会対応版街づくりがずっと踏襲されているようです。

当時、気鋭の若者たちがアメリカや福祉先進国の北欧を視察に回って作り上げた町のように感じられます。

その功労者も市役所の部長等に昇りつめ引退されたことでしょう。

コンビニなど新規に続々開店されますが、広い駐車場には歩行者の導線が見当たりません。

車や自転車の勢いに押され街並みを楽しむ気分が湧かず、地下鉄やバスに足が向く街づくりは何とかならないでしょうか。

空飛ぶ車が夢でない時代が到来しています。

いつまでも杓子定規に手あかのついた街づくりを金科玉条として守り続けるのはいかがなものでしょう。

若者の選挙離れが報道されていますが、若者にとって今こそチャンス到来というものです。

引かれ者の小唄や愚痴を聞いている暇はありません。やったが勝ちです。斬新な町づくりを期待しています。

さいごのひとこと

本末転倒

限りある地球の資源を大切に扱って古くなったものを修繕して使う生活スタイルは「江戸時代のリサイクル精神に学ぶ」を標榜している身にとって大いに満足しました。気分を良くして帰りには生ビールをしこたま飲んで英気を養いました。収支決算は甚だつじつまが合いませんが後悔のない一日でした。

ナンプレ実装化1

実装化に当たっての方針

これまでプログラミングを考えるという観点から、AIを用いてナンバープレイスを解くというミッションに挑戦してきました。

ここに至るまで、ナンプレ解法を2桁サポートすることを目指してHTMLを使って実装化に励んできましたが先日、10個目の『XY-WING』の動作確認を終えたところです。

さて、モノを作るには製造技術を持っていなければなりませんが、品質の高い商品を作るには最終的な製造技術があれば事足りるというわけではありません。ナンプレは1~9の数字を扱い、3つに限定する処理が極めて多いです。縦、横、ブロックと常に3に関わっています。

ナンプレ解法の三国同盟、隠れ三国同盟、BoxLine、XY-WINGなどにおいて、『3マスに限定された3つの候補』という条件がしばしば出現します。

実装化に当たり3にまつわる事柄について整理しておきます。

3つに限定された3つの候補

9個のなかから3個を選ぶ組み合わせは84通りあります。123から789まであり、求め方を含めて下記に示されます。

9C3=84
9個の中から3個を選び3限定を成立させる組み合わせは次の84通り
 

普遍化とは

以前、当サイトのナンプレ三国同盟実装するにおいて、普遍化の部分で123以外の数字を出現回数を調べて123に引き当て普遍化テーブルと突き合わせると述べましたが、この方法は適切でありませんでした。

普遍化とは多くの例証があるとき、すべてのケースに合致する法則を見出して一つの例題で説明するときに適用するものです。

あらゆる事象に応用できない場合は誤りです。今回の記事により訂正いたします。

9C3=84はそれほど大きな情報量ではないので、起こりうるすべてを定数として用意する方式に変更しました。定数は1, 2, 3と3個1組で使われることもありますが、12, 13, 23と2桁で利用される場合が多くこの他にも三国同盟においては12, 13, 123や23, 123, 123など8種類のバリエーションが存在します。これらのテーブルを追加するとさらに情報量が膨らむので必要になったときに生成して利用しています。

基本形の123から2桁の組合せ(12, 13, 23)や三国同盟を成立する候補の組合せは平易な方法で生成することができます。

まとめ

数多くのバリエーションがあるとき、代表的な値で全体を説明可能な場合、普遍化して少ない情報で代替できますが、そうでない場合はすべてを例証として挙げることが手堅い手法と言えます。

おまけ

9個のなかから3個を選ぶ組み合わせを表示するHTML関数コードをおまけとして以下に掲載して終わりにします。

SyntaxHighlighter Evolvedプラグインを有効化するのを忘れていました。あぁ反省!

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
</head>
<Div style="margin:0 auto; width:600px; height:280px; font-size:18px; background:ivory; border:1px solid green;">
<div style="text-align:center;">9個の中から<b>3個を選び3限定</b>を成立させる組み合わせは次の<b>84</b>通り</div>
<div id="item" style="text-align:left; margin:20px; width100%; height:auto; font-size:16px;"></div>
</Div>
<script type="text/javascript">
var vMax=ary=0;
const combination = (nums, k) => {				//numsで指定された文字からk文字を選ぶ組み合わせ配列を求める
    let ans = [];								//1,2,3,4 ===> 1,2 1,3 1,4 2,3 2,4 3,4
    if(nums.length > vMax)	vMax=nums.length;
    console.log("nums.length="+nums.length, k, vMax);
    if (nums.length < k) {
        return []
    }
    if (k === 1) {
        for (let i = 0; i < nums.length; i++) {
            ans[i] = [nums[i]];
        }
    } else {
        for (let i = 0; i < nums.length - k + 1; i++) {
            let row = combination(nums.slice(i + 1), k - 1);
            for (let j = 0; j < row.length; j++) {		//ここで指定された文字からk文字を選んでいく
                ans.push([nums[i]].concat(row[j]));
            }
        }
    }
    return ans;
}
for(var i=3; i<=9; ++i){
	var number=new Array(i);
	for(var j=0; j<i; ++j)	number[j]=j+1;				//1, 2, 3, 4, 5, 6
	ary = combination(number, 3);
	console.log(i+" "+letter2(ary.length)+" "+vMax+"C3="+JSON.stringify(ary));//'a', 'b', 'c' ===> ["a","b"],["a","c"],["b","c"]]
}
	//document.getElementById("item").innerHTML = JSON.stringify(ary);
	console.log(ary.length, ary[0], ary[83]);
	for(var i=0; i<ary.length; ++i){
	  document.getElementById("item").innerHTML += ary[i] + " "
	}
function letter2(n) {return (" "+n).slice(-2);}	<!-- send ' 1' -->
</script>
</html>

 

2023のこどもの日を祝う

再生ボタンをクリックしてバックグラウンドミュージックでお楽しみください
BGM:鯉のぼり ©2023 TacM, Ver1.00

鮮度を保つ

久々の明るいニュース

モノが小さくなったり集配回数や公的サービスの質が落ちてきた中、WBC優勝という明るいニュースが飛び込んできて心の底から喜びました。

コロナ禍以前からデパートや公的施設で照明が暗くなりました。照明を落とすにもかなりの経費が掛かります。

そこで電球5個使っていたところを4個、3個と減らして利用しているのを見かけました。

困るほどに照明が落ちたわけでなく、こんなことなら開始当時から実行すればよかったのにと思わずにはおれません。テレビ画面やスーパーでは「明るさを適度に落としています」とのことわりが表示されますが、この表示もやめてほしいです。

先進国から落ちる一歩手前

あるテレビのコメンテーターが我が国は今や『先進国から落ちる一歩手前』にあると警告していました。

日本のGDPも第3位から4位、5位と下がりつつあります。

ここらで踏ん張って元気な日本を取り戻したいものです。

得意分野を活かす

様々なスポーツがあります。人それぞれに得意不得意があります。

体重100㎏ではマラソン競技には向いてなく、体重50㎏の人が砲丸投げで記録を作るのは困難です。得意とする分野で活躍することが大切です。

日本は組織力を活かすことに長じています。これらは他国にまねられ追従されてすぐ追い越されるのが常です。「記録は破られるために作られる」を心に刻んで新鮮さを保ち続けて欲しいものです。

西欧化を顧みる

選択的とは何ぞや

5月に先進国首脳会議が広島で開催されます。それを踏まえて様々な議論が展開されています。今さらながらですが「選択的」という言葉が踊っています。選択的とは「金科玉条となる指針ではなくそのような考え方も許容されますよ」といった意味合いと考えられます。

そこには様々な含みを許容しますという寛大さもあると思われます。がしかし、巷の動きは一方方向に振れています。

「選択的夫婦別姓制度」は夫や妻の姓を名乗らずに、結婚後も従来の姓を名乗るというものです。そしてそれは従来の夫婦同姓制度と並列に進むというものです。従来方式、新しい方式の好きな制度を取り入れてくださいというのだから何ら問題はないように思われますが狭いコミュニティにおいては簡単にはいきません。

PR TIMESより

私が育った所において、同姓は先祖をたどればすべて同族であり遠い親戚になります。

その状況で夫以外の姓を名乗ると一族の地盤沈下になりかねず、長老たちから嫌われます。

地方では趣味、学閥、考え方、識見などよりも地縁・血縁が優先される傾向にあります。

「長いものには巻かれる」の風潮を考慮すると「選択的夫婦別姓制度」といえども好ましくないとの考え方が成り立ちます。

閉塞感からの脱却

ここ30年、経済成長が低迷し閉塞感が漂っています。明治になってから156年、振り返る時期です。幕末時期、長い間手本にしてきた唐天竺(中国・インド)は西欧列国の激しい攻勢にさらされ、日本は危うさを感じていました。国力の充実を図り、国威発揚を目指しました。憂国の士による西欧化の国策は成功裏に推移したと言えるでしょう。

産経ニュース引用

このとき、長く我が国に培われてきた古来からの精神をもっと残しておけば良かったのではないかと残念に思われます。先進国首脳会議出席国で取り入れてない国は日本だけで恥ずかしいという面も少しはあるようです。やみくもに踏襲することなくここらあたりで西欧化を顧みてはいかがでしょう。

新しいものへの愛着

球数制限と飛び級

最近、囲碁の仲邑菫(なかむら・すみれ)三段が13歳11カ月でタイトルを獲得しました。驚きで拍手喝采しました。囲碁などの知的競技ではスポーツ競技ほど大人と若年者との体力差は大きくないようです。

昔から天下を取るには目いっぱいの努力で最低10年はかかると言われてきました。競技は白熱した戦いでなければ盛り上がりません。それ故、体格差がものをいう競技では年齢別制度が採用されます。

その点、芸術や知的ゲームの世界では年齢を問いません。ピアノ・囲碁・将棋は2~3歳でも稽古を始められます。すると12~13歳で天下人になることが可能です。

日本は平準化社会が定着してその考え方が文化面の精神的支柱になりましたが、経済面では貧富の差が拡大しています。若手が活躍し競技を盛り立ててくれることはありがたいです。反面、若手がこじんまりと老成の域に達しないかと危惧されます。

体が伸び盛りの野球界では投手に球数制限を設けています。サッカーでもヘディングについて同じような制限があるようです。義務教育を終えた学業で中途で止めて自分の道を極めるのは個人の権利ですが、年若く天下人になっても晩年はどんな生活が待っているのでしょう。

OGスマイルから引用

高校野球で優勝や傑出した成績を残すとアメリカの大会に招待されます。その間、学業はできません。進級・卒業への単位取得は通常と異なる特典があるのでしょう。知的競技にもこれらを応用しスムースな学業を継続できる社会仕組みを作ってあげる必要が迫られています。

スポーツで飛び切りの活躍をした学生を飛び級で進級させようとした動きをマスコミこぞって反対したことがありました。世界をまたにかけて活動している傑物には凡人には体験できない学びに触れています。

ドイツニュースダイジェストのサイトより

英語力などは海外で多くの要人に会って生きた勉強に役立ち居眠り学生よりは身に付いていると思われます。それでも飛び級を許さないのは理不尽というものです。

努力不足の大人を救済するためにも、中高校生の大会への出場制限をして学業しやすい環境を整えてあげるべきではないだろうか。人生100年時代、ゆったりした流れを作ってあげましょう。

直江兼続愛用の兜から

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