月別アーカイブ: 2014年1月

動く観光案内

観光地の駅待合室にジオラマなどと並んで観光地案内掲示板があって、ボタンを押せば巨大地図の該当箇所が点滅するものがおいてありました。Web上にも魅力的な観光案内がわんさかそろっています。

今回、地図を目次代わりに、該当する地点をクリックすれば、観光スポットのページに飛んでいくようなWebページを作ろうと試みて検索したところ、waoxさんが便利なプラグインツール情報を発信しておりました。グーグルマイマップでもほぼ、同じようなことができることが判り、こちらを採用しました。

水戸市観光スポット ← 動くパンフレット(全画面表示) グーグルマップを利用するので、まずグーグルアカウントにログインすることから始まります。グーグルアカウントは無料で取得できます(追記、グーグルアカウントへのログインは限定公開、非公開の場合であり、公開状態ならば制限ありません)。

上記の水戸市観光スポットをクリックし、地図上のマーカーあるいは左の観光名称をクリックします。写真と説明を参照し、説明文のなかにリンクが貼られている場合は、さらにクリックすれば詳細な情報が得られます。 マイマップも簡単にできるわけではありませんが、作成用支援記事はたくさん、出回っています。 旅行案内用の動くパンフレットを作って参加者に配布というよりURLアドレスを連絡しましょう。

熱海水葉亭

上図はwaoxさんの作品で、写真が地図上の吹き出しの中でなく右ウィンドウに表示されます。こちらの方が見やすくグーグルマイマップでも出来ないものでしょうか。吹き出しに表示する写真サイズを小さめにして、当面、進めていきます。

マイマップはデータの一覧表が表示され、全体を俯瞰できる点が特長です。どちらも写真はWeb上にアップロードしたものに限られます。 水戸市観光スポットはこれから始まる未来の話ですが、waoxさんのお出かけ記録のように過去の出来事を動く絵日記として残すこともできます。

ゴルフコンペ、町内会旅行、会社慰安旅行、運動会、野外焼肉パーティーなどの地図とリンクした案内や、海外旅行、クラス会、新婚旅行、家族旅行記録など、訪ねた場所が特定されるアルバム作りに利用できるでしょう。

【追伸】Webサイトで音楽を流すのは、はやらなくなったあるいは顰蹙物の場合があります。社内旅行やクラス会で社歌、校歌がひっきりなしに流れるのもどうかとお考えの方には、地図の特定箇所をクリックした先に、音楽データを埋め込んでおくと限られたときのみミュージックが流れます。

ページ内リンクの行ずれ改良

サイトの記事が長いと同一画面に収まらなくなります。その場合、ページ内リンクを貼っておけば該当する箇所にすぐにジャンプできますが、下図のようにいつも2行ほどずれるのでこの便利な機能を使わずじまいでした。

表示が乱れる

原因が明らかになったので改良手順をメモに残します。一番の原因はWordPressをログインしたままで、閲覧していることでした。ブックマークバーの表示を常に表示する設定も中止したところ、見やすい表示が得られました。

ブックマークバーの表示設定を変更するには、google chrome-設定-詳細設定を表示…-デザイン-ブックバーを常に表示するのマークを外すの手順を行います。

Chrome設定

ログアウトして、ページ内リンクで閲覧した結果を以下に示します。

表示は正常

いずれにしても、ログイン状態で何かを進めるのは危険であることがわかりました。

画像をスライドショーにする

WordPressを使ってサイトのテーマ画像をスライドショーにするために、Web上を調査したところ、下記のようなMeteor Slidesプラグインを採用した組み込み記事が見つかりました。

スライド画像のプラグインMeteor Slides

TwentyTwelveのヘッダー画像をスライドショーにするプラグイン

スライド画像のプラグイン「Meteor Slides」を入れてみた

SlideShow

①~③を参考にしてMeteor Slidesプラグインをインストール、有効化しウィジェット欄に静止画像を載せることに成功しました。テーマをTwenty Thirteenに更新しヘッダー画像をスライドすることも体験しました。

このプラグインの機能は、スライド数、スライドの高さ、幅、スライド表示時間などを設定できる他、ヘッダー、ウィジェット、本文記事のどこにでもスライドショーを実現できます。

複数箇所にサイズの異なる画像をスライドさせるにはリリース先のドキュメントを熟読する必要がありそうですが、表現力アップに役立つことでしょう。テーマの画像をスライドさせれば、SONYやドコモのホームページと同等になります。

スライドショー

SNSの始め方

1.SNSの概要

ブログとはインターネット上で日々の諸事を公開するサービスのことで「ブログやホームページを独自で立ち上げる方法」の記事を以前に発表しましたが、初心者にはハードルが高いという意見が続出し、親しみやすいSNS(Social Networking Service,ソーシャル ネットワーキング サービス)について語ります。

SNSとは緩やかなあるいは緊密な仲間作りを応援する情報サービスのことです。現在、著名なSNSの一覧表を以下に示します。ブログは無料版中心です。

SNS一覧表

2.ツィッターの登録

ツィッターを始めるために、会員登録をします。ブラウザ(閲覧ソフト、インターネットエクスプローラーなど)を起動し、下図のようにアドレス欄にtwitter.comを入力します。https://は自動的に追加してくれます。

TWITTER

初回、「Twitter始めませんか?登録する」の欄に「名前」、「メールアドレス」、「パスワード」を設定して「Twitterに登録する」をクリックして登録完了です。

メールアドレスとパスワードは一般的な留意事項によりますが、名前は本名よりもニックネームがよいでしょう。すでに使われていれば、変更を促されます。誕生日や住所を入力させるサイトが多くありますが名前にもこだわらず開始できます。

2度目からは、ユーザー名(名前またはメールアドレス)とパスワードを入力します。パスワードの下欄にチェックマークを入れておくとログオン状態が保てます。

3.つぶやき方

下図の右上の○印の部分をクリックして140字以内でつぶやくことができます。当初は、無難なことをつぶやくことから始めると良いでしょう。フォロー、フォロワー、ダイレクトメッセージ、リツィート、ハッシュタグ、リストなど理解することが多くありますが徐々に覚えられます。

つぶやき

4.ツイッターの効果

パソコンやスマートフォンはMicrosoftやGoogleなどのデファクトスタンダードのなかで運用されています。メールのやり取りや検索をするだけでは、良くも悪くも現実を認めるしかありません。事実上の標準は最良とは限りません。SNSでもう少し広い世界に踏み込むと将来のあるべき姿を描くことができるようになるかもしれません。de-facto-standard 人は社会とのつながりを求めます。それを促進するコミュニティ型のWebサイトがSNSと呼ばれます。ゆるやかなつながりのツイッターから、趣味や居住地域、出身校など緊密なつながりを重視するfacebookまで様々なSNSが存在します。

中には「既存の参加者からの招待がないと参加できない」という仕組みのものもありますが、ツイッターは入りやすいのでご検討ください。下図はSNSの効能を示したものです。口コミ 5.利用上の注意点

SNSは友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供する目的で普及しました。facebookの利用において、中東では民主化に貢献しながら、アメリカでは「不倫を助長する」、日本では「未成年者(女子高生)の交流不全」などの問題も噴出しています。

車を乱暴に運転したら交通事故が続出します。光があれば影もあります。運用には気をつけたいものです。これから情報発信を始めたい方はまず、ツイッターに注目しそしてあっさりした参加を心がけ、当初は濃密な関係を控えましょう。

ブログ炎上

自分の個人情報や業務上知り得た情報はやたら公開してはなりません。井戸端会議と異なりインターネットは全世界につながっています。

ツィッターに精通するまでは、試運転と考え時候の挨拶などから始められてはいかがでしょうか。

無料版Webサイトの構築方法

独力でWordPressによるWebサイトを構築する例を6回にわたってまとめました。その概要を以下に記します。リンクを貼りましたのでご覧いたければありがたいです。

WordPress概要

WordPressとホームページ作成1 《ホームページやブログを取り巻く現状、Webサイト開発ツールの選択》

WordPressとホームページ作成2 《WordPressの概要、2種類のWordPressの違い、選択のために》

WordPressとホームページ作成3 《Webサイト構築ツールWebMatrixを用いて、WordPress.comによるサイトタイトル「NewSite」を実際に構築する》

WordPressとホームページ作成4 《WordPress.comの起動方法、WordPress.comによるWebサイトのカスタマイズ》

WordPressとホームページ作成5 《ホームページの肉付けとブログの充実》

WordPressとホームページ作成6 《Webサイト雑感》

太陽光利用

太陽光発電太陽光の利用を身近かに見ることができるようになりました。野原の中に、太陽光パネルが林立しているのに気がつき驚きました。

下図は太陽光を利用したシステムです。夜は太陽が沈んでいるので、他のエネルギーとの併用が一般的ですが、日中だけに限られる道路工事現場の信号機には最適でしょう。

太陽光利用システム

地球温暖化防止、資源の枯渇などの解決策として、自然エネルギーの利用は緊急の施策と言えますが、美観などを考慮することも大切なのではないだろうか。

畑や田んぼは四季折々に風景が変化するので、日々の暮らしに馴染んでいますが、ソーラーパネル群は固定映像で無味乾燥です。いたるところにその光景があふれたら、どんな感じを受けるか想像に難くありません。

柵・絵柄道路の柵に交通安全のスローガンや図を描いているように、あるいはナスカの地上絵のように美観を損なわないような配慮が必要になるでしょう。

発電効率を落とさずに、ペインティングして美的感覚を付加することができると思います。

小正月を祝う

ぶどう暮れから年初めにわたり慌ただしく過ごしました。かつて成人式はいつも15日でしたが、3連休になりやすいように法律が改正されてから、2~3日早く成人式の祝日が訪れます。

年初めの大正月に対して小正月は14~16日に小豆粥を食べる風習があります。

祝日が移動したり、エアコン、冷蔵庫の普及などで季節感がなくなり、昔からの様々な行事も少なくなりました。二十四節季のうち、今は第23の小寒です。20日ごろから始まる大寒で二十四節季は終わり、2月4日ごろから第1の立春で新しい二十四節季が始まります。 せめて、古き良き時代の歌に浸りたいものです。

八甲田山の雪

WordPressとホームページ作成6

【6回】:今どきのWebサイト

タイトルは今どきのWebサイトとしましたが、これまでに書ききれなかった事柄について整理していきます。

1.ホームページとブログ

かつて、ブログは行商、ホームページはお店という評価があり、潤沢な予算がなくてお店を持てない人がブログを開くというイメージがあったのですが、店舗無所有からスタートした通信販売サポート業者が隆盛を極めプロ野球球団を持つ企業が生まれている反面、駅前シャッター通りの増大も現実となっています。

商売は形ではなく内容です。ホームページとブログどっちがいいかというお話は、たいした意味を持ちません。世のためになる情報をどしどし発信しましょう。世界・地元

2.和風と洋風

縦書き・横書き 多くのソフトは外来です。日本語はそもそも、縦書きで右から左に流れます。対して洋式は横書きで左から右に流れます。

WordPressを始めたとき、文章で段落は一字あけるということがうまくいきませんでした。和式の「間(ま)」は洋風では表現が難しいように感じます。

プログラミング言語では、ワードとワードの間隔は1個でも4個のスペースでも同じ意味を持ちます。

WordPressで段落を付ける場合、段落というコマンドがありますが右図のように1行の空白行を利用することが多いです。横長の場合、1字の字下げでは迫力不足です。

3.味付け

こだわり調味料料理は素材が大切ですが、料理人の腕、調味料などが旨さに貢献します。Webサイトでも写真、画像、音声を付加すると魅力が増します。

テキストにおいても太字、斜字、サイズ変更、色を付けたりすると購読者の心を引きつけます。一つの方法が最高ということはありません。良いところを併用することが肝要です。

4.理解を深めるために

表現技術限られたスペースや時間でひとつのことをまとめるために、前提条件をつけて説明を加えました。

より良いサイトを完成させるためには、文章力、構成力などの他、表現技術が要求されます。編集作業には「ペイント」「ワード」「テキストエディタ」「ダウンロード」「インストール」「プログラミング」「ファイル拡張子」などに精通することが望ましいと言われますが、少しずつ身に付ければ良いのです。 グローバル世界

5.ユビキタス社会

ユビキタスという言葉はあまり使われなくなりましたがひと頃、予算獲得のために盛んに使われていました。ユビキタスとはいつでも、どこでも、誰でもコンピューターの支援が得られるような世界や概念を指します。

Webサイトの作成はどのパソコンでも、スマートフォンからでも、出張先でも現場でも、いつでも、誰でもが出来ることが望ましい姿と言えます。

6.Webサイトの更新

Webサイト更新頻度Webサイトを立ち上げても更新しないと閲覧者も増えず、信用が高まりません。

市町村合併が行われたのに前の住所だったり、携帯電話全盛の時代に市外局番号が未記入のサイトもまま見受けられます。一週間遅れの週刊誌を買う人はいません。SEO対策の上でも短い間隔での更新が望ましいです。


AppGrade

7.アップグレード

Webサイトを長く運営していると、容量が足りなくなることがあります。また、最新のプラグインツールを利用したい、独自ドメインで運用したい、広告をなくしたいという欲求にかられます。WordPress.comは実態に合った運営をするべく、運用サーバーの引越し、移籍をサポートしています。 ブログ-1

8.次回の予定

これまで「WordPressとホームページ作成」を6回掲載しました。述べたことはエッセンスそのもので、初心の方には理解にはほど遠いところもありますが基本的な知識があれば、予算をかけないで独力でWebサイトを立ち上げられるものと思います。

付随する情報はこれからも発信していきますので次回の予定はいまのところありません。よって「WordPressとホームページ作成」は一応の完結です。

WordPressとホームページ作成5

【5回】:ホームページの肉付けとブログの充実

前回は骨組みだけからなるサイトにテーマやヘッダーを追加して、必須の機能を織り込みました。今回はさらなる充実を目指します。

1.ホームページの肉付け

ホームページを肉付けするには固定ページを増やします。中規模の趣味のサークルとしてのホームページを想定し、次に示す固定ページを作成します。 固定ページ ①ホーム
②掲示板
③規約
④年間計画
⑤リンク集
⑥利用規定

以上の6ページから構成されるサイトを作ることにし、すでに2ページは作成済みなので、後の4ページを作成します。内容は仮のものです。

前回、説明したように、固定ページ-新規追加と進み、新規固定ページを追加の画面においてタイトル欄に「規約」と入力し、本文を作成します。規約のほか議事録などを載せる場合は、長いページになることを避け本文は投稿ページに掲載して、ここにはタイトルだけにしてすぐに本文を参照できるようにリンクを貼ると好感度が上がります。

規約

次に「年間計画」の固定ページを作ります。同様にタイトル欄と本文を作成します。

「リンク集」については、なるべく1ページに収まるように、数の多い組織などについてはリンク先を掲載したページにリンク(ページ内リンク)を貼り付けます。インターネットの時代といえどもクチコミや古くからの人間関係も大切です。同業者や似たものサークルにリンクを貼っておくといつかは役に立つことがあるかも知れません。



〇〇〇〇-1 〇〇〇〇-2 〇〇〇〇-3 〇〇〇〇-4 〇〇〇〇-5

上記の後の2つは20~30と数が多いので別ページに掲載する例です。

最後に「利用規定」の固定ページを作ります。ここには会員が投稿した文芸作品の著作権の帰属や参照手続きなどを掲載します。また会員以外から集めた個人情報の扱いなどについても述べることがあります。

上記手続きにより固定ページが6ページになり、ようやくホームページらしくなりました。へーダー画像の下に固定ページのメニューとリンク集のページを以下に示します。

FixPage

2.ブログを充実させる

ホームページはなんとか形になりましたので、投稿ページの扱いに進みます。人々の情報には個人の考え方、会社の経営方針、住所・電話番号など割と固定的なものも少なくありません。固定的な情報は固定ページに掲載して管理をしやすくしたり、経費削減に努めます。対して日々の情報は流動的に変わります。ホームページといえども変動する情報は投稿ページに載せ、動的に運営するようになってきました。ホームページよりブログの方がSEO対策として有利なことも定説となっています。これから時流に乗り遅れることなくブログ運営に乗り出しましょう。

1)カテゴリーを追加する

ブログの記事を書くにあたり、内容別に分類するためカテゴリーを追加します。種別はブログ運営者の好みで作成されます。記事が増えまとまりがなくならないようにカテゴリー別に分類します。今回は散歩、園芸、文芸、歴史、アドミニストレータ草庵としました。

ダッシュボード-投稿-カテゴリーと進み、新規カテゴリーを追加で名前や説明を入力し新規カテゴリーを追加をクリックします。5つのカテゴリーすべてを設定します。

2)記事を投稿する

ブログを書くということは、狭義的には記事を投稿すると同義です。まず周辺を散歩したときに感じたことを写真を交えて投稿します。ダッシュボード-投稿-新規追加と進み、新規投稿を追加でタイトルと本文を作成し、サイドメニューのカテゴリー欄の歴史にチェックマークを入れます。本文に写真や画像を入れる場合は、固定ページ作成に準じます。パーマリンクのアドレスが漢字でなく、アルファベットが望ましいと言われています。余裕ができたら見直しましょう。以下のような画面が出来上がりました。

道祖神・馬頭観音

次に園芸カテゴリーに皇帝ダリアが見事に花を咲かせて感動した記事を投稿します。道祖神の場合とほぼ同じですが、カテゴリーの園芸にチェックを入れます。投稿後の画面を以下に示します。

皇帝ダリア

次に散歩で見つけた景勝地の写真を投稿します。同様にダッシュボード-投稿-新規追加と進み、散歩カテゴリーにチェックを入れます。これで3つのカテゴリーに記事が投稿されました。サイドメニュー欄のカテゴリーが増えていることにご注目ください。

曲線美1曲線美2

記事を投稿する最終例として、カテゴリーがアドミニストレータ草庵の記事を投稿します。このカテゴリーは主に、ブログの運営者が書き込むことを想定した分野です。参考記事とウィジェット欄のカテゴリー項目がすべて出揃ったことを確認してください。

アドミニストレータ草庵

以上でWordPressの基本的な使い方の説明は終了します。

3.次回の予告

次回はこれまでに書ききれなかった事柄について整理していきます。

WordPressとホームページ作成4

【4回】:WordPress.comによるWebサイトのカスタマイズ

前回は、WebMatrixを用いてWordPress.comを立ち上げ、骨組み(スケルトン)だけのホームページを作成しました。ホームページをゼロから立ち上げるにはWebMatrixを利用するのが効果的です。しかし、記事の投稿や編集機能はWordPress自身も持っています。

今回は、WordPess.com独自の機能を使ってWebサイトをカスタマイズします。これらの利用方法はWordPress.orgとWordPress.comに共通していることが多いので、これからは単にWordPressと記します。

1.Webサイトの起動方法 Webサイトを起動するには、ブラウザのアドレス欄にURLアドレスを設定します。例えばaidesign77.wordpress.comをセットします。次に示すログイン画面が現れます。画像もなく骨組みだけの寂しいサイトです。この画面のショートカットを作っておきます。

自分のブログ4A

2.Webサイトのカスタマイズ方法 Webサイトのページを閲覧するにはトップページから様々なページを訪問することができますが、テーマ画面を定義したり、投稿ページや固定ページを作成するにはログインする必要がありますのでメタ情報メニューのログインボタンをクリックします。

dashboard

「ダッシュボード」という画面で、最初に「掲示板」という固定ページを作ります。掲示板はサークルならばサークル内の会員一同に知らせたい事柄を掲載します。固定ページ-新規追加と進み、タイトルに「掲示板」と設定し本文を作成します。

写真や図を挿入する場合は、挿入箇所にカーソルをセットし、メディアを追加-ファイルをアップロード-ファイルを選択-配置-リンク先-サイズなどを入力し、固定ページに挿入をクリックすると元のページに写真が表示されます。右の公開をクリックして終了です。

以下、全てに言えることですが次回からは更新と表示され、ページを変更したのに更新をクリックし忘れるとサーバーへの保存はされず、編集は反映されないのでご注意ください。 画像を追加する場合、設定するパラメータはたくさんありますが、中間的な値を仮に設定しておいて後で変更することが可能です。WordPressは編集が簡単でここらあたりが人気の原点かもしれません。

次に左Wマークの右のサイトのタイトルにカーソルを当て、ダッシュボード-外観-テーマと進みます。有料のテーマもありますが無料の「Twenty Ten」を有効化してみます。このテーマは2カラム右メニューと呼ばれますが、その他にも2カラム左メニュー、3カラム両メニューなど盛りだくさんのテーマが用意されています。 次に右サイドカラムのウィジェットエリア1にカレンダーの表示を設定します。外観-ウィジェットを指定し、利用できるウィジェットからカレンダーを選び、右のウィジェットエリア1の検索の上にコピーし保存します。

次に上図左上の楕円内のサイトタイトルを再びクリックして元の画面に戻ったら掲示板のメニューが追加されたことを確認しそれをクリックすれば、先ほど作成したページと右サイドバーにカレンダーが表示されたことを確認できます。

掲示板・カレンダー1 掲示板・カレンダー2

このWebサイトが起動した時に表示される「ホーム」ページが「見つかりません」という状況を改善します。それには新たな固定ページを作成します。前の掲示板作成と同様に「ぶらりわが町案内」という固定ページにします。

固定ページ-新規追加と進み、タイトルに「ぶらりわが町案内」と設定し本文を作成します。図を挿入するので挿入箇所にカーソルをセットし、メディアを追加-ファイルをアップロードなど前回と同様の操作をします。固定ページを表示するをクリックしてこのページを表示します。

BeautySpot

次にサイト管理をクリックし、固定ページを選び「紹介」ページを削除します。ついで「ぶらりわが町案内」をホームページにするべく、設定-表示設定をクリックしフロントページの表示において、固定ページを選択しフロントページの中からぶらりわが町案内を指定し、最下行の変更の保存をクリックして終了です。

トップページ変更

固定ページのメニューから「ぶらりわが町案内」が消え、「ホーム」を選択すれば「ぶらりわが町案内」のページが表示されます。

ぶらりわが町案内

設定方法を変えれば、ホームでなく、ぶらりわが町案内を固定ページのメニューに表示することも可能です。研究してください。最後にテーマ画面のヘッダー画像を変更し、右上のメッセージ「キャッチフレーズ」を設定します。まず、キャッチフレーズを設定します。ダッシュボード-設定-一般と選定し「一般設定」画面のキャッチフレーズ欄にサイトを表現するキャッチフレーズを指定します。

キャッチフレーズ

今度はヘッダー画像を変更します。外観-ヘッダー-自分のコンピューターから画像を選択-アップロード-変更を保存と指定します。

NewHeader

ホームという固定ページはサイトを訪問した時、最初に表示されます。よって、ここにはサイトを代表するページが表示されるように設定しましたが、ブログの性格が強いサイトではカテゴリー別に目次が表示されるように設定します。

3.補足説明 今回は構築中のホームページにログインして、最低限の機能を織り込んでみました。WordPressの素晴らしいところは、ログインパスワードさえわかれば、どこでもだれでもサイトを編集できることです。ホームページ管理支援ソフトがインストールされたパソコンに限定されるなどの制約がいっさいありません。

インターネットが使えれば出張先や現場で直接、編集しのちに落ち着いた場所で校正することが可能です。 4.次回の予定 今は固定ページが2ページだけで、投稿ページはゼロです。せめて固定ページが5~6ページになればホームページらしくなります。ホームページは時間が止まった感じでまさに固定ページです。

昨今では純粋なホームページははやらなくなりました。投稿ページで対応するブログは時間軸に沿って蓄積されます。次回は固定ページを増やすことと投稿ページを作ってブログ機能を網羅することにしましょう。