月別アーカイブ: 2022年7月

松ぼっくりの一生態

松の大木に白い小玉

最近、松の木に白っぽい小玉のようなものがたくさん付着しているのを発見しました。

長い人生で初めての経験であり不気味さもあって注意深く観察したことを記録に残します。

孵化する前のカマキリの卵が小枝についているのは子供のころ、何度か目にしたことがありました。

それよりも形は大きく色は白色、クリーム色、黄色に近く、しばらくして松くい虫の大発生が起きるのではと恐れおののきました。

また野鳥が恐ろしい病原菌を運んできて松の大木に付着させ残していったのではと心配もしました。

様子を見ること数日、色が緑色ならばと仮想すると松ぼっくりなのではと少し安堵しました。

私の郷では松ぼっくりを松かさと呼んでいて緑色の松ぼっくりならば記憶に残っていました。無条件に思い出される色は茶褐色です。緑色はほとんど忘れかけていました。

装飾品として自作する

数年前に治療を受けた歯医者さんの待合室には赤ちゃんの頭ほどの松ぼっくりが飾られていました。この時はその大きさに驚きました。

このたびは白っぽい色に驚かされました。ネット上を調べるとこの色から緑色に変わった時が食用に使われるそうです。

わが国では食用の習慣はないようですが食用にしている国もあるそうです。食するときは毒性もあるようですので料理法をマスターされますように!余談ですが受粉して実を付けるまで2年かかるそうです。

日程の決め方

事前準備

臨機応変

運動会、入学式、卒業式など行事をする上で大切なことは日程です。会場の準備など日時が決まらない事には何も始まらないのが現実です。

それが感染症の蔓延で催し物の開催が極端に少なくなっています。

準備に一年かけているので明日とか来週とか急に行うわけにはいきませんとの声があります。

状況適応能力

コロナの終息が不透明の中、完璧主義を貫くことは今、いやここ数年は難しいと思われます。臨機応変とは今のような状況に適用する言葉ではないでしょうか。

状況への適応力が試されています。できる範囲の中で制限付きながら物事を進めるのもその組織の実力といえます。

組織の大半が年金暮らしの人々なのに、まとめ役がまだ職を持っていて行事の日時がいつも土曜日曜に偏っていました。

土日は子育てに忙しい現役世代に譲歩して少ない予算で公共施設や宿泊所などを利用できる平日が高齢者には相応しい日程と考えられます。

昔からの方針を変えられないとの意見は少なくありませんが時代に沿った行動こそが肝要なのではなかろうか。

座して死を待つ

準備、手配、段取りなど必要ない行事もあります。年老いて振り返ったとき、頑張ったとの評価を得たいために先延ばしにするのは「座して死を待つ」に等しいです。

若き日の諸葛孔明

「平時と異なり難しい状況にあるのに、手をこまねくだけで何もしないのは滅びゆく態度」です。『座して死を待つよりは出て活路を見出さん』と三国志で知られる諸葛孔明は語っています。

お金持ちでやさしい爺やと婆やに囲まれ、諸事・雑事は書生や秘書とお手伝いさんがこなしてくれる家族でないならば、コロナの感染が下り坂、小康状態になった期を逃さず即決する勇気を人々が持たないといずれ先進国から転落することになるでしょう。久しぶりに自分へ激を飛ばしてみました。

実務経験なし

看護師を目指し専門機関で教育を受けで看護師になりますが、コロナが蔓延して実習を経ないで卒業し実務につくこともあるようです。緊急事態が長引いて緊急避難政策が通常のようになると弊害が出てきそうです。

『困ったときの神だのみ』と感染症の平癒を祈願するだけでは解決しません。実態にあった施策が望まれます。

ラブミーテンダー

やさしく愛して

『現し世は初夏から盛夏へ』と時は流れましたが2022年夏版、動く風物詩を改訂しました。しばらく待つと芭蕉の句がうっすらと現れます。BGM再生ボタン(▶)を押してください。

真夏に涼を呼ぶ

Chromeを起動したのに勝手にヤフーが立ち上がる

起きた遠因

Windows10において、ウェブブラウザはかなり前からGoogle Chromeを使っています。このような状況下の話です。

Chromeを起動したのに勝手にヤフーが立ち上がるのです。非常に困った体験を記録に残します。

ヤフーメールアドレスを取得しながら長期間、ヤフーメールを利用してなかったので「利用停止」になっていました。

ヤフーメールで送受信する必要性が生じたので「Yahoo Japan」を起動してメール利用再開手続きをしました。

そのとき、「Yahoo!JAPANに簡単アクセス」という甘い言葉に誘われて☑マークを入れてしまいました。

この操作はデスクトップ上に「Yahoo!JAPANにリンクするショートカット」が作られるものと勝手に思い込みました。そうしたら天地がひっくり返るような騒動が起きて復旧に丸々一日かかりました。

困ったことと試みた復旧策

一番困ったのはChromeを起動したのにヤフー検索が現れることです。

ここでChrome.exeを検索すればChromeが起動するので、まったくお手上げ現象ではありませんが不便この上ない状態です。

このような体験は多くの方が経験され、復旧策がサイト上に載っていますが、うまく復旧には至りませんでした。

そこで「システムの復元」を調べました。システムの復元はシステムに追加や削除する直前に復元用にバックアップを保存するものです。

システムの安定化を図るために自動で復元ポイントが作成されることがあり、今回は幸いにも数時間前にバックアップされたものが残っていました。

これを復元すると影響を受けるソフトを調べたらGoogle Chromeただひとつでした。なので迷わず、この復元ポイントを指定して復元を試みました。

うっかり組み込んだ拡張機能

結果はもっと悪くなり、デスクトップに作ったショートカットをクリックしてもだんまりになるばかりです。システム復元が時間単位の所要時間がかかります。費用対効果を考えると大きな落胆でした。

解決策

ここで9回裏の逆転さよならホームランのような解決策が見つかったのですが、すべてのケースに対応するかどうかわかりません。今回、たまたま成功したのかも知れません。

有望な操作かどうかの結論がでるまで1分とかかりません。

また、この操作による副作用はありませんのでまずは同じような体験をされたとき真っ先に確かめて損はありません。

操作は以下の通りです。

『chromeを起動-Google Chromeの設定(右上の縦…マークをクリック)-その他のツール-拡張機能-Yahoo! JAPANに簡単アクセス-スライドスイッチを左に寄せる-終了』

拡張機能を指定すると右下にスライドスイッチのあるメニューが複数個現れます。そのスイッチを左側に寄せて無効にすれば以前の状態に戻すことができます。

 

補足説明
気を付けよう甘い言葉と暗い夜道

上図に示したメニュー(Yahoo! JAPANに簡単アクセス)は最初から用意されているものではありません。

☑マークをいれた時に生成されたものと思われます。このメニューがない時は従来からの基本的な復旧策に頼るしかないでしょう。

 

涼を求めて

滝の裏側で涼む

この動画はフリーサイトからお借りしたものです。滝の裏側から思い切りダイビングは最高でしょう。ページの読み込み後、Videoが自動スタートします。video要素にmutedを指定してautoplayすれば自動スタートが唯一許されています。この仕様も長続きはせずに全面禁止になりそうです。

藤原忠良
正治初度百首より
【現代語訳】
夏深まった森林の下の薄暗い所を風がすぎてゆき、梢を渡る蜩(ひぐらし)の声がする
/*夏*/ /*深*/ /*き*/ /*杜*/ /*の*/ /*下*/ /*陰*/ /*風*/ /*す*/ /*ぎ*/ /*て*/ /*梢*/ /*を*/ /*わ*/ /*た*/ /*る*/ /*日*/ /*ぐ*/ /*ら*/ /*し*/ /*の*/ /*声*/ /*な*/ /*つ*/ /*ふ*/ /*か*/ /*も*/ /*り*/ /*し*/ /*た*/ /*か*/ /*げ*/ /*か*/ /*ぜ*/ /*こ*/ /*ず*/ /*え*/ /*ひ*/ /*こ*/ /*え*/

 

暑中見舞い2022

RESULT

/*暑*/ /*中*/ /*お*/ /*伺*/ /*い*/ /*申*/ /*し*/ /*上*/ /*げ*/ /*ま*/ /*す*/ /*令*/ /*和*/ /*四*/ /*年*/ /*盛*/ /*夏*/ /*□*/

涼感たっぷり

いつも当サイトを訪問していただきありがとうございます。コロナが収まらないのに記録的な猛暑に見舞われ踏んだり蹴ったりです。少しばかりですが涼が得られますように暑中お伺い申し上げます。

以前、かもメールなど暑中見舞い用ハガキが郵便局から販売されましたが今では景品の付かない夏用ハガキに名前を変えています。

ここではハガキを縦長に置き、毛筆で右から左に縦書きを模しています。背景や書体色は水色に近い涼しげな色を採用し、膨大なSVG Pathデータからなっています。

筆記体文字のPathデータを手作りすることは難解です。そこでInkscapeが吐き出したパスデータをLazyLinePainterを用いてサイン風に時間差表示データを作成しています。

2つのツールはフリーながら高い機能を有していますが、より深みのある作品に仕上げるには、SettimeoutやSVGについての知識を駆使して手を加えます。

作品の概要と利用法

平らなる天候を願ってのこの記事は2つのパートから構成されており、前半はハガキに毛筆体で手書き風に描画し、後半は風鈴の音色を聞きながら涼感に浸ります。風鈴の音色は2種、背景色は3種、短冊メッセージは5種類繰り返し表示されます。

ページの読み込みとともに挨拶文は描画開始されているので、最初から実行するには再ロードボタンをクリックします。

中間で一休みしますから後半部を動作させるには短冊をクリックします。

風鈴に注目すると、左右にひらひら揺れながら縦軸を中心に小さく回転する短冊は背景が透過されませんが、ガラスからなる風鈴本体は背景が透けて見えるように描画されます。それでは音声ボリュームを調整してどうぞお楽しみください。