月別アーカイブ: 2024年3月

動くメッセージ2024

大衆ゲームひとこと

以下に大衆ゲームについて語っています。私の感想にもとづくものです。

・麻雀

麻雀発祥の地は中国であり、その歴史は古く千年以上の歴史を持つ『マーチャオ(紙牌)』が発展したゲームです。マーチャオが改良され、今の麻雀牌の形になり世界に広まったようです。

愛好者はアジア圏だけでなく、英語圏でも多くいます。日本では役満のひとつを『緑一色』と呼んでいますが『オールグリーン』とも呼ばれて英語圏から我が国に逆輸入されたようです。

日本の麻雀人口は500万人弱であり2020年頃を底にここ数年、微増していることが驚きです。

・囲碁

囲碁の発祥地もインド・チベット・中国あたりのアジア圏という説が濃厚です。発祥の時期は数千年前であり、研究者によりそれぞれの内容になるでしょう。

麻雀や将棋に比べてルールも単純であり多くの国に伝播したことでしょう。わが国では平安貴族にいち早く普及し「源氏物語」の文学作品にも登場しています。徳川家康はプロ育成に貢献したと言われています。

・将棋

日本では平安時代の遺跡から『駒』が出土し古い歴史に彩りされています。駒に漢字が使われているので世界的な普及がイマイチになっていると感じています。
将棋に似たゲームにチェスがありますがルールはかなり異なっています。将棋には持ち駒というルールがありますがチェスにはこれがありません。

持ち駒とは直前まで敵であったメンバーが降伏すれば今までのことを水に流し味方に組み入れる方式です。

ゲームは戦いを具現化して平和的に娯楽化したものが多いです。古来の日本国内の戦いは部族間というより、共通の言葉を使う地域間の争いが多く、責任者が負けを認めた場合(多くは殿様の切腹で)はその部下を仲間に引き入れて戦力化を図ったのではないかと言われています。

言葉や習慣が異なる場合はハナから異分子との扱いをするチェスとは趣きを異にしています。

以下に大衆ゲームを動的に表現しコメントの補助情報としました。麻雀、囲碁、将棋、ナンバープレイスの遊びの参考になれば幸いです。

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ブログ今昔

体力の続く限り

ブログを始めてかなり経ちました。3日に一度の更新を掲げていましたが、今では無理な注文です。それでも気持ちを奮い立たせて続けています。

一方、ゲームは嫌いではなく、かつて、将棋、コントラクトブリッジなどを体験しました。最近は対戦でない熟達者のテレビ観戦も結構、楽しめます。ゲームは脳を活性化させるだけでなく文化として定着し源氏物語などの文学作品にも登場しています。

囲碁はほとんど体験したことがなかったので最近、初心者教室に通い始めました。

囲碁や将棋の途中図を写真に修め、ネット上のサイトに投稿すると現況や優劣をコメントしてくれるサイトがあるようです。

囲碁や将棋には定石・定跡があり、これを自分の懐に納め先人の知識を集大成し理解すると強くなると言われています。

ブログのコメント増加

自由な投稿は制御・管理が効かなくなりそうで当ブログでは認めておりません。当ブログへの参加はコメントしかありません。

コメントは公開の前にモデレーションというクッションが入るので炎上の心配が薄らぎます。そのぶん、自由闊達なデスカッションが疎外される恐れがあります。

コメントには極力、返事を差し上げるようにしていますがこれもかなわないことがあります。ご容赦ください。

囲碁上達への挑戦

芸術・技能・技術・スポーツなどの分野で名人、達人と呼ばれる人の作品を模倣したり、参考にして新しいことを成し遂げることは人類歴史が始まってから数知れず繰り返されてきました。文字が考案され記憶媒体が整ったころには、密かにあるいは公けに記録として保存されてきました。

 

囲碁や将棋には棋譜があり、そこには対局者や新聞社などに帰属した著作権が存在します。著作権が発生して一定期間が過ぎれば限定的ながら棋譜利用は認められているようです。もちろん、棋譜そのもので利益を得るような行為は著作権に抵触するでしょうが。

Result

囲碁において、高段者の指し手を繰り返し閲覧して頭にたたき込み高度な技術を修得すべく、実践的な53手までの模範布石を棋譜から再現しました。

 

メディア協同利用第2弾

静と動

動きのある事柄を一時的に静止し紙による説明は理解を深めることに大いに役立っています。ネットメディアが拡大した今では両者が協同する表現方法には眼を見張るものがあります。

囲碁シチョウの解説に協同利用

囲碁シチョウを解説するにあたり、紙面では囲碁盤の端まで追い詰めればシチョウが成功すると語るも途中までの解説で終わっています。また、追い込んだ先に相手の石があると失敗に終わるとも解説していますが、紙面上の制約から実際の動きを示していません。このような場合にはネットメディアによる表現は力強いです。

百聞は一見にしかず

電子媒体はサイズと価格が日に日に小に、容量は秒刻みで大になっています。一方、紙による表現は高齢者には親しみやすく捨てがたいですが、流れに逆らってことを進めるのは得策ではありません。このような時代には双方の「いいとこどり」をすると良いでしょう。

 

囲碁シチョウの説明に解説ソフトを作りました。今回はこれを動画に収録しましたので公開します。

嘆き

解説ソフトはHTMLで作りましたが、そのまま公開するには躊躇せざるを得ません。そのため、Rust言語を紐解いていますが難解で思うように進んでいません。とりあえずはできることから歩き出しています。

紙とNETメディアの協同

メディアの利用法

囲碁や将棋の上達には定石(囲碁)・定跡(将棋)の研究が欠かせません。定石・定跡には過去の実績が凝縮されています。

それでも最近のAIソフトには定石にこだわらない常識はずれのアドバイスをすることが知られています。これがプロの常識に衝撃を与えゲームの戦法に新機軸を開いています。

このような例は稀ですが熟達者の対戦譜を省みることは実力向上につながります。両者がどのような手順で勝ち負けに至ったかを記録した書類を棋譜と呼んでいます。棋譜があれば対戦を再現することができます。

ゲームの入門書は紙による手引書がほとんどです。紙ではゲームの展開の流れを克明に表現するには紙面上の限界があります。

これらの隙間を埋めるために、棋譜から指し手をゆっくり表現するツール(囲碁対局再現ソフト)を記述言語JavaScriptにて作りました。

インターネットでは音声を出力することは容易であり紙より高い臨場感を出すことができます。

碁石を打つ効果音は実態に近い音声がありますが、サイズの大きな音声ファイルを再生するにあたり、指し手が速くなるとスピードに付いて行けなくなり、サイズの小さいキーボード押下の効果音で代用しました。

今回は、吉原由香里監修「はじめての囲碁の教科書」から19路盤を用いた『基本的な展開と考え方』を参照して、囲碁高段者の指し手を眺めてみました。

囲碁の研究を始めて間もないですが、参考書として選んだ手引書は多色刷りで読みやすく初心者には大いに助かりました。大まかな流れを動画に収録したので発表します。

棋譜再現ソフトの特長

黒と白の対局者がどのような布石をたどって終局に至ったかを1手1手確認することができます。表示速度を自在に可変でき、あらかじめ停止するタイミング・位置をプリセットしておくと緊張局面で動作を停止させることができます。

対局した囲碁試合を棋譜に収録し後に検証・研究用として再現することができます。

RESULT