かつて、青春の巨匠と呼ばれた役者がおりました。今の韓流ドラマのように努力すれば報われ、みんながひたむきに理屈もこねずに地道に行動していた時代のヒーローです。忘れかけた気持ちを懐かしんで、朝まだき浜辺を散歩し動画に収録しました。ご覧ください。
月別アーカイブ: 2013年4月
百花繚乱
コンピュータ将棋の勝利
プロ棋士とコンピュータ将棋の戦い(電王戦)は3勝1敗1分でコンピュータ側の勝利で終結しました。下馬評からすると以外と思えるでしょう。タイトルホルダーが対戦しても結果は変わらなかったのではないでしょうか。
ニコニコ動画の実況中継ではハラハラドキドキしましたが、ツイッターでのコメントや試合後の記者会見では押しなべて敗北のA級棋士に対して厳しい意見でした。
コンピュータ技術ははどんどん進歩し、人間との力の差が開いて対等な勝負は無理と考えます。人間と機械が戦うのは不自然です。これから今回のようなルールでは常にコンピュータ側の勝利に帰するでしょう。
複数コンピュータからなる並列処理、大勢の技術者からなるコンピュータソフト開発チーム、棋士棋譜が公開なのにコンピュータソフト技術の非公開、記憶容量の増大、処理の高速化などコンピュータ側に有利な条件がそろい過ぎています。
これからは棋士とコンピュータが協同するなどの棋戦が展開されるのではないでしょうか。
2013-04-24追記、開発者の一員として情報工学者として著名な東大准教授田中哲朗氏らがいます。ソースコードとデータはオープンソースとして公開されています。
手づくり表札
表札は個人や会社の顔となる大切なものです。カタカナの会社名ならば文字シールをダイソーなどで2~3枚購入し郵便箱に貼り付ければそこそこの見栄えの表札が1000円以下で出来上がります。
木製表札を業者に依頼すれば数万円はするでしょう。重厚さがただよってきます。アルミ鋳物も存在感があります。当サイトは手づくりを楽しむことを標榜していますので、自作表札について語ります。
刺繍表札は手づくりも可能ですがデザインを製造元に送り作ってもらいます。個室のドアノブに掛けるお知らせグッズとして利用されています。
文字タイル表札も素材を購入し自作します。出来合いのものに飽き飽きした向きには面白いでしょう。
最後のラミネート製表札はインクジェットプリンタでカラー印刷し、紙の表面に透明なフィルムを貼って印刷物を保護し、美観を良くしたり、改竄を防止する目的で行われるラミネート加工する直前のデザイン図です。デラックス感はいまいちですが経費の割には上図のような複雑で色とりどりな絵柄を実現できます。
これを郵便箱や門柱に貼り付けて表札にします。防水効果は高くないので、デザインを変えて一定期間で交換するといいかも知れません。
商売で成功したら芸術性豊かな木製表札やアルミ鋳物に、発足時は手づくりした素朴なラミネート製表札もよいでしょう。
パソコンでBlu-rayDISCを作る
デジカメやスマホが進化してもデジタルデータはまだパソコンで集中管理しているのではないでしょうか。結婚式、卒業式、入学式などをビデオに納めユーチューブなどのクラウドを使って家族・知人に送るのがトレンドになっています。パソコンに精通した同居息子夫婦の世話になりたくないという頑固者に、DVDに焼いて送るためブルーレイDISK作成ソフト(multiAVCHD,ImgBurn)を利用してパソコンでオーサリング済みの書き込み用イメージファイル(○○○.m2ts)を作り、BDディスクを作成しましたが動作しませんでした。Blu-rayディスクをパソコンから取り外してブルーレイレコーダーに実装すると「未フォーマット:再生できません」、「カートリッジプロテクトを解除してください」のエラーが表示されてBDディスクは認識されませんでした。
紺屋の白袴、灯台下暗しでWindows7には「Windows DVD メーカー」があることを知らず2日間浪費しました。Windows DVD メーカーはWindows7に組み込まれており、スタート-すべてのプログラム-WindowsDVDメーカーにて起動できます。操作は簡単でWindows DVDメーカーでDVDを作成するなどを参考にすれば、容易にBlu-ray用ディスクを作成できます。自ら撮影した画像は著作権等の心配は少ないですが、購入したDVDには著作権がありダビング10(テン)などの仕組みについても配慮しましょう。
因みにDiscとDiskはどちらも使われます。Blu-ray DiscはBlu-ray Disc Associationの登録商標です。Blue Rayでないところがミソです。
プレッシャーに強いものが勝つ
将棋の電王戦で5戦目の最終局を残してコンピュータ側の2勝1敗1分以上が確定しました。人間側がよくて引き分けでいずれこうなると思っていましたが、早かったです。野球、相撲、ゲームなど格闘技の世界はメンタルな勝負と言われています。
機械は疲れたりいらだったりプレッシャーを感じることもありません。勝負事は集中力、精神力が求められます。悩みを抱えているとミスを誘発します。微差の戦いでは悩みがないほうが有利です。人間の記憶力に限界があるのに対して、機械にはサイズ、時間、原価などが存在しますが、技術は止めどもなく進歩します。勝負事は勝ったり負けたりでないと競技になりません。そのため、重量別、年齢別などハンディキャップを設けて微差になるようにルールを決めます。大差がつくような競技は長続きしません。棋戦において斬新な企画を待望します。
Androidアプリ進展
なんでも一通りの経験を積まないと事が成功しないことは以前にも述べましたが、アプリ開発で今回も3日ほど悩んで解決した事柄を記します。位置情報を求めるべくLocationManagerがサポートするgetLastKnownLocationやrequestLocationUpdates関数を呼び出すところで実行時エラーが起きます。最初は何が何やら不明でしたがエラー発生箇所を特定し、上記関数で異常終了していることを突き止めました。
LogCatのログメッセージに
AndroidRuntime(16524): FATAL EXCEPTION: main
java.lang.SecurityException: Requires ACCESS_FINE_LOCATION permission
の記述を見つけたので、permission指定が設定されていないことが原因と判明しました。多くの先駆者がデバイスアクセスを許可するため、AndroidManifest.xmlに
<uses-permission android:name=”android.permission.ACCESS_FINE_LOCATION” />
のような指定をすべきと教えてくれます。一旦、プロジェクトを閉じてテキストエディタでXMLファイルを編集し、再びプロジェクトを開いてビルドしてもXMLの編集効果はありませんでした。編集はパッケージエクスプローラからAndroid.XMLを選び、追加-Uses Permission-Nameと指定し、右端の▼をクリックして許可名を選択します。
要点はソースの修正などはテキストエディタでの変更が利くのに、XMLでは反映されないことがあるのでECLIPSEのツールによって修正したほうが無難ですということをお伝えします。
コンピュータ将棋ソフト
将棋棋士とコンピュータ将棋ソフトとの5試合が開催中で、すでに3戦が終了しプロ棋士が1勝2敗になっています。もうすぐ4戦目が行われます。
コンピュータの処理能力が年々向上しているのに加えて、プロ棋士の棋譜が公開されて事前に研究する機会がありコンピュータ将棋ソフトの研究が進み実力差が縮まってきています。
将来的には人間は機械に歯が立たないと考えます。残念ですが他の戦いから類推できます。石つぶてより弓、弓より鉄砲、鉄砲よりミサイルと高度な精密兵器が有利です。人間が作った機械に負けても人間の尊厳が薄らぐことはないので心配には及びません。
電王戦はプロ棋士とコンピュータ将棋ソフトとの戦いですが、新聞社後援の名人戦や竜王戦は予選を勝ち抜いた棋士同士が対戦します。一方、コンピュータ将棋ソフト同士が戦う世界コンピュータ将棋選手権があります。
いずれも他人や他のコンピュータが助言することは許されていません。機械と人間が協同して戦う試合はまだないようです。
車のF1レースは機械とチームを組んだ人間の総合力の戦いです。この方式をゲームで採用したらより白熱した戦いがみられるのではないでしょうか。新聞社などのスポンサーがつくかにかかっているのでしょうか。早い実現を希望します。
スマートフォン小考
スマートフォンの普及が本格化しました。これに対して携帯電話とノートパソコンの退潮が顕著になっています。ノートパソコンもその前はラップトップと言っていました。最近のA4,B5版タイプサイズよりはかなり大きく重たいものでひざ崩しパソコンと揶揄されていました。それがタブレット型ならばコンパクトでありノートパソコンとの機能差は少ないです。
タブレット型スマートフォンは画面がキーボードにもディスプレイにもなり、コストパフォーマンスに優れています。既に小学校の授業に多用されています。値段が安いので多数を用意しなければならない学校教育にはうってつけでしょう。残念なのはOSの更新が頻繁に行われるのに、OSのアップデートが容易でないことでしょう。
OSの更新、長持ちするバッテリィー、誰にでもソフトが開発できるなどの諸問題が解決されれば大ブレークすること間違いありません。ものづくりを標榜する一員として情報の受け手よりも発信する側に興味が湧きます。一周遅れながら、スマホ用ソフト開発法について情報を発信していきますので見守りいただきますようにお願いします。