起きた遠因
Windows10において、ウェブブラウザはかなり前からGoogle Chromeを使っています。このような状況下の話です。
Chromeを起動したのに勝手にヤフーが立ち上がるのです。非常に困った体験を記録に残します。
ヤフーメールアドレスを取得しながら長期間、ヤフーメールを利用してなかったので「利用停止」になっていました。
ヤフーメールで送受信する必要性が生じたので「Yahoo Japan」を起動してメール利用再開手続きをしました。
そのとき、「Yahoo!JAPANに簡単アクセス」という甘い言葉に誘われて☑マークを入れてしまいました。
この操作はデスクトップ上に「Yahoo!JAPANにリンクするショートカット」が作られるものと勝手に思い込みました。そうしたら天地がひっくり返るような騒動が起きて復旧に丸々一日かかりました。
困ったことと試みた復旧策
一番困ったのはChromeを起動したのにヤフー検索が現れることです。
ここでChrome.exeを検索すればChromeが起動するので、まったくお手上げ現象ではありませんが不便この上ない状態です。
このような体験は多くの方が経験され、復旧策がサイト上に載っていますが、うまく復旧には至りませんでした。
そこで「システムの復元」を調べました。システムの復元はシステムに追加や削除する直前に復元用にバックアップを保存するものです。
システムの安定化を図るために自動で復元ポイントが作成されることがあり、今回は幸いにも数時間前にバックアップされたものが残っていました。
これを復元すると影響を受けるソフトを調べたらGoogle Chromeただひとつでした。なので迷わず、この復元ポイントを指定して復元を試みました。
うっかり組み込んだ拡張機能
結果はもっと悪くなり、デスクトップに作ったショートカットをクリックしてもだんまりになるばかりです。システム復元が時間単位の所要時間がかかります。費用対効果を考えると大きな落胆でした。
解決策
ここで9回裏の逆転さよならホームランのような解決策が見つかったのですが、すべてのケースに対応するかどうかわかりません。今回、たまたま成功したのかも知れません。
有望な操作かどうかの結論がでるまで1分とかかりません。
また、この操作による副作用はありませんのでまずは同じような体験をされたとき真っ先に確かめて損はありません。
操作は以下の通りです。
『chromeを起動-Google Chromeの設定(右上の縦…マークをクリック)-その他のツール-拡張機能-Yahoo! JAPANに簡単アクセス-スライドスイッチを左に寄せる-終了』
拡張機能を指定すると右下にスライドスイッチのあるメニューが複数個現れます。そのスイッチを左側に寄せて無効にすれば以前の状態に戻すことができます。
補足説明
気を付けよう甘い言葉と暗い夜道
上図に示したメニュー(Yahoo! JAPANに簡単アクセス)は最初から用意されているものではありません。
☑マークをいれた時に生成されたものと思われます。このメニューがない時は従来からの基本的な復旧策に頼るしかないでしょう。