ものづくりに想いを巡らすものとして永久機関があります。化石燃料、電気、ガスエネルギーで走る自動車で燃費を下げることが命題になっています。それがゼロになったらバンバンザイです。13世紀あたりから様々な研究があったようです。以下に浮力を用いた永久機関を示します。
左図の巨大なバスタブの横壁にボールが通過する穴をあけ、ボールが通過したあとは素早く水がもれないように工夫されています。いつも2つのボールが水槽にあり、その浮力で紐は反時計方向に永久に回り続けるという永久機関だそうです。
右図も同様に浮力により滑車が永久的に時計方向に回転すると信じられています。回転する力を電気エネルギーに変えれば原発問題や地球温暖化が解決するかもしれませんが、そうはいかないようです。
下のボールが水槽に入るには浮力に相当する力が必要だからです。差し引きゼロになりそうです。
何の努力もせずに、楽して、リスクなしに、他人まかせで、寝ていてお金儲けはできないようです。利殖話の勧誘電話がかかってきたら冷静に対応しましょう。