テレビやプレゼンにおいてフリップに付箋紙をかぶせて最初は見えないようにする手法があります。注意力を引き付けておいて強い印象を与えるために利用しています。
このように最終結果が表示されればOKというより、過程が重要なことも多々あります。
Javaでプログラミングするにあたり、ダイナマイトの導火線が燃え移るあり様を描画したいと考えていましたがようやく、その方法が見つかりました。
Javaはオブジェクト指向言語であり、Cなどのように操作手順に重きを置かず操作対象に注目します。イベントを活用した多くの解説書が出版されていますので省略します。
導火線が燃え移るあり様を表示するこれまでとこれからの方法を図にまとめました。
描画する処理はいずれのプロセスも関数が実行しますが、Cでは多くの場合、実行を依頼したらその場所で動作完了まで待つ同期処理ですが、Javaでは依頼を受け付けたことを報告するだけで待たされることはなく非同期に実行されます。
そのため、途中状態は表示されず、最終結果が描画されるだけです。めくりフリップで付箋紙を貼り忘れた状態です。時間差を付けて表示するにはJavaではコールバック機能の仕組みを利用します。詳細な報告は次の機会に発表されることでしょう。