平準化政策
我が国の製品は品質が高止まりに安定傾向にあると言われています。あるとき、100円均一ショップでサインペンを買ったところ、新品なのに、さんざん書き古したごとく書けないことがありました。made in CXXの輸入品でした。店員はよくあるのか、丁重にお詫びの後、他のものと交換してくれました。
日本では、人件費が高いせいか大量生産品が出回っています。半完成品やキット商品はほとんどありません。貧しかったころから国のリーダーが長年、人並みの生活を目指し国民を鼓舞してきた政策の表れとも言えるでしょう。
手編みのセーター
文化が爛熟期に近くなるほど、ありふれた大量品に飽き飽きするのが普通のように感じますが、我が国ではなかなか、そのような兆しがありません。
それでもクリスマスのプレゼントに手編みのセーターを贈る乙女がいると信じたいです。それと同じ趣旨で、世界に二つとない多目的時計を作って、憧れのマドンナにプレゼントしませんか。そのサンプルを示します。
笑福ちゃん時計の概要
この時計は日頃、思い切ったメッセージを伝えられずにいる人への記念日のプレゼントを想定して作ったものです。例えば、誕生日とか入試合格祝いに贈るものです。市販品は恐らく出回ってなく、正当な見積もりにより算定すると数十万円にもなろうというレアものと言えます。
誕生日や合格祝いの期日が近づくとイベントを盛り上げるために、カウントダウンが始まります。そして定刻になったら、ショパン作曲の「小犬のワルツ」が流れるなか、思いっきりメッセージを伝えます。
その後、3種の記念写真がフェードインしながら描画されます。サプライズの儀式が終わって、この後、一時間ごとに世界遺産や名所旧跡の写真が表示され、デジタル・アナログのハイブリッド多目的時計に戻ります。
左上の円がcoral(サンゴ)色からcornsilk(トウモロコシ)色に変わっていれば、時計中央の背景画像を変更することができます。クリックするたびに更新され、12回で一巡します。
手作りの薦め
文化は模倣から始まり、進化・発展しながらオリジナルなものに進むと言われています。
ビトンやグッチの高級カバンに執着して身に着ける人も多いですが、ハリウッドスターは日本のカバン職人に数百万円もの大枚を用意して、特注品を注文するという話を聞きました。
多目的時計をプレゼントしてもどの程度、評価されるかは保証の限りではありません。その責任は一切、負えません。見向きもされなかったら、生まれてくるのが早かったとか民度が思ったほど高くないからなどと嘆いて自負心を満足させましょう。
再読み込みボタンをクリックし、先頭から再実行してください。ブラウザGoogle ChromeとOperaで動作します。3分間、閲覧し続ければ、必ずサプライズが起きます。