日本30景バージョンアップ
日本30景を案内するにあたり、趣きのあるBGMが流れるなか、観光地を地図上に表示しました。そして、デジタル時計には個別の背景色を付けました。また、主なモダンブラウザ(Chrome, opera, firefox, edge, ie11)で動作するように、自動案内を止め案内スタートボタンをクリックして観光地のアナウンスに進むように改訂しました。いきさつは詩人・杜甫のブラウザの改訂による変更をご覧ください。
寺院の呼称は様々
仏教の寺院は寛永寺のように寺号で呼ばれます。その他に東叡山という山号を持っいます。東叡山寛永寺より上野の山の寛永寺が聞き慣れています。
一方、成田山新勝寺は山号を省略しないことが習わしです。
東京都台東区浅草(あさくさ)にある浅草寺(せんそうじ)は金龍山(きんりゅうざん)という山号がありますが、金龍山浅草寺とは呼ばず山号を省略して浅草寺と呼ばれています。
また、数は多くありませんが知恩院のように院号でよばれることもあります。院は皇族が門跡となっている寺院に許された呼称で華頂山知恩教院大谷寺(知恩院)や高尾山薬王院(有喜寺)があります。
その他、寺院や関連する建物に堂、閣、坊、庵、亭、殿の付くものが多いです。金色堂、今日庵、清涼殿、冷泉家時雨亭、起雲閣、海宴坊などがあります。
今回、日本30景として金龍山浅草寺と音羽山清水寺を取り上げているので山号・寺号・院号に触れてみました。
おまけ
寺院や地名を英語表記しましたが、曖昧さが入っています。富士山はMt. Fujiが通例ですが大山はMt. OhyamaあるいはMt. Daisenが一般的です。Mt. OhあるいはMt. Daiとは表現しません。
平安神宮はHeian-jingu Shrineですが、南禅寺はNenzen-ji Templeになるようです。
決して、月山をMt. Gatsuと表記しないでください。英語表記には観光庁の多言語対応ガイドラインにみる固有名詞の表記方法10のポイントが参考になります。