日別アーカイブ: 2019-05-31

初夏2019

初夏の到来

猛烈な暑さの後ですが、本日はしのぎやすい陽気です。季節はめぐり明日は6月です。夏は来ぬの童謡を載せました。歌詞、曲ともに著作権保護期間が過ぎています。保護期間が著作権者の死後50年から70年に変更されましたがこの辺りは不明です。

著作権をクリアするとなるとやはり古い歌になります。そうすると歌詞の内容が文語調だったりしてかなを振らないと読めないところがあります。幼少のころをしのんでお楽しみください。

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開始
参照音楽:音楽研究所
©TacM,2019 Ver0.01
 『夏は来ぬ』作詞-佐佐木 信綱   作曲-小山 作之助

 夏は来ぬ

はなの、にお垣根かきね
時鳥ホトトギスはや来鳴きなきて
忍音しのびねもらす、なつ

さみだれの、そそぐ山田やまだ
早乙女さおとめが、裳裾もすそぬらして
玉苗植たまなえううる、なつ

たちばなの、かおるのきばの
窓近まどちかく、蛍飛ほたるとびかい
おこたりいさむる、なつ

おうちちる、かわべの宿やど
門遠かどとおく、水鶏クイナこえして
夕月ゆうづきすずしき、なつ

五月さつきやみ蛍飛ほたるとびかい
水鶏クイナ花咲はなさきて
早苗さなええわたすなつ
参照写真:『坂元の棚田』ニッポン旅マガジン

棚田とは

『白米千枚田(しろよねせんまいだ)』、石川県観光連盟

上の写真は観光地として名高い棚田(たなだ)です。棚田とは山の傾斜地に階段状に作られた水田をいいますが階段状の畑は段々畑(だんだんばたけ)と称します。

稲作としての水田は一定期間、水を保有するために水平な耕作地にしなければなりません。なだらかな坂状の土地では水を貯めることが難しいのです。

一つの水田では耕作面積が小さく、多くの水田からなる棚田は千枚田と称され観光名所の一つになっています。稲作の結果としての造形ですが、非日常の自然美は心を癒してくれます。