ブラウザとは
ブラウザとはホームページやブログを見るときに使うソフトウェアです。情報検索のときも利用します。
一般大衆がパソコンを使い始めたときはインターネットエクスプローラーがとびぬけた存在でしたが、今ではもっと優秀なブラウザがごまんとあります。
今やウェブ上の表現は多彩を極め動きのあるものが多くなり、遅れて出てきたモダーンブラウザ(chrome, firefox, opera, edge, safariなど)を使うように変化しています。
インターネットエクスプローラー(IEと略記)は時代に取り残されたところがあります。モダーンブラウザで表現する記事をこのたび制作しましたが難解な文法エラーが起きIEに助けられました。今回はちょっぴりIEを弁護する話です。
HTMLの解析に従順
HTMLとはホームページやブログを表現するための言語です。これまでの言語は音楽を鳴らしたり、動画を表示するには不向きです。HTMLで記述された文言(もんごん)を電子ファイルに収め解釈することによってホームページが表示されるのです。
ブラウザは規則的な文字列を解析して表現者の思いを具現化しますが、文字列の解析時、決められた法則に則っているかを調査することを文法チェックと呼んでいます。
文法解析はブラウザによって様々です。明らかにセミコロンが欠落していると思われる個所では、それを補ってエラーとしないブラウザもあります。
IEはモダーンブラウザに較べてサポートしている機能が少なく、全体的に見劣りしているというのが公平な評価だと感じますが、文法チェックは懇切丁寧であり今回の特集になりました。
IEの文法チェックは優秀
記事を公開する前にテスト環境で十分な動作確認がされます。問題がないと判断したところで公開しますが思い通りの表現にならないことはしばしばです。テスト版を修正していないのに文法エラーになることもあります。これは公開環境の文法チェックに厳密性があるからでしょう。
下の例はIEによるセミコロンの欠落検出例です。SCRIPT1004はエラーメッセージであり解析者は’;’を期待した、つまり、❙部分にセミコロン不足を示唆しています。
文法チェックやエラーメッセージの出力形式はどのブラウザでも似たり寄ったりですが、IEでは詳細に表示します。これでエラーの原因を突き止めることができ、何度も助けられました。
文法エラーで困ったときはインターネットエクスプローラーで確認しましょう。
ブラウザへの要望
主なブラウザが出そろったのにブラウザコードなるものが整理されていないように思われます。銀行コードはきちんとコード化されています。
閲覧しているブラウザが何かを判別するには複雑な手順が必要です。巷に公開されている判別方法は便宜的なものです。こんなに利用されている分野でまだ未整理とは驚きです。