切り換えと進歩性
人間、変化に対応できなくなると退化が始まります。その点、主婦はたくましさを発揮します。新しいスーパーができればいつものスーパーを棚上げして出かけます。不祥事を起した会社の製品は敬遠したり行動力があります。
他の商品に較べ、コンピュータを取り巻く環境は意外と保守的で進歩的とは言えません。パソコンメーカーは数多くありますが中核となるソフトであるOS(Operating System)は2つしかありません。携帯電話番号はやっとポータビリティが確立され、メーカーを切り換えても同じ電話番号を継続できるようになりました。
生活の必需品
円滑な日常生活を送るためにメールアドレスを登録することが当たり前の時代になりました。プロバイダーを変更するとドメインが変わるので、一大事件です。理想を言えば、プロバイダーを変更してもメールアドレスはそのまま継続利用できることが望ましいです。
このたび、ちょっとした理由でプロバイダーを変更したところ、ユーザー登録情報を30ほど変更しました。この経験からして、宅配便の追跡、電化製品の問い合わせ、通販購入用アドレスなどをGmail、Yahoo!メール、Windows Live Hotmailにしておけば変更手続きは激減したはずでした。メールソフトを使わず、ブラウザを使ってメールの送信・受信を行うWebメールはプロバイダーに依存しません。
難解な変更手続き
連絡先の変更をするのは大変です。変更中は新旧の2つのアドレスが有効でないと変更ができないサイトがかなり(約50%)ありました。
金融機関の登録情報変更などは慎重を期すため、やむを得ぬ手続きと思われます。この条件は重たく変更手続きを難解にしています。
簡便な変更手続き
連絡を遮断したいときはアドレスを変更するのが良い方法です。この場合と逆行しますが、メールアドレスが変わったことをある機関に届け出し、旧アドレスの削除後にメールが届かなくなったら送信先でその機関に登録されているかどうかを問い合わせ、変更の登録がなされていれば新アドレスに切り替える手続きを自動的に行ってもらいたいです。
メルマガを送信してもらえるように登録している方は大勢おられます。ぜひ、簡便な切り換えシステムを構築して欲しいものです。
上記のようなシステムが運用され、メールによるストーカー行為の対策のためにアドレスの変更をした場合には、①メールアドレス変更を届ける行動をしなければ問題ありません。