今回はお世話になっている「ECLIPSE」について語ります。ソフトウェア開発にはECLIPSEが必須です。ECLIPSEとは辞書をひくと日食、月食の他、最後の方に競争相手をしのぐ、顔色をなからしめるとあり、そのことを期待して名づけられたものと思われます。コンピュータ世界におけるECLIPSEは『統合開発環境』を意味します。イクリプスと発音され、IBMによって開発された統合開発環境(IDE)の一つです。ソフトウェアを開発するには、次のような作業の繰り返しになります。
コンピュータの黎明期から数十年はそれぞれ独立したツールでしたが、開発効率の向上を目指してそれらの機能が一体となった統合開発環境が構築されました。
ECLIPSEにはバージョンごとにコードネームがあり、アルファベット順に天体、天文にまつわる名前をつけることになっています。最近では、Galileo、Helios、Indigo、Juno、Keplerまでリリースされていて、次はLunaの予定です。Androidアプリ開発ではHeliosから関わっていて、先日、Keplerをインストールしたばかりです。これに似た方式でAndroidのOSにもコードネームがあり、Froyo、Gingerbread、Honeycomb、Icecream Sandwich、Jelly Bean、KitKatなどとお菓子の名前になっています。