ギリギリ品質
過剰品質の対語はわかりませんのでとりあえず、ギリギリ品質としました。経済成長が進んでこれでもかというほど高い品質の商品が現れました。
親子孫と何代にもわたって利用できる木工製品は秀逸です。人間工学的に十分に配慮された製品は成熟した社会になじんでいます。
側溝の蓋の騒音
農業用水や人手の少ないところではまったく問題のない事柄ですが、都市部の用水や側溝蓋の騒音で悩まされています。用水のフタの上を歩いて突然、カタッと大きな音がしてビックリした経験があります。まさにギリギリ品質そのものといったところ。
側溝は1mにも満たない幅がほとんどですが、2~3mほどになると蓋をして歩道にすることは有用な使い道です。
側溝はなぜか蓋付きで落ちふた式が多く採用されています。フタはコンクリート、鉄製で頑丈さでは申し分ないですが音で迷惑がられています。
チューブやゴムクッションで音を和らげているところもありますが、距離のある側溝では材料不足になります。
繁盛している店の前には店の負担で音が出ないように手を打っているところもあります。
側溝や用水は地方自治体の管理下がほとんどです。人口密集地では音がでないようにすべきでしょう。音を出す側は経験で音の発生を推定できるのでびっくりしませんが、近隣者はびっくりします。
過剰品質で高い負担を背負わされている一方、低品質で我慢を強いられているケースがあとを絶ちません。十分な品質が保たれてこそ先進国といえるのではないだろうか。
高品質商品は何処に
30~40年前ですが、風呂に入りながらテレビを見る商品のコマーシャルを見たことがありました。大衆がこのような商品を購入するかと危ぶんでいましたが、要のないものは心配することもないと思って気に掛けませんでした。その後、どうなったかはわかりません。
メロディーロード
アスファルトやコンクリート舗装の道路上に切り込んだ溝と、車が通過するときのタイヤの接触で音楽を奏でるようです。
https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cc-whatis-melody-road/, チューリッヒ保険会社よりあるテレビ番組で自転車でも鳴るんだよとけしかけられて走ったところ鳴りませんでした。