はじめに
あみだくじは当初、パソコンで動作するEXEタイプのアプリケーションをC言語で記述し発表しました。次にスマホで動作するAndroidアプリを開発して発表しました。
今回はパソコン、スマホ、タブレットで動作するウェブ上で動作するあみだくじを引くゲームをJavaScriptを用いて作成しました。ブログの利用規定をお読みいただいて無料でお使いください。あみだくじの由来や作成法については「あみだくじ作成法」をご覧ください。では取り扱い法を示します。
あみだくじの概要
ウェブサイトで動作するあみだくじです。動作画面は次の図に示すように、参加人数を設定するページとくじ引き結果を表示するページがあります。くじを引く前にくじ引き結果の使い方を取り決める必要がありますが、くじ引き参加人数を設定するだけというシンプルさが特徴です。
あみだくじの構成
あみだくじは3つの要素から成り立っています。
①あみだくじを引く
あみだくじを起動するページで参加人数を設定します。
②阿弥陀(Lottery)
あみだくじを実際に作成し実行結果を描画するページです。
③あみだくじを引く取り扱い説明書
あみだくじを引くため、取り扱い方法について記載された本ドキュメントです。
このくじはシンプルさが目玉であり、当たり人数や当たり先を設定しません。参加者の人数のみ入力します。くじは制御ソフトが自動的に引き、乱数を使って処理しますので毎回、異なる結果になります。参加者名を入力しないので、整理番号で管理されます。罰任務や褒賞はくじを引く前に参加者の間で決めておきます。
利用方法
①ブラウザでJavaScriptを有効にします。あなたのブラウザでJavaScriptを有効にする方法を参考にして設定しますが、すでに有効になっている場合が多いです。
②起動ページはあみだくじを引くです。
③参加者のIDを決定します。受け付け順、出席番号の若い順、年齢順、背の高さ順、名簿順、住所が北の順などで0から始まる連番です。出席番号の場合、欠番や不参加に留意ください。
④参加者を3~16の範囲で設定します。
・任務(ミッション)や褒賞の当たり先を決定します。例として大当たりはA、当たりはCなどとです。
・たとえば、12名の参加者を4人ずつ3チームに分ける場合、ABCD、EFGH、IJKLとグループ化すると決めてからくじを引きます。
・オレンジボタンをクリックするとあみだくじがすぐに描画されます。全員がそろってからクリックしたほうが公平です。
・クリックのタイミングは乱数を使うため結果への影響は皆無に近いです。
⑤あみだくじ参加人数を設定のオレンジボタンをクリックします。
⑥阿弥陀画面への移行を確認し、ファンファーレが鳴るまで待ちます。
⑦ファンファーレが鳴ったらあみだくじ上部の参加者番号や下部のくじ記号を見て結果を確認します。
⑧「前のページに戻る」をクリックすれば、参加者人数を変更してくじ引きを再実行できます。
⑨あみだくじを引くや阿弥陀をウィジェット欄のカレンダーあるいはサイト内検索から起動した場合、ヘッダータイトルにカーソルを当てクリックし選択を確定してください。ブラウザの仕様でカレンダーや検索からの起動では、複数記事が対象になることがあるため、ヘッダータイトルがクリックされるまで半確定状態です。半確定のままでは正常動作にならないことがあります。
⑩「あみだくじを引く」を経由せずにいきなり「阿弥陀」を呼び出しても、参加人数が不明であるため実行することはできません。
⑪「阿弥陀」から「あみだくじを引く」に戻ると《直前のくじ引き結果》が表示されます。画面の小さなスマートフォンではこの方が見やすいです。
利用例
①スピーチの発表順を決める
②合コンの席順を決める
③チーム分けをする
④部屋決めする
⑤掃除当番などの任務を割り振る
⑥焼肉パーティーの準備に用いる
⑦役員を選出する
⑧車の運転順番を決める
進行度
①ブラウザはインターネットエクスプローラとグーグルクロームで動作確認済みです。順次、他のブラウザを確認します。
②スマホでの動作確認はこれからです。
③16名を超える参加者のくじ引きは将来、別の方式にて発表されます。
まとめ
動作の確認については、環境構築が多岐にわたるため時間がかかります。よって多くのコメントをお待ちいたします。
あみだくじを引くに進みます。