階級固定社会

活気社会

適材適所、適者生存、優勝劣敗など努力した者が報われる世情は活気があると言われています。一方、親の七光り、世襲制度、縁故採用、格差社会からは閉塞感が漂ってきます。がんじがらめの固定社会に魅力はありません。


 日本テレビ「スッキリ」より

親の人生が固定的に子に引き継がれて良くも悪くも親ガチャな状態はそんなに面白味がありません。ただ、思い通りに進まないとき、八つ当たり的に自分の環境や生い立ちにこだわるのはどうでしょうか。

変化に富む社会

ここ30年間の日本の給与はほとんど上がっていません。大企業・中小企業の内部留保がかなり高く、主要先進国や近隣諸国の平均賃金、可処分所得が上がっているのに一人負けの有様です。

日本全体が老舗志向になり精進することもなく、永遠にトップランナーを続けられると勘違いしているかのようです。


30年間のG7諸国の平均賃金(出所OECD)

トップを風よけに使ってひたすら2番手で進み、機を見てトップに躍り出ようとする作戦が蔓延しています。

冒険、新機軸、技術革新に心を寄せる組織があまりにも少なくなっているのは残念です。

大きな組織ほどこの傾向が強いのではないだろうか。

ベンチャー企業は今いずこです。

金属疲労、勤続疲労は避けられません。広い意味の投資を怠り、先人の遺産を消費するだけでは先細りが待っていることでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください