借りた本に加筆は止めよう

マーク入れるなら自分の本に

他人から借りた本に自分の考えと意に沿わないから加筆する人がいます。また、明らかに誤植と判断してわざわざ、Xを付記して訂正しているのを見かけたことがありますが、本の最後まで読まないと分からないものもあると思います。

これは出版側の問題ですが、自分の出身地を悪く書いている場合には?を付けたり週刊誌のクイズ欄に回答を記入する人もいます。

SNSの光と影
この気持ちは理解できますが個人的発言に一々関わっていては身が持ちません。

一部のみを切り取って総意とかけ離れた論旨に導くような世情にも責任があるでしょう。

SNSによる匿名での誹謗中傷が後を絶ちません。江戸時代では実名でお上を批判すると令状もなしに自身番にしょっ引かれる恐れがあったので、皮肉・風刺・あざけりを込めて落首(らくしゅ)として立て札で発表しました。

これは弱い者いじめに対する強者への抗議でいまでいうSNSの巧妙な利用方法でした。後世にまで残っているのは多くの人から共感を得ているからです。

最近のSNSではちょっともたげた杭を打たんがために、強いものが弱いものに当てつけしているように感じます。個人的な妬みやっかみをSNSに持ち込むのはいかがなものでしょう。

あまりに腹がたったら神や仏でもないのに何様のつもりと矛を収めるしかありません。国民的作家の受け売りですが「お釈迦さんですら自分の法は滅びるだろう」と予言されたと語っています。完全なものはめったにないようです。

明るい図書館

今では市立図書館がほとんどの市で運営されています。高度成長以前では公共の施設といえども貧弱なものが多く中身は充実しているとは言い難かったです。

アリバイづくりのようにただあれば他県や他市との比較で顔が立つというほどでした。サービスも低く祝日は休館日でした。今のように祝日の後に代休という制度にはなっていませんでした。

いっとき住んでいた市には県立図書館と市立図書館があって重宝に利用させてもらいました。ただ、図書館への思いは複雑です。

図書館職員になるには図書館司書という資格が必要で、大学や短大で必要な科目の単位を取ることのようです。

図書館司書の資格取得を目指すにはその他の方法もあるようですが大学で単位を取るというエスカレーター式が「急がば回れ」でしょう。

様々な図書館を使わせていただきましたが、図書館の雰囲気は様々です。太陽光を入れると本が傷みやすいのでしょうか。

もっと明るくしてほしいです。それと発展途上国のスローガンのような張り紙が多いです。利用者に箍(たが)をはめるだけの張り紙は簡単には評価できないたたずまい・風情・ムードを悪くします。

飛び切りの帽子を被っておしゃれしたつもりがへんてこな靴を履いて台無しにならないようにお願いします。

http://livedoor.blogimg.jp/nmi0066h/imgs/0/1/01fb66c5.png から

再び加筆のこと

一番多い加筆は熟語に傍線を引く行為で、自分が想定した漢字と違うと感じているようです。

たとえ間違っていてもそれを含めての表現ですし、重箱の隅をほじくる行為に似ています。納得いかないのならば自分で良いものを発表するしかありません。

ほどほどにしないと世間を狭くすることでしょう。

 

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