統計開始以来初
この度、台風14号が台風に関する統計を取り始めて、福岡県に初上陸したことをニュースで知りました。
台風の通り道を考えるとき、福岡県の前に、佐賀県と長崎県があり福岡県に直接、台風が上陸することはこれまでなかったようです。
同様に京都府、まして富山県に上陸することは確率上、きわめて低いと考えられます。岩手県ですら2016年8月にやっと、台風10号が上陸しました。
今回、福岡県に上陸する前に壱岐の南を通ったようですが、壱岐の真上を通ったら壱岐は長崎県であり上陸地は長崎県となり福岡県に再上陸と言いそうですが島の場合、上陸とは言わず「壱岐を通過」と言います。
今回は南を通ったのでややこしくならずよかったと思っています。
同様に、台風が「行政区分が東京都八丈町、車の登録ナンバーが品川の八丈島を通過」しても「東京都に上陸」したとは言いません。
京都府はともかく、富山県に上陸することはこれからも恐らくないでしょう。
福岡県のイメージ
![](https://www.vissenburg.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/205-2.png)
「学塾ヴィッセンブルク」から引用
![](https://www.vissenburg.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/205-2.png)
福岡県から遠く離れたところで生まれ育った人間には福岡県のイメージは薄いです。
九州と言えば、江戸時代の国際貿易や蘭方医学で栄えた長崎の方が親しみが湧きます。
長崎・平戸は16世紀後半に開かれたのに対して、福岡・大宰府は900年も前の7世紀後半に防人(さきもり)の中心地になっています。
大げさに言えば、福岡県は国際日本の発祥地とも言えそうです。