使い勝手
oneDriveを積極的に使い始めて3ヶ月が経ちました。OneDrive(ワンドライブ)は、Microsoft社が提供している無料の「オンラインストレージ」であり、情報の保存場所は、インターネット上にあります。使っていて気づいたことを記録に残します。
家族などの小グループで情報の共有化を図りながらネットワークを構成するには、従来からのホームグループによる管理が望ましいです。一方、一人で複数のパソコンやスマホでファイル共有化を進めるには、oneDriveが効果的です。
作業形態はさまざまです。出先ではスマホ、家庭ではノートパソコンという形態があります。
家庭でも書斎ではデスクトップパソコン、炬燵に入りながらの作業はノートパソコンというスタイルがあります。
同一アカウントながら、異なるパソコンで一つのファイルを編集するにはoneDriveをお薦めします。
留意点
Windows8.1ではoneDriveはオンラインストレージ上にメモリ本体があり、パソコン上にはファイルを代表するわずかな情報が記録されていました。Windows10ではパソコン上にも同一の情報が記録されるように変更されました。
2つの情報が即刻、同一内容になるのではなく、同期という処理によって統一されます。ファイルが編集されるとまず、パソコン上のファイルが更新され、その後、同期対象になっていれば、速やかにオンラインストレージ上の本体ファイルが更新されると思われます。
速やかにという基準は経験からするとかなり曖昧です。無料版oneDriveの容量は5GBであり、残容量が少なくなって大きめのファイルを同期させようとしてもなかなか完了しないことがあります。
同期がとれにくくなるのはoneDriveの残容量が小さいときであり、十分な容量を残しておきましょう。一般に容量は逼迫し、有料版を繰り返し薦められます。固定的なデータは外付けドライブに移動した方が無難です。