概要
ラジオ、テレビ、新聞、雑誌の4大媒体はインターネットに押され、広告収入が横ばいないし微減傾向にあり、かつての勢いをなくしつつあります。若者はテレビから離れてスマホに流れ、高齢者は耳が遠くなり、目が弱り小さな字が読みにくくなって4大媒体の衰退に輪をかけています。
4大媒体とインターネットの年別広告費
媒体 2011 2012 2013 単位:億円,電通(日本の広告)を参照
①新聞 5,900 6,242 6,170
③ラジオ 1,247 1,246 1,243
④テレビ 17,237 17,757 17,913
⑤インターネット 8,062 8,680 9,381
ラジコツール
パソコンでストリーム放送サービスが開始され、ラジオを聴きながら業務をこなせるようになって久しいですが、運用方式は民放とNHKでは少し違うようです。民放では多くの《サポートアプリ》、NHKでは《らじるらじる》にて聴くことができます。
今までMuRadikoを使って民放とNHKの双方を聴いていましたが最近、NHKを聴くことができなくなったので、radikoガジェットとらじるらじるを使い分けて聴いていましたが、民放からNHKに切り替えたり、その逆の場合には面倒な思いをしていました。
今は民放とNHKの両方を聴くことができるRadiko Playerを利用しています。そのほか、ラジオ番組が表示されるものもあり選ぶのに苦労するほどです。
近々、AMラジオはFMでも同じ内容が流されるようになります。AMは高齢者、FMは若者という大雑把な区別は実態に合わなくなります。
AM、FM、インターネットで聴くことができるサイマル放送(ストリーム放送)と色とりどりです。
新ツールを望む
近年、各家庭にはパソコンが常備され、そのほとんどが無線LANをサポートしています。そうするとスマホをWi-Fiでつないで利用できるのでストリーム放送を固定通信費で聴くことができます。また、機種変更で不要になったスマホを有効利用する道が開けます。
FM文字多重放送が終了し、ラジオを聴くだけならばバッテリーを消費する画面は必要でなく、かつてのガラパゴス携帯相当品で十分です。Wi-Fiにつないで購入額3千円程度でラジオを聴くことができるスマホは出来ないものでしょうか。
まとめ
Wi-Fiは数十メートルの有効聴取範囲があり大豪邸でもない限り、スマホでラジオを聴きながら家の周りの作業をすることが可能になります。
これまでひたすら高機能商品を開発目標にしてきましたがここら辺で限定機能商品に切り替えてもよいころです。
まず、購入者の意識の変化が必要でしょう。