令和元年の幕開け


穀雨(こくう)

穀雨は二十四節気のひとつであり新暦では4/20~5/4頃、天からの贈り物の雨が、農作物にしっとりと降り注ぐ候です。

新しい元号を祝って、万葉集から年が改まるにあたっての願望の歌を参照しました。

【現代語訳】

年が改まって 新春を迎えたなら

鶯(うぐいす)よ、真っ先にわが家の庭先で鳴いてくれ

あらたまの

 年行としゆかえ

  春立はるたたば

まづわがやどに

 うぐひすは

  『万葉集』 巻二〇|四四九〇 大伴家持