書体を考える

書体を考えよう

情報端末機の検索で新しい情報を入手するときには気にとめない事柄に書体があります。しかし、自ら情報を発信するときは書体を考えてみましょう。

新聞や多くの人々に配布する書類では、見出しはゴシック体、本文は明朝体が使われています。今では印刷所を介して書類を作ることはほとんどありません。多くはPC、スマホ、タブレットなどを用いた電子メディアによる配布が多くなっています。電子メディアによる表現は見出し、本文を問わず書体はゴシック体が使われています。

紙に印刷して配布するときは何でもかんでもゴシック体は違和感がありますので、腰を落として考えてみませんか。

以上のことに配慮するとき、フォントという用語にも注意を払ってください。株式会社モリサワ『フォント用語集』を参照して書体とフォントの特徴を浮彫りにしました。

書体とは(無指定)

共通した表情をもつ文字の集まりのことです。「リュウミン」「新ゴ」など、共通のコンセプトによってつくられたものをさし、それぞれ「明朝体」「ゴシック体」のように大きく分類することができます。

フォントとは(無指定)

「フォント」は、現在ではデジタル化した書体のことを指します。もともとは、同じサイズ、同じデザインのひと揃いの欧文活字を指していた言葉で、書体情報がデジタル化されるようになってからは、組版に利用できる共通のデザインのひと揃いの文字の集まりのことを「フォント」と呼ぶことが多くなりました。

フォントとは(明朝体)

「フォント」は、現在ではデジタル化した書体のことを指します。もともとは、同じサイズ、同じデザインのひと揃いの欧文活字を指していた言葉で、書体情報がデジタル化されるようになってからは、組版に利用できる共通のデザインのひと揃いの文字の集まりのことを「フォント」と呼ぶことが多くなりました。

印刷するときには

電子メディアの書類をそのまま印刷すると全文、力強さにあふれています。毎日365日、盆と正月の雰囲気、ハイテンションで暮らすようなものです。

沖縄から北海道まで自転車で駆け巡るテレビ番組があります。楽しんで観ています。視聴者からの投稿手紙を紹介するコーナーで一部が大写しになりました。

全文、ゴシック体による文面は、かなりの違和感がありました。手書きから情報端末に切り替えたときに、このことに気づかないとそのまま、継続されることになります。一度、考えてみましょう。

書類を作るに当たり、どの書体が望ましいかは伝わるデザイン』にて懇切丁寧な説明を載せています。参考になります。上の図を参照させていただきました。

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