【6回】:今どきのWebサイト
タイトルは今どきのWebサイトとしましたが、これまでに書ききれなかった事柄について整理していきます。
1.ホームページとブログ
かつて、ブログは行商、ホームページはお店という評価があり、潤沢な予算がなくてお店を持てない人がブログを開くというイメージがあったのですが、店舗無所有からスタートした通信販売サポート業者が隆盛を極めプロ野球球団を持つ企業が生まれている反面、駅前シャッター通りの増大も現実となっています。
商売は形ではなく内容です。ホームページとブログどっちがいいかというお話は、たいした意味を持ちません。世のためになる情報をどしどし発信しましょう。
2.和風と洋風
多くのソフトは外来です。日本語はそもそも、縦書きで右から左に流れます。対して洋式は横書きで左から右に流れます。
WordPressを始めたとき、文章で段落は一字あけるということがうまくいきませんでした。和式の「間(ま)」は洋風では表現が難しいように感じます。
プログラミング言語では、ワードとワードの間隔は1個でも4個のスペースでも同じ意味を持ちます。
WordPressで段落を付ける場合、段落というコマンドがありますが右図のように1行の空白行を利用することが多いです。横長の場合、1字の字下げでは迫力不足です。
3.味付け
料理は素材が大切ですが、料理人の腕、調味料などが旨さに貢献します。Webサイトでも写真、画像、音声を付加すると魅力が増します。
テキストにおいても太字、斜字、サイズ変更、色を付けたりすると購読者の心を引きつけます。一つの方法が最高ということはありません。良いところを併用することが肝要です。
4.理解を深めるために
限られたスペースや時間でひとつのことをまとめるために、前提条件をつけて説明を加えました。
より良いサイトを完成させるためには、文章力、構成力などの他、表現技術が要求されます。編集作業には「ペイント」「ワード」「テキストエディタ」「ダウンロード」「インストール」「プログラミング」「ファイル拡張子」などに精通することが望ましいと言われますが、少しずつ身に付ければ良いのです。
5.ユビキタス社会
ユビキタスという言葉はあまり使われなくなりましたがひと頃、予算獲得のために盛んに使われていました。ユビキタスとはいつでも、どこでも、誰でもコンピューターの支援が得られるような世界や概念を指します。
Webサイトの作成はどのパソコンでも、スマートフォンからでも、出張先でも現場でも、いつでも、誰でもが出来ることが望ましい姿と言えます。
6.Webサイトの更新
Webサイトを立ち上げても更新しないと閲覧者も増えず、信用が高まりません。
市町村合併が行われたのに前の住所だったり、携帯電話全盛の時代に市外局番号が未記入のサイトもまま見受けられます。一週間遅れの週刊誌を買う人はいません。SEO対策の上でも短い間隔での更新が望ましいです。
7.アップグレード
Webサイトを長く運営していると、容量が足りなくなることがあります。また、最新のプラグインツールを利用したい、独自ドメインで運用したい、広告をなくしたいという欲求にかられます。WordPress.comは実態に合った運営をするべく、運用サーバーの引越し、移籍をサポートしています。
8.次回の予定
これまで「WordPressとホームページ作成」を6回掲載しました。述べたことはエッセンスそのもので、初心の方には理解にはほど遠いところもありますが基本的な知識があれば、予算をかけないで独力でWebサイトを立ち上げられるものと思います。
付随する情報はこれからも発信していきますので次回の予定はいまのところありません。よって「WordPressとホームページ作成」は一応の完結です。